-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
悔やみきれない
-
1:
貴晃 ◆fnkquv7jY2
俺には恋愛というモノがよく解らなかった。
「好き」という感情も。
女に対して全くってくらい興味がなかった。
俺が16の時ホストの世界に足を踏み入れたのは
別にそこまで深い意味はなかった。
ただ酒が好きで、飲んで金がもらえる。
それでよかった。自分次第で収入も膨らむ。2005-10-28 13:36:00 -
141:
貴晃 ◆fnkquv7jY2
なんだか急にすごく恥ずかしくなった。
こんなの俺じゃない。俺はこんなキャラじゃないはずなのに…。
由里は俺の頭を撫でながら
「ごめんね。いろいろあって携帯放置してた。もう携帯繋がるからまたいつでも連絡してきて?」
と 優しく微笑んでいた。2005-12-14 03:29:00 -
142:
貴晃 ◆fnkquv7jY2
どうしてこの女は人の心を掴むのがこんなに上手なんだろうか。
きっと無意識なんだろうけど
俺は見事に由里に引き込まれていく。
それが怖くてその日からいつもわざと少しだけ距離を置いていた。2005-12-15 15:27:00 -
143:
貴晃 ◆fnkquv7jY2
なぁ由里。
あの時に俺がもっとしっかりしてれば
お前をもっともっと幸せに出来たかな。
ただ怖かっただけなんだ。傷付くのが。素直になるのが。
悔しかっただけなんだ。いつからか好きになりすぎて−2005-12-15 15:30:00 -
144:
貴晃 ◆fnkquv7jY2
「優也くんにもよろしく伝えといてね^^」
そう言って由里はまた帰ろうとした。
俺はもうひとつどうしても由里に聞きたい事があった。
由里が優也に言った「大切な人。」
一体誰なんだろう…2005-12-15 15:32:00 -
145:
貴晃 ◆fnkquv7jY2
だけど聞いちゃいけない気がした。
自分が傷付いてしまうような気がした。
だからそのまま由里を見送って仕事に戻った。
なんとも言えない複雑な気持ちだった。
でもとりあえず安心した。由里にまた会えて。2005-12-15 15:35:00 -
146:
ゅな☆
この小説好きL1*(♪^U^♪)*頑張って完結さ?てネン(o^皿^o)
2005-12-17 18:18:00 -
147:
貴晃 ◆fnkquv7jY2
>>153サン
嬉しいお言葉本当にありがとうございます^^
すごく励みになります!!
頑張って完結まで更新していきます。2005-12-18 22:14:00 -
148:
貴晃 ◆fnkquv7jY2
その日は仕事から帰るなり俺は優也の部屋へ向かった。
最近落ち込んでいて仕事も休み勝ちだった優也に
由里が来た事を一番に報告したかった。
優也は俺の話を聞いてすごくホッとしたような
嬉しそうな表情だった。2005-12-18 22:17:00 -
149:
貴晃 ◆fnkquv7jY2
「よかった…由里ちゃん元気そうやった…?」
「うん。怪我もちゃんと治ってたで!優也くんにもよろしくって笑ってた。」
「ほんまによかった…」
少し涙目になりながらも優也の顔はどこか緩んでいる。
なんか微笑ましく思えた。2005-12-18 22:20:00 -
150:
貴晃 ◆fnkquv7jY2
「あ!それと由里に聞いたけど彼氏なんて居ないっつってたぞ??」
「マジで?!」
「うん。彼氏居たら夜の仕事なんてしないっつってた。」
「…確かにそれもそーかな…なんか安心した…っつーか貴晃そのネックレス…」
俺はハッとした。由里に貰ったお揃いのネックレスが俺の胸元で無駄に輝いていた。2005-12-18 22:30:00