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悔やみきれない
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						1:貴晃 ◆fnkquv7jY2 俺には恋愛というモノがよく解らなかった。 
 「好き」という感情も。
 女に対して全くってくらい興味がなかった。
 俺が16の時ホストの世界に足を踏み入れたのは
 別にそこまで深い意味はなかった。
 ただ酒が好きで、飲んで金がもらえる。
 それでよかった。自分次第で収入も膨らむ。2005-10-28 13:36:00
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						51:貴晃 ◆fnkquv7jY2 「ほんと来てくれてありがと!また連絡する!」 
 いつも通り1Fまでエレベーターに乗って由里を見送った。
 なんだか俺は由里の事を客の一人として見てしまいそうな気がしていた。
 でもただの客ではない。なんか気になる女。2005-11-14 02:33:00
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						52:貴晃 ◆fnkquv7jY2 その2日後。俺の店「WISH」のオープンの日だった。 
 オープンを祝って俺の前の店での馴染みの客もたくさん駆けつけてくれた。
 俺は心のどこかで由里が来てくれる事を祈っていた。
 うまく言えないけど、由里に誰より祝って欲しいと秘かに思っていた。
 だけど由里の姿が現れない。2005-11-14 02:38:00
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						53:貴晃 ◆fnkquv7jY2 俺は少し落胆して裏口で由里にこっそり電話をかけてみる事にした。 
 「はい…」
 眠そうな如何にも寝起きの声で由里が電話に出る。
 「今日俺の店オープンしたよ。」
 ほんとは「来て欲しい」と言いたかったけど
 由里には営業だと思われたくないからそれだけ伝えた。2005-11-14 02:41:00
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						54:貴晃 ◆fnkquv7jY2 「あ!そっかぁ!今日オープンの日だよね!おめでとう!!また行くから。」 
 (オープンの日忘れてたんや…)
 自分勝手だけど少しショックだった。
 でも由里の口から「おめでとう」って言葉を聞けて誰に言われるよりも嬉しかった。2005-11-14 02:43:00
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						55:貴晃 ◆fnkquv7jY2 その次の日。連絡もなくオープンの時間と同時に突然由里が店へ来た。絵梨佳と一緒だった。 
 店のドアが開いた瞬間に俺は由里が来た事にビックリして、そして嬉しかった。
 「由里ちゃん来てくれたんや!!」
 「うん。ちゃんとお祝いしないとね!!^^」
 なんだか由里が来てくれただけで充分嬉しかった。2005-11-14 03:05:00
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						56:貴晃 ◆fnkquv7jY2 由里と絵梨佳を席に案内する。 
 「キレイなお店だね^^準備とかホント大変だったでしょ?お疲れ様。代表なんだからいろいろ苦労すると思うけど頑張ってね??」
 由里にそう言われて思わず
 「ありがとう」と俺は笑顔になった。2005-11-21 09:39:00
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						57:貴晃 ◆fnkquv7jY2 俺の店WISHのオープン時の従業員はみんな俺がスカウトで集めた奴ばかりだった。 
 もちろんホストという仕事が初めてな奴も居た。
 俺は当時一緒に同居していた親友の優也もスカウトをした。
 優也は迷わずにオッケーしてくれた。
 そんな優也と由里は今日が初対面だった。2005-11-21 09:45:00
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						58:貴晃 ◆fnkquv7jY2 「由里ちゃん。紹介する。こいつ今俺と一緒に住んでる親友の優也。」 
 「初めまして^^由里です。優也くん?よろしくね。」
 俺は何故か解らないけど、由里にも優也と仲良くなって欲しかった。
 由里が愛想よく挨拶したにも関わらず、優也は無言で真顔のままだった。
 由里の事を真っ直ぐに見ている。2005-11-21 09:48:00
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						59:貴晃 ◆fnkquv7jY2 俺は少し驚いて 
 「おい!優也…?何ボーっとしてんだよ!」とつっこんでいた。
 優也は我に返って
 「あ!優也です…よろしく…」
 と小さな声で言った。2005-11-21 09:50:00
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						60:貴晃 ◆fnkquv7jY2 優也は言っちゃ悪いが女癖が悪い方で、軽い男だ。 
 女好きだし、人見知りもしない。誰とでもすぐに仲良くなれる。
 なのにその優也が恥ずかしそうにしている…
 すごく驚いた。由里と絵梨佳は不思議そうに俺達を見て首を傾げていた。
 「なんかテンション低いよー?!せっかく来たんだから楽しませてよー?」2005-11-21 09:53:00
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						62:貴晃 ◆fnkquv7jY2 絵梨佳にそう言われて 
 「そうだよ楽しもうね♪あたしドンペリ飲みたいー!お祝いもしたいし^^」
 由里が俺達に向かって笑顔で言う。
 (え…?!いきなりドンペリ?!マジで言ってんの…?)
 俺は驚きの連続でなんだか戸惑うばかりだった。2005-11-21 09:56:00
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						63:貴晃 ◆fnkquv7jY2 とりあえず「じゃぁドンペリ何色がいい…?」と 
 恐る恐る聞いてみる。
 「もちろんゴールドで!!」
 由里が目を大きく見開いて笑顔で言う。
 (は?!マジで…?!由里そんな金あんのか?!こないだ俺に財布買ってくれたばっかなのに…)2005-11-21 09:59:00
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						64:貴晃 ◆fnkquv7jY2 「いやそんな無理しなくていーって!!」 
 俺は何故か焦っていた。普段の俺なら喜んで笑顔で「ありがとうございます」って言うけど…
 由里に無理をして欲しくないって思っていた。
 この時点でもう俺は既に由里に惹かれていたんだろう。
 「全然無理なんてしてないから!!ゴールド飲んでみたいだけだもん♪」2005-11-21 10:02:00
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						65:貴晃 ◆fnkquv7jY2 由里は半ば強制的だった。俺はすごく嬉しかったけれど同時に複雑だった。 
 その時は(由里ちゃんと金払えんのかな…?)っていう不安もあった。
 「3番テーブル!由里ちゃん&絵梨佳ちゃんからドンペリゴールド頂きましたあああ!」
 「あざーす!!!」
 従業員全員の元気な声が店に響く。2005-11-21 10:09:00
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						66:貴晃 ◆fnkquv7jY2 俺はとりあえず焦りを隠して代表としての威厳を保とうと必死だった。 
 従業員全員でのシャンパンコール。
 由里と絵梨佳は初めてシャンパンコールを聞いたみたいで
 とても楽しそうに満面の笑顔だった。
 優也は相変わらずなんだか様子がおかしかった。2005-11-21 10:14:00
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						67:貴晃 ◆fnkquv7jY2 シャンパンコールが終わって従業員達は俺が仕込んだ得意のおねだり。 
 「姫様方、俺シャンパンが飲み足りないっすー♪」
 俺は内心イライラしていた。(由里に営業かけんな)って心の中で従業員に叫んでいた。
 でも俺が教えた事だ…そんな事口にすれば変に思われるのは解っている。
 由里は素直というか純粋というか…2005-11-23 12:04:00
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						68:貴晃 ◆fnkquv7jY2 「え?まだ飲みたいの??じゃぁもう1本いっとく?^^」 
 従業員に向かって笑顔で言う。
 もう俺は唖然とするしかなかった。
 1本30万のシャンパンを「もう1本」とサラッと言ってのけた由里に。
 由里は今、ただのホステスに過ぎない。普通のラウンジで働いている。2005-11-23 12:06:00
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						69:貴晃 ◆fnkquv7jY2 ましてやこの間まで普通の昼職だったのに。 
 30万とかきっとホステスの1か月分の給料くらいだ。
 1か月毎日夜働いてやっと稼げる額だろう。
 結局由里はこの日ドンペリのゴールドを3本も卸した。
 俺はただただ圧倒されていた。会計102万円。2005-11-23 12:12:00
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						71:貴晃 ◆fnkquv7jY2 会計は全額由里が支払っていた。 
 (ほんとに払えるのか…?)そんな俺の不安が吹き飛ぶほど
 由里のバッグの中からは数え切れない程の札束が出て来た。
 俺の見えた限りでは100万の束があと6束ほどはあった。
 (なんでそんなに金持ってんだよ…?!)2005-11-23 12:16:00
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						72:貴晃 ◆fnkquv7jY2 不思議で不思議で仕方がなかった。 
 (そんだけ金あるなら働く必要ないじゃん…贅沢しなければ暫く遊んで暮らせるのに…)
 俺らしくないけど理由が気になって仕方なかった。
 他人に滅多に興味を抱かない筈の俺は見事に由里に興味を抱いていた。
 由里と絵梨佳を見送りに出した後、優也を店の裏に呼んだ。2005-11-23 12:19:00
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						73:貴晃 ◆fnkquv7jY2 「お前なんか可笑しいぞ?!ずっと上の空でボーっとしててお前らしくない。仕事中なんだからもっとケジメ付けろ!」 
 思わず優也に怒鳴った。…にも関わらず未だ優也は上の空だ。
 「おい…!いい加減にしろ!しっかりしろよ!」
 「惚れた…」
 「は?!」2005-11-23 12:23:00
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						74:貴晃 ◆fnkquv7jY2 「俺由里ちゃんに一目惚れしたっぽい…やべーこんなん初めてや…」 
 (は?!あの優也が一目惚れ?!女なんて穴があれば誰でもいいみたいな優也が…?)
 絶句した。というより何故かすごく焦ってきた。
 「アイツは俺のだから手出すな!!」
 俺は咄嗟に優也の胸ぐらを掴んで怒鳴っていた。2005-11-23 12:26:00
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						75:貴晃 ◆fnkquv7jY2 優「は?!お前由里ちゃんの事好きなの?!」 
 俺「…いや…そんなんじゃねーよ…」
 優「じゃぁ俺に協力してくれや!太い客だしお前が手放したくねーのも解るけどさ。俺本気やから。」
 俺「いやとにかく由里は諦めてくれ!」
 優「なんでだよ?!別にお前の女じゃねーだろ!?」2005-11-23 12:31:00
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						76:貴晃 ◆fnkquv7jY2 止まらない言い争い。今にも殴り合いになりそうな雰囲気に慌てて従業員達が止めに入る。 
 (仕事中なのに俺なんでこんなに取り乱してんだ…かっこわりぃ…)
 我に返って気を取り直して仕事を続けた。
 優也とはその日気まずいままだった。
 なんだか由里と知り合ってから調子を狂わされてばかりだ…。2005-11-23 12:35:00
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						77:貴晃 ◆fnkquv7jY2 仕事が終わっていつもは一緒に住んでいる優也と一緒にタクシーで帰るが 
 この日は別々に帰った。優也と喧嘩なんていつぶりだろう。
 優也とは幼稚園から一緒だった。幼なじみでもあり一番の親友。
 (めんどくせぇな…でも謝る気はしねぇ…)
 イライラしながら家に着いた。2005-11-30 17:02:00
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						78:貴晃 ◆fnkquv7jY2 未だ優也は帰ってないみたいだった。 
 俺は少し安心した後、思い出した様に由里にメールを送った。
 「今日は来てくれてほんとにありがとう!かなり楽しかった!!」
 …由里からの返信は一向に来ない。
 (もう寝てんのかな…それともメール無視されたのかな…)2005-11-30 17:06:00
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						79:貴晃 ◆fnkquv7jY2 ますますイライラする。 
 こんな些細な事で不安になるなんて今まで一度もなかった。
 気付けば由里に電話をかけていた。
 由里は眠そうな声で電話に出た。
 「あーごめん寝てたぁ…仕事おつかれさまっ♪」2005-11-30 17:08:00
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						80:貴晃 ◆fnkquv7jY2 (なんでこいつはこんな可愛い声してんだー) 
 思わず俺の顔が緩んだ。
 「いーよ^^でもほんと今日は嬉しかった!!」
 そんな話をしていると玄関のドアが開く音がする。
 (優也が帰ってきた…!気まずい…)2005-11-30 17:10:00
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						81:貴晃 ◆fnkquv7jY2 優也の足音が俺の部屋まで近付いてくる。 
 コンコンッ 「貴晃、ちょっといーか?」
 ドアをノックされて俺は慌てて由里との電話を切った。
 「何?」ふてくされた顔で俺はドアを開いた。
 「さっきの話の続きなんだけど。」2005-11-30 17:13:00
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						82:貴晃 ◆fnkquv7jY2 「あー何?」 
 「俺には正直に言えよ?お前は由里ちゃんの事好きなんじゃねーの?」
 「…」
 優也に改めてそう聞かれて何も答えられずに俺黙ってしまった。
 好きとかそういう感情がよく解らなかった俺にとって「好きだ」なんて口にした事もない言葉。2005-11-30 17:15:00
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						83:貴晃 ◆fnkquv7jY2 「好き…ではない。でもなんか他の女と違う。気になるっつーか…」 
 そう答えるのが精一杯だった。
 「お前そういうのを好きっつーんだよ!」
 優也は呆れたように苦笑い。
 「俺もさ、一目惚れとか初めてだし、そりゃ由里ちゃんの内面はまだよく知らねーけど、本気で頑張ってみようって思ってんだ。」2005-11-30 17:18:00
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						84:貴晃 ◆fnkquv7jY2 「うん…そっか。悪かったな店で思わず怒鳴っちまって。」 
 「俺は諦めないから。でもお前がライバルじゃちょっとキツイなー笑」
 (ライバル…?俺と優也が…?)
 なんだかよく状況が把握出来ていない俺は
 「いや俺はお前と競う気ねーから!」と言った。2005-11-30 17:21:00
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						85:貴晃 ◆fnkquv7jY2 「いやいやちゃんと話聞いてる?貴晃はさっき店で俺に「アイツは俺のだから手出すな」って怒鳴ったんだぞ?それって完璧惚れてるって事じゃん。そして俺も由里ちゃんに惚れてる。お互い引く気ねーならライバルじゃん!笑」 
 優也に笑いながらそう言われて
 俺はまだ腑に落ちなかったが「そっか…」とだけ言った。
 「お互い容赦なしな!そうと決まったら俺に由里ちゃんの番号教えてくれよ♪」2005-11-30 17:25:00
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						86:貴晃 ◆fnkquv7jY2 「は…?!それは嫌や。そんなん直接聞け!」 
 「それもそーか…。わりーわりー^^」
 いつの間には優也とは仲直り出来ていた。
 でも複雑だ。これから優也と由里を巡ってのライバルになる…?
 俺は本当に由里に惚れてんのか…?まだハッキリ好きだと言える程ではないのに。2005-11-30 17:29:00
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						87:名無しさん 続きめっちゃ気になる? 2005-11-30 17:45:00
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						89:貴晃 ◆fnkquv7jY2 それから由里は週に1〜2回ペースで俺の店へ来るようになった。 
 でも酒はたまにしか飲まずにソフトドリンクだけ飲んでいた。
 いつしか由里は俺の休憩席になっていた。
 優也は由里が来る度に俺のヘルプに着こうとする。
 自分の口座の客が来ても由里の席に着きたがる。2005-12-03 14:33:00
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						90:貴晃 ◆fnkquv7jY2 俺は我慢の限界が来てまた優也と喧嘩になった。 
 俺が他の客に着いている間に優也は由里の番号を聞き出せたらしく
 有頂天になっていた。
 それもなんだか俺の勘に触った。2005-12-03 14:37:00
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						91:貴晃 ◆fnkquv7jY2 9月初旬のある日。 
 由里が仕事帰りに店に来た日に喧嘩が起こった。
 俺が他の客の席へ着こうとして誰かにヘルプを頼もうとしていた時。
 由里はその頃には俺の店の従業員達の間ではちょっとしたアイドル的存在だった。
 みんないつも由里が来るのを待ちわびていた。2005-12-03 14:42:00
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						92:貴晃 ◆fnkquv7jY2 可愛い、優しい、話しやすい、ソフトドリンクを飲ませてもらえる。 
 従業員みんながヘルプに着きたがる。
 そんな時優也がすかさず由里の席に座った。
 優也口座の客が何組も被っていたのに。
 さすがに俺はキレた。2005-12-03 14:45:00
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						93:貴晃 ◆fnkquv7jY2 優也を店の外に呼び出して怒鳴った。 
 「お前ええ加減にせぇや!仕事とお前の恋愛は別だろ!指名入ってんだからヘルプになんて着かんでええわ!」
 優也はビックリした顔で俺を見る。
 「だって…由里ちゃんと話せる機会少ないねん…電話掛けてもたまにしか出てくれへんし…」
 「そんなの今関係ねーだろ!仕事とプライベートを混ぜんな!」2005-12-03 14:51:00
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						94:貴晃 ◆fnkquv7jY2 「お前はどうなんだよ!?明らかに他の席と由里ちゃんの席とで態度違うじゃねーか!」 
 優也との口論が激しくなる。やがて取っ組み合いの喧嘩になった。
 優也とこんな大喧嘩をしたのは初めてだった。
 喧嘩中にタイミング悪く由里が電話で話ながら店の外へ出て来た。
 それに俺は気付かずに喧嘩を続ける。2005-12-03 14:54:00
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						95:貴晃 ◆fnkquv7jY2 由里は俺達の喧嘩に気付いて割り込んで止めようとした。 
 その瞬間、優也が俺に振りかざした拳が由里の頬に思いっきり当たった。
 由里は少しよろめいていた。
 俺達はやっと我に返った。2005-12-10 15:02:00
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						96:貴晃 ◆fnkquv7jY2 俺達は一瞬何が起こったのか解らず呆然としていた。 
 由里の口からは血が流れていた。
 事態を飲み込み仰天というかとにかく焦った。
 優也はすごく慌てて半泣きで由里に謝った。土下座までしていた。2005-12-10 15:05:00
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						97:貴晃 ◆fnkquv7jY2 「由里ちゃんホンマにごめん!!!由里ちゃんが居るの気付かんかってん…」 
 由里はそれでも笑顔だった。でも少し冷めた様な愛想笑い。
 「そんな謝らないで。何があったのか分かんないけど喧嘩は辞めてよ。ね?^^」
 (由里ちょっと怒ってる…?そりゃ怒るよなぁ…いてぇよな…あんな思いっきり殴られちゃ…)2005-12-10 16:25:00
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						98:貴晃 ◆fnkquv7jY2 俺は傍観者みたいにボーっと突っ立てるだけだった。 
 でもあまりの気まずさと由里の怪我を考慮して
 「ほんまにごめんな由里ちゃん…喧嘩して巻き込んじゃって…とりあえず店の中入って手当しよ…?」
 とだけ言って由里の背中を押して店の中へ入った。
 2005-12-10 16:27:00
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						100:貴晃 ◆fnkquv7jY2 慌てて優也も俺と由里の元へ追いかけてくる。 
 店内に入るとみんながビックリしてざわついていた。
 従業員達が「由里ちゃんどしたん?!その怪我…!」
 と口を揃えて聞いてくる。
 俺はイライラが止まらなかった。2005-12-12 17:00:00


 
					