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∞毬栗姫様∞

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  • 1:

    ぉまめ ◆X/l2UzVPhE

    『そぅ。そらよろしかった☆あら、もうこんな時間。ほな、あたしもそろそろ出勤準備しなあかんしまた連絡させてもらいます☆はい、はーい☆』

    ポチッッ

    2005-11-26 18:06:00
  • 331:

    愛される自信ってのは、自分に結構な力を与える。
    だからもう嘘はつかない。

    リアは、ユウが消えた静かすぎる部屋にカミを呼び出した。

    2005-12-11 21:33:00
  • 332:

    『あたし店辞める。』

    カミは余り驚く事はなく、静かな部屋でいつも通り静かに笑った。
    その笑顔は素晴らしく優しい笑顔で、何故かちょっとだけ悲しかった。
    『あたし、店持ちたいの。でもそれはあたしの今の仕事じゃない。』

    2005-12-11 21:37:00
  • 333:

    父は銀行員として勤めながら、いつも小さい頃からリアに
    『いつか小さくてもいいから料理屋したいなぁ』
    と零していた。
    父は母と離婚する際、何があってもリアは手放したくないと言ってリアを育てた。
    楽しい遊びも、ろくにせず、いつも仕事が終わると早々と帰宅して、唯一の楽しみの料理を作ってはリアとの毎日毎年をすごし生活をして育ててくれた。

    2005-12-11 21:47:00
  • 334:

    父はいつも和食を作る。
    リアは大嫌いだった。
    グラタンやパスタは絶対に並ばない食卓が、古臭くて、みすぼらしい気がして。年頃には、父にケチをつけたりもした。
    でも本当は大好きだった。
    リアがたまに帰ると、父はいつも通りに黙って煮染めを作る。大好きな父の、大好きな和食がリアは大好きだ。父は世界一のシェフだ。

    2005-12-11 21:52:00
  • 335:

    いつしか夢は
    『父に店を出してやる』事、だった。
    だからそろそろ夢を叶えよう。きっと今まで無意味にしてきた貯金は無意識に夢の為だったんだから。
    リアは唇を噛みながら、いろいろな感情によって押し寄せる涙を堪える。

    2005-12-11 21:55:00
  • 336:

    『そっか。頑張れ☆』
    カミは何も聞かないで頭をそっと縦に振って笑った。

    この男が居なければ腹は括れなかったかもしれない。
    ユウと言う友達と出会えなければ、進めないでいたのかもしれない。

    2005-12-11 21:58:00
  • 337:

    人間なんて弱いもんだ。
    現に今、あたしは涙が止まらない。
    夢と現実の狭間は苦しい。
    情熱とリアリズムの間には痛さと悲しさもあったりする。
    だから人は一人では案外何も出来なかったり、投げ出したりもするんだろう。

    2005-12-11 22:02:00
  • 338:

    『慰め』は『甘え』に。
    『激励』は『疲れ』に、なる時もきっとあるだろう。
    でも多分どちらもなければ人は動けない。
    弱くない。
    それは時に強がりだ。

    2005-12-11 22:04:00
  • 339:

    君が今何を考えてるかはわからない。
    でもきっと人は一人では『独りよがり』だと思う。
    『頼り』は『甘え』には直結しないと思うから。
    できればもう少し頼ってごらんよ?
    人に手を差し出す事は、きっと恥ずかしい事じゃないから。

    2005-12-11 22:06:00
  • 340:

    君が今どこで泣いたり笑ったりしてるかはわからない。
    でも、伸ばした手は、きっと繋がり、今以上温かくなる。
    リアはユウと、カミと。繋がった。

    2005-12-11 22:10:00
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