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1:
香奈
みんなの小説見て私も書きたくなりました?初めて書くからヘタクソですけど、読んでください?
2005-11-09 04:35:00 -
150:
香奈
キレた藍子の発言はマシンガンのように男子達や教室中に響き渡る。口は悪いが藍子の言ってる事は正論だった。
さらに藍子の発言はつづく。
{{盗られたお前らが悪い}言いたそうな顔しとんなぁ。じゃあ言わしてもらうけどなぁ、お前らかて我がの女他の奴に盗られたら腹立つやろ。しかも相手が連れやったら余計腹立つんちゃうんか?お前らやったらしばくやろが!こっちはなぁ、それに加えて『適当にポイする』とか言われてんねん。ここまでされたらお前どないすんねん!}2005-11-26 03:18:00 -
151:
香奈
複数いた男子が急に黙りだし、一人の男がこっそり小百合を外へ出した。
男子{……。小百合がそんなん言う訳な…}
のび太{あの子なら言うよ…。}隣のクラスの【のび太】が急に言葉を発した。眼鏡かけてるからのび太。のび太はかなりの男前だがチャラチャラしてないし常に一匹狼。偶然用事があってこのクラスに来てみたいだった。
のび太{俺、中学んとき小百合と付き合ってたから。小路(藍子)は嘘ついてないで。}2005-11-26 03:30:00 -
152:
香奈
のび太{あいつ昔から人の物ほしがる癖あって、それが手に入るんならどんな事でもする奴やで…。今回のだって、あいつが山中(江梨子)に言うてんの聞いてるからな。あいつからしたら男は観賞用とペットやな。あいつはそんな女やで。}
2005-11-26 03:41:00 -
153:
香奈
のび太の言葉が男子共に重くのしかかり、みんな一斉に下を向いて黙ってしまった。
{これで分かった?あーしら悪くないねんけど。}男子{ごめん}「まぁみんな分かってくれたんやから。これでいいやん。なっ?」{そやな。しゃあない。許したろかぁ。けど、あーしらの事ブサイク言うたんは許されへんなぁ。笑}2005-11-26 03:50:00 -
154:
香奈
これにて一見落着☆
それから小百合はすぐ帰ってしまい、なぜか放課後また現われた。目の前で雄太とイチャイチャされて胸が痛んだけど、事情を聞いたみんながそれをうまくカバーしてくれた。【体育祭当日】
放送{次は五団によるダンスです}「ひゃあー!緊張してきたぁ。」先輩{ってかぁ、団長と二年の女おらんねんけどぉ。どないなってんの?}2005-11-26 04:00:00 -
155:
香奈
藍子{いいんちゃいます?どうせおっても足手まといですよぉ。}江梨子{そーそっ。えりらだけでやりましょうや!}
そうしてみんなで円陣組んで、団長のいない応援合戦が始まり、何とか無事終了した。
「やっと終わったぁー。江梨子…これ取りたい…。」2005-11-26 04:09:00 -
156:
香奈
江梨子{ブハッ!あ…あかんっ。}典子{ばり似合ってんでぇー☆}千恵{今日はずーっとそのまんまなぁ☆}「……まじで!?」
美咲は変な汗かきながら藍子の後ろに隠れた。美咲はみんなのコーディネートによって、マンバにされていたのだ。見えるとこ全部にガングロファンデ塗られ、目の上と口は真っ白。重いつけまつげにキラキラシール。そして金髪のヅラ。履いた事ない激ミニスカに谷間丸出しのタンクトップ。何個あるか分からん程のアクセ。2005-11-26 04:21:00 -
157:
香奈
みんなが物めずらしそうに写メを撮ってる。
「は…恥ずかしいんですけど。」藍子{言うとくけど、打ち上げ終わるまでコレ取られへんからな☆}美咲がお願いして一緒にマンバしてくれた藍子が恥じらいながら笑った。
【体育祭終了。打ち上げ会場】
{お疲れぇー!かんばぁーい!}千恵のお兄ちゃんがバイトしてるカラオケの大部屋を貸し切って打ち上げ開始!2005-11-26 04:36:00 -
158:
香奈
「横山さん結局来んかったな。」{あんなん別にどうでもいいわ。おったらおったで気ぃ悪いし。}デンモクいじりながら藍子と話してた。それから10分後ぐらいだろうか…。
電話しに出てた典子が急いで戻ってきた。
{なぁなぁなぁ聞いてっ!緊急報告ぅ!小百合学校辞めたらしいでぇ!んで、今キャバで働いてるらしいっ!これほんまっ!}2005-11-26 04:45:00 -
159:
名無しさん
気になるぅ??
2005-11-26 15:57:00 -
161:
香奈
男子{うそぉ!何で辞めたん?}典子{一身上の都合やってさ。}千恵{どーせ学校来にくなって辞めたんやろ。あの事あってからあんま来てへんやん。}
江梨子{ばりしょうもなぁい。}「のん子、それ誰に聞いたん?」典子{辞めんのはミポリンと梓で、キャバは柳君やでぇ☆}2005-11-27 00:38:00 -
162:
香奈
「そっかぁ…。」
美咲はなぜか淋しくなった。目の前で雄太とイチャイチャされて…毎日『ブサイク』って言われて…、嫌いなはずなのに寂しい。それになぜか小百合が気になる。
「あたし、どこまでお人好しなんやろ。」
周りはそんな美咲の事を{いい子}だとか{思いやりがある}だとか言うけど…そんな自分が嫌いだったりする。2005-11-27 00:51:00 -
163:
香奈
自分の感情をうまく出せないだけ。嫌いになっても、突き放したりできないただの小心者。愚痴も言えない弱虫。だからみんな{いい子}って言うんだ…。
奈央{んなら今度うちらが偵察しに行ったるわぁ☆どうせミナミやろ?}
典子{うんっ。えっとなぁ…ミッテラ?って筋のレンガ造りのビルやって。}2005-11-27 01:02:00 -
164:
香奈
奈央{それクインズコートやん!来週張り込むわ☆}
奈央がわくわくしながら叫んだ。さてこれからどうなるのやら……。2005-11-27 01:09:00 -
165:
香奈
【美咲18歳。卒業後】
小百合が辞めてから約二年。いつのまにか小百合の噂は消え、小百合の存在すら忘れられていた。そして小百合自身も地元から姿を消した。
そんなある日…。美咲に悲劇が襲った。
父親がリストラされ、会社のトイレで自殺したのだ。2005-11-27 01:21:00 -
166:
香奈
母親は心臓が悪くて働けない。父親の死によって余計体調が悪くなり、寝たきり状態になってしまっていた。父親の収入と美咲の給料で何とか暮らしていけたが、もうどうにもならない。
泣きじゃくる母親と中二の妹を前に、美咲は覚悟を決めた。
「夜の仕事するしかない!」2005-11-27 01:31:00 -
167:
香奈
片っ端から求人誌を見て、電話をかけまくった。だが、容姿重視の夜の世界は、想像以上に厳しかった。
電話では{はい!大歓迎です!}と景気よく答えた店の人も、美咲の容姿を見るなり帰らせるのだ。そして今回も……。
{急に女の子いっぱい入ってなぁ。うちはもう足りてんねん。悪いねんけど…ごめんな。}2005-11-27 01:43:00 -
168:
香奈
「はい、分かりました。では。」{ほんまごめんな。気ぃつけて}面接した人に壱万円握らされ、急かすように追い返された。
「はぁ…。ここで最後やったのに。全滅やわ…。」
壱万円を財布に入れて駅へとトボトボ歩いた。
ちょうど信号待ちしてたときだろうか。ふと左を向いたとき、案内所の中に求人誌があるのを見つけた。2005-11-27 01:51:00 -
169:
ぁぃら
しぉりぃー??
2005-11-27 02:06:00 -
170:
香奈
恐る恐る奥へ入ると、女の子のパネルが壁一面に貼られていた。だけど何か違う。
入り口付近には綺麗に着飾った女の子ばっかりだったのに、ここに貼られてる女の子は水着とかコスプレとか…。裸になってる子もいる。2005-11-27 02:14:00 -
172:
香奈
{コーラしかないけど…飲むか?} 「あ、はい。いただきます…。」コーラを缶のまま渡され、辺りを見渡しながら口を付けた。
{どしたん。仕事探してんか?}「はい。さっきもキャバクラの面接行って来たんですけど断られて。」{自分キャバ向きの顔ちゃうもんなぁ。夜なんかやめとき。昼働いたらいいやん。}2005-11-27 02:54:00 -
173:
香奈
「それがそうもいかなくて…。」{ホストに狂って借金したんか?} 「ちがいますよ!お父さんが‥」美咲の口が勝手に喋り出す。こんな初対面の怪しい男に話す事じゃないのに…喋り出したら止まらない。
きっと誰かに言いたかったのかな…。誰でもいいから話を聞いてほしかったのかな。2005-11-27 03:03:00 -
174:
ゅか☆
がんばって☆
2005-11-27 03:06:00 -
175:
香奈
「それでこれからはあたしがしっかりしないといけないんです。」{そっかぁ。自分18ぐらいやろ?風俗できるか?}
「え…っ!?風…俗ですかっ?」{家の為言うてもやっぱ自分で稼いだ金やし、家に金入れても残る方がいいやん。18やったらほしい物いっぱいあるやろうしな。}
「だけど風俗はちょっと抵抗あって…。」2005-11-27 03:10:00 -
176:
???
あげ?
2005-11-27 03:43:00 -
177:
香奈
{けどキャバはできひんねやろ?しかも毎月大金いるんやろ?生活費と家賃と中学の金合わしたら、かなりの額いるで。どうするん。}「風俗だったら…いくら入るんですか?」
{ヘルスで150万以上稼がしたる自信あるわ。}2005-11-27 03:50:00 -
179:
香奈
「えっ!?そんなにですか…?」{こんなん普通やで。売れてる子は200万とか持って帰るしな。} 「ひゃぁー。だけどあたし…そんなにいらないし、そんな事言われてもまだ心の準備が…。」
「キャバで指名もなしで一生待機してショボ金貰うんと、短期間ヘルスでちょっと我慢するだけでバンバン指名されてガッツリ儲けんのと、どっちがいい?金は裏切らんでぇ。あればある程困らんからなぁ。」2005-11-27 10:36:00 -
180:
香奈
「まだキャバクラで働いた事もないのにそんなんまだ分からんやん!」{面接落ちてる時点でもうあかんやろ。}「……。」
{この際はっきり言うたるわ…。自分まず顔があかん。けどスタイルはいいねん。細いのに割と乳あるしな。それを生かせれるんは風俗しかないわ。}2005-11-27 10:43:00 -
181:
?????
????????????????????????????????????
2005-11-27 16:11:00 -
183:
香奈
{自分の顔嫌いやろ?それやったらまずは短期で風俗してみて、なんぼか金貯まって、それでまだ顔にコンプレックスあったら整形したらいいやん。そっからキャバしてもおかしないんちゃう?}
ヒャヒャヒャ…と変な笑い方をしながら男がそう言った。
そいつの発言はいちいち鼻につく。だけど男が言ってる事が図星なだけあって、否定できなかった。2005-11-27 23:38:00 -
184:
(`・∀・){常連
しおり?ヾ(・´з`・)ノ
2005-11-27 23:54:00 -
185:
香奈
「そ…そうですね。この顔嫌いやし…。ほんとに短期間ですよ?」{うんっ。ほんなら今日から働くやろ?こっからちょっと距離あるけど兄貴が代表やってる店あるわ。箱ヘルやけど、かなり客入ってるから稼げるわ。俺うまい事交渉したるしな。ほな行こか!}
2005-11-28 00:24:00 -
187:
香奈
すると男は美咲が持ってた飲みかけのコーラを奪って飲み干し、ゴミ箱に向かって放り投げた。
「あっ、あのっ!そんな急に‥」{急がなぁまた店員オーバーなんで!今日しかない!善は急げや。}「い、意味が分からないんですけど…。」
{いいから急げ!}2005-11-28 04:14:00 -
188:
うんこ
しおり?
2005-11-28 04:47:00 -
189:
名無しさん
おもろぃ?ァゲ??
2005-11-28 07:56:00 -
190:
名無しさん
書いてぇ???ゅかりのしぉり?
2005-11-28 23:44:00 -
192:
???
とったどー?
2005-11-29 03:52:00 -
193:
香奈
美咲の意見なんかおかまいなしに男は美咲を引っ張って走る走る。吹っ飛ばされそうになりながら、もつれかける足を必死に動かした。キャバクラ街を抜け飲食街を抜け…そしてあちこちネオンだらけの怪しげな場所で男が足を止めた。
{ほい!とーちゃくぅーっ!笑}「ゼェゼェ…。えっ…ここっ!?」2005-11-29 03:59:00 -
194:
香奈
{うんっファッションヘルス【いやん?ばかん?】略してぇー?}
「い……いやばか?」
{正解っ!ほな入ろかぁーっ。}男が先にズカズカと入っていった。美咲も辺りを見渡して、誰も見てないか確認してから恐る恐る中へ入って行った。2005-11-29 04:09:00 -
195:
ミィ
ちぉり‥?
2005-11-29 04:09:00 -
196:
香奈
《言い忘れてました?店名、人の名前は変えてあります?ご了承ください?》
2005-11-29 04:11:00 -
198:
香奈
{あーにきぃー!面接ですよ!}男がしきりに兄貴という人を呼んでいた。
{あっ!隆史君やぁ☆代表今ちょっと出てていてないよ。面接するのん?だぁれ?}
奥から女の子が出てきて男に話しかけた。なぜか恐くて隠れる美咲。2005-11-29 04:18:00 -
199:
香奈
{んー、あっ!何でんなとこ隠れてるん?出てきぃや。}
「…………。」
ドアの隅から片目だけ出して様子をうかがう。男に話しかけてる女の子は下着姿。
その光景を見て頭がグルグル回る。「男の前なのに恥ずかしくないのん?あたしもあんな事するの?」{恐くないよ☆こっちおいで☆}「十分恐いよぉぉぉ!泣」2005-11-29 04:25:00 -
200:
香奈
心の中で絶叫し、ドアを掴む力が強くなっていく。
{どーおしったのっ?面接ぅ?}肩ポンッ!
「@●¥‡ΞπЭ♀∞%∈!!」急に後ろから肩を叩かれ、驚きのあまり奇声を発した。
{あービックリしたぁ!}
「こっ…こっちがビックリしましたよっ!」2005-11-29 04:33:00 -
201:
香奈
男{ってか今の何語ですかぁ?}「しっ、知りませんよ…。」
男{ヒャヒャヒャ!ばりおもろいっ!}女{おもしろぉい☆名前はぁ?}「み…美咲です。」
女{まじ?ピカの本名と一緒☆} 代表{はいはい。光は待機戻れ。その格好で出るなって何回言うたら分かんねん!服着て待機っ!}女{はぁーい。またねぇーっ☆}「はっ…はい。」2005-11-29 04:41:00 -
202:
名無しさん
ぁげ??
2005-11-29 10:24:00 -
204:
香奈
代表{さてと。面接すっか!こっち入ってちょっと待っててな。}代表と男に案内されて一つの個室に入った。
「わぁ。すごいですねぇ…。お部屋みたい。ここで仕事するの?」男{これ待機部屋やで。昔は大部屋やってんけど、女同士がモメたから個室にしてん。個室言うても、他の部屋行っていいし呼んでもいいし。何でもありやわ。笑}2005-11-29 23:51:00 -
205:
香奈
「そ…そうなんですか。」
人付き合いが苦手な美咲は、男の言葉を聞いて少し安心した。
「あのっ、どんな子がいてるんですか?」
男{いーっぱいおるで!面接終わったら受け付けのパネル見に行こか☆}
「パネルなんてあるねんやぁ…。」{せやで。客にはまず受け付けでパネル見てもらって、もし自分が指名されたら、この画面に客の顔映るねん。もし知り合いとか来て接客したなかったら拒否れるし。}2005-11-30 00:05:00 -
206:
香奈
「へぇーっ。すごいですねぇ。」{女の子守るんが黒服の役目ですから☆あとは兄貴が全部話すやろ。ちゃんと聞いとけばすぐ慣れるわ。ちなみにココ…B専ヘルスやねん。男前の客めっちゃ来るでぇー!}「B専って!…まぁ、仕方ないか。でも何で男前来るんですか?同じ事するならやっぱりかわいい子がいいんじゃないんですか!?」
2005-11-30 00:13:00 -
207:
名無しさん
今日ゎもお-書かへンのお-(・?・`??)??
2005-11-30 01:19:00 -
209:
香奈
男{君分かってないねぇー。真の男前はブスが好きなんです!妙に落ち着くんです!美人は三分居たら疲れるんです!はい以上っ!}「意味分かんないんですが…。」男{んなら逆の立場で考えてみ?ごっつい男前とおったら緊張して自分出されへんし疲れるだけやろ?もし相手がブッサイクやったら緊張するか?}
「…ううん全然。」
男{それっ!それやねん!男前を体の芯から癒すんはブスしかおらんのよ!でもデブは圏外な。}2005-11-30 03:32:00 -
210:
香奈
「は…はぁ…。」
代表{おまたせー。隆史、お前くそでかい声で熱弁すな!外まで丸聞こえやったで。客来たらどないすんねん。}
男{ごめんなちゃーい☆笑}
代表{よっしゃ。面接始めます。えっと、名前は?}
「太田美咲です。来月で19になります。〇〇阪市に住んでます。家計が苦しいのでキャバクラの面接しに出てきたんですけど落ちちゃって、気付けばここに来てました。」2005-11-30 03:41:00 -
211:
香奈
代表{そこまで詳しく話さんでいいからな。じゃあこの用紙に書けるとこまで記入して。}
代表に用紙とボールペンを渡された。初めて書くせいかペースが遅い。代表{書いてる途中で悪いねんけど本題に入るわな。美咲ちゃん処女?}
「えっ…!?何で…ですか!?」男{もしかしてほんまに処女?}「いっ、いやっ…一応処女じゃないってゆうか…。」2005-11-30 03:49:00 -
212:
香奈
代表{大事な事やからはっきり言うてほしいねんけど。}
「……。去年の秋に他校の男の子と…やりました。」
代表、男{だははははっ!!笑}代表と男が一瞬顔を見合わせて腹抱えて爆笑した。
「な、何がおかしいんですか!」代表{あははは…。いや、純粋なんやなぁと思って。笑}
男{ってかそこまで聞いてへんからっ!ぎゃはははっ!}2005-11-30 03:57:00 -
213:
香奈
「……。すいません…。」
代表{謝らんでいいよ。恥ずかしかったら【はい】か【いいえ】で答えて。じゃあ男がどうされたら気持ちいいとか分かるやんな?}「…よく分かりません。」
代表{彼氏のくわえた事ある?}「は…はい。一応は…。」
男{テクはなし…と。どうする?}代表{んー、しゃあないな。一から教えるしかないか。}2005-11-30 04:08:00 -
214:
香奈
代表{よし、面接終了!源氏名何にしよかぁ?魅咲希(みさき)はもうおるから変えなあかんな。}「他はどんな名前なんですか?」代表{光、椿、あいる、りおら、渚、ララ、ここる、苺、くれは、魅咲希、キキ、ゆま、あゆ、くらら}「みんなすごい名前ですねぇ。」男{たいがい名前負けやんな。}代表{ようこんだけ現実離れした名前出て来るよなぁ。うーん…、【香奈】は?}
2005-11-30 04:22:00 -
215:
香奈
男{香奈ええやん!はい決定。}「えっ…えぇーっ!?」
代表{嫌なん?嫌やったら変えるけど…。}
「いや香奈で。よろしくです。」そうして美咲は、ヘルス嬢【香奈】という新しい自分を手に入れた。2005-11-30 04:28:00 -
216:
香奈
代表{ほんなら今日はこれにて終了!今日から働いてって言いたいとこやけど…。まだ心の準備できてないやろ?落ち着いてからでいいからな。隆史、ちゃんと送ったって。ほな気ぃつけてなぁー。}「ありがとうございました…。」代表{こちらこそありがとぉ。ほな待ってるわな☆}
2005-11-30 04:34:00 -
217:
香奈
男に手を引かれ、黙って後ろをついて歩いた。外に出るとチカチカ輝くネオンがまぶしくて細い目を一瞬つぶった。
男{なぁなぁ。腹減ってない?}そういえば昼前から食べてない。「うん…。お腹空いたかも…。」男{っしゃ!お好み食いに行こか☆}2005-11-30 04:42:00 -
218:
香奈
「でもあたしお金持ってない。」男{んな事女が気にすんなって。どーせ毎日あんま食ってないんやろ。今日は腹いっぱい食えよ!}左前を歩いてた男が、少し振り返ってそう言った。そこには男の楽しそうな笑顔があった。
「……。うんっ☆ありがとぉ!」2005-11-30 04:50:00 -
219:
香奈
その笑顔がすごく嬉しくて美咲もニッコリ笑って元気に返事した。
父親がなくなってから初めて笑顔になった気がする。マネキンのように無表情でいたからかな。周りを見ようとしなかったし、知らず知らずのうちに心も閉ざしたままだったかもしれない。2005-12-01 00:49:00 -
221:
香奈
>>228さん?いつもありがと?
そんな美咲の心の中に容赦なく入り込んで来たこの男。
「何であたしにご飯おごってくれんの?あたしみたいなブサイクが隣におって…嫌じゃないんかな?」一度も男の子におごってもらった事のない美咲にとって【おごってもらう】という事は、とても特別な物に思えた。2005-12-02 03:37:00 -
222:
香奈
男{ここのお好みめっちゃウマイねんで☆何でも好きなん食べや。}店内に入って美咲はビックリした。本格的なお好み焼き屋さんに入るのも初めてだったのだ。
「すっごい…。テレビで見るのと一緒!おっきい鉄板☆あたし…ここに座りたいな。」2005-12-02 03:43:00 -
223:
香奈
目を輝かせながらカウンター席に座って、店の主人らしき人がお好み焼きを作る工程をじっと見つめた。男{自分…もしかしてこーゆーとこ初めてなん?}
「うん。ウチ全然外食とかしぃひんくて…。たまにジャスコのアイスとか売ってる売店でお好み焼き食べるくらいかな。」2005-12-02 03:51:00 -
224:
香奈
男{まじで…?}「うん…っ。」男{んなら本物のお好み食べたら泣くやろなっ☆っしゃ!…しげさーん!いつものと【しげスペ】ちょうだい!}
「【しげスペ】って何ですか?」 男{今焼いてる人が【しげさん】って言うねん。まぁいっぺん食ってみって☆}2005-12-02 03:58:00 -
225:
香奈
しげさん{はい!しげスペです} 目の前に置かれたデカイお好み焼き。これぞスペシャル!っていう感じのトッピング。ヘラで取って口に運ぶ。 「あちっ!でもおいひいーっ☆」男{せやろ?}
美咲が食べるのを見ながら男がまた頬笑んだ。その笑顔を見ると自分まで嬉しくなる。2005-12-02 04:06:00 -
226:
香奈
「あっ!そういえば…名前、何て言うんですか?」
男{ホーケイ・アンジョリーナやでぇっ☆}「…怒りますよ?笑」
男{ごめんごめん。木村隆史やで。で、今日面接したんが兄貴の宗一郎な。【宗ちゃん☆】って呼んだり?笑。自分は?何やっけ?}「太田美咲ですってば。」
男{あぁ。そっかぁ。じゃあ忘れへんように、これからお互い名前で呼ぼや!呼ばんかったら肩パンなっ!}2005-12-03 00:12:00 -
227:
香奈
「は、はいぃ。」
男にちゃんと名前で呼んでもらえるの初めてや…。
{あーっ!腹いっぱいなったわ。美咲プーサン好きか?}
「えっ?好きやけど…。何で?」{出会いの記念にと思ってな。}「でも、もう店閉まってるよ?」{ゲーセンあるやん☆}2005-12-03 00:23:00 -
228:
香奈
ゲーセンにはプーサンとかミッキーとか、いろんなぬいぐるみがあってワクワクした。
{どれがいいんや?}
「うーん、これにしよかなぁ?」{もっとでかいのにしようや。}「えっ?えっと、じゃあこれ…」{っしゃ!一回で取ったるわ!}隆史は財布からたくさんの100円玉を出して、子供みたいに腕まくりした。2005-12-03 00:32:00 -
229:
香奈
ギュイーン・・・カタンッ。
「すっごい!ほんまに取れた!」{こんなもん簡単やん。}
「すごいよ!隆史ありがとう☆」{いいえっ☆次何がいいんや?}「えっと、これのミッキーとぉ……」隆史といるこの数時間。すごく楽しかった。今日出会ったばかりなのに、こんなに自分らしく居れる事が不思議で…。一緒に笑ったり同じ所を見たりする事の一つ一つが嬉しくて仕方ない。2005-12-03 01:35:00 -
230:
香奈
「切符代まで出してくれてありがとう☆今日はほんまに楽しかった!これずっと大事にするから!」{おうっ!それ落とすなよ!あっ!美咲携帯の機種どこなん?}
「ボーダフォンやで。」
{絵文字使えるやん☆携帯貸して?}
{はい。ワンギっといたで。これ俺のやから登録しとって。またメールするわぁ!}2005-12-03 01:42:00 -
231:
香奈
改札を抜けて振り返ると、隆史が笑って手を振ってくれた。両手にぬいぐるみが入った袋を持ってて手を振れなかったけど、にっこり笑ってホームへの階段を降りた。
アナウンス{まもなく〇〇里です。} 見慣れた駅前の景色がいつもより綺麗に見えた。今日はとても気分がいい。
「たまにはお菓子でも買ってったろかな。」2005-12-03 01:54:00 -
232:
香奈
近所のコンビニでお菓子を買って家に帰り、まだ起きてた妹にお菓子を渡してお風呂場へ。
シャワーを浴びながら鏡に映る自分を見て美咲は決心した。
「明日から…行こう。」2005-12-03 02:05:00 -
233:
りな
最後まで読ませてまらいまぁすッ☆香奈たん頑張ってネン♪
2005-12-03 03:17:00 -
234:
ひな
がんばってくださーい?毎日楽しみにしてチェックしてるんで???
2005-12-03 20:17:00 -
236:
???
しぉりィ??
2005-12-03 20:43:00 -
238:
名無しさん
ゅかりのしぉり??
2005-12-04 00:16:00 -
240:
香奈
【翌日の夕方】
【隆史おはよう?あたし今日から行くね?八時前には着くから、行く前に昨日の案内所に顔出すなっ?また連絡します?】
……送信完了しました。
「よし…用意するか…。お化粧しないと。」
藍子が薬局でバイトしてたときに貰った化粧品を広げ、折り畳み式の鏡をテーブリに置いて化粧をした。2005-12-04 15:19:00 -
241:
香奈
♪チャララララ〜ン♪
さくらんぼの着メロが軽快に鳴る。グループ設定をしてない美咲はいったん手を止めてメールを確認した。 【受信メール:隆史。】
【分かった?ほな待ってるわな?気ぃ付けておいでや?】
「【気ぃ付けて】やってぇっ☆」【はぁい?】とだけ返信し、また鏡を見つめて化粧を始めた。
「何か今日は化粧ノリいいなぁー。まつ毛もしっかり上がってくれてるし。今日はいい事あるかも☆」{ただいまぁー。あれっ?姉ちゃんお洒落してどこ行くん?}2005-12-04 15:37:00 -
242:
香奈
部活から帰って来た妹が、クラリネットのケースを置いて話しかけてきた。 「ん?仕事やでっ☆」
{姉ちゃん今日何かかわいい…}「ほんまかぁ!ありがとうっ☆」{もしかして…彼氏できたん?}「まさかぁ。あたしに彼氏なんかできる訳ないやん。さてと!そろそろ行こっかな?お母さんの事お願いなっ。行ってきまぁーす!」2005-12-04 15:54:00 -
243:
ひな
わぁい?更新されてる?完結したら絶対おすすめ小説としてひなが上げるからがんばってくださーい???ひなも仕事で物書きやってるから大変なんはわかるよ??楽しみにしてるケロ無理せずね??
2005-12-04 16:26:00 -
245:
香奈
{い…、いって…らっしゃい。}妹の不思議そうな顔に笑顔で答え家を出た。いつもは自転車なのに今日は歩きたい気分。家から駅まで自転車でも10分以上はかかるのに、今日はとても早く感じた。
アナウンス{まもなく難波です。}
改札を抜けエスカレーターに乗り、商店街に近い出口を出る。今日もたくさんの人。2005-12-04 20:12:00 -
246:
香奈
人の流れにそって歩くと、隆史がいる案内所が見えた。顔が自然とにやける。人を掻き分けて案内所の前まで小走りして、そっと中を覗いた。
……隆史がいない。
「すいません。すいませーん!」{あぁ?何か用?}
「あの…隆史君いてますかね?」{知らんで。ってかあいつここの店員ちゃうから。}
「えっ?」2005-12-04 21:13:00 -
247:
香奈
「で…でもっ、昨日ここに…。」{暇言うて来たから留守番頼んだだけやで。あいつんとこの子?}「えっ?あの…隆史君って何してる人なんですか?」
{箱ヘル・ホテ・デリの社長やで。} 「うっそ…!?」
{嘘付いてどないなんねん。笑}「じゃあ…【いやばか】の社長って事ですか?」
{おう。あんた【いやばか】の子か。隆史にスカウトされたんか?}2005-12-04 21:23:00 -
248:
香奈
「スカウトってゆうか…。その…。」隆史{美咲!遅なってごめんなぁ。おうっ!のぶ!こいついい感じにブッサイクやろ?笑}
{お前が好きそうなタイプやな。}隆史{やろ?笑}
二人の会話を聞いて美咲は喜んでいいのか悪いのか……。複雑な心境で二人を見るしかなかった。2005-12-04 21:36:00 -
249:
香奈
隆史{美咲、メシ食ったかぁー?}「まだ…食べてない。」
隆史{腹減ったし何か食いに行こか!どうせ焼肉屋も行った事ないんやろ?つれてったるからな☆}「えっ!?あの…そのぉ……。」隆史{れっつらGOーっ!}
美咲が何か言おうとしたら腕を掴まれて、また勢いよく引っ張られた。
「ひゃあぁっ!」
のぶ{いってらぁー。}2005-12-04 21:44:00 -
250:
香奈
のぶのやる気のない言葉が聞こえて、また必死に足を動かして走る。ようやく止まった所は焼肉屋ではなくモータープールだった。
{今から新地に向かいまぁす!}「えっ!?いや、無理無理!あたしみたいなんには、あんなお上品な所行けないって!しかも新地って…大金持ちが行く所やろ?そんな所の焼肉屋さんって100万円ぐらいするかもしれへんし……。」2005-12-04 21:51:00