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銀の鎖
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1:
美桜
初めて書く小説なので、下手ですが読んでもらえれば嬉しいです。更新も少しずつになりますが、気長におつきあい下さいm(__)m
2006-05-07 02:28:00 -
86:
美桜はまだこちらに気づいていない。少し目を伏せるようにしながらこちらへ向ってくる。白いシャツにジーンズ。どこにでもいそうな、ごく普通の姿だが美桜にはオーラがあった。事実、周りの男が美桜を振り返る。
2006-05-08 21:31:00 -
87:
そんな周りの視線を少しも気にすることなく、美桜はこちらへ近づいてくる。視線が合った。微笑む美桜。その笑顔を見て皓輝の心臓はさらに跳ね上がる。(おいおい、オレ大丈夫かよ…)
2006-05-08 21:32:00 -
88:
「ごめんね、待った?」ハスキーな美桜の声。1週間ぶりに聞くその声が耳に心地よい。「いや、オレも今来たばっかりだから…」すると美桜はいたずらっぽい笑顔を浮かべる。「何?」「嘘ばっかり」「え?」「今来たばっかりって嘘だよね?」相変わらず意地悪な笑顔を浮かべながら美桜が言う。
2006-05-08 21:33:00 -
89:
「まじで今来たばっかりだって」「へーえ?皓輝って、すっごいヘビースモーカーなんだね〜。今来たばっかりでもうこんなにタバコ吸ったの?」と言いながら美桜は皓輝の足元を指差す。
2006-05-08 21:34:00 -
90:
そこには1箱分はありそうな吸殻の山。(!!…いつの間に…)結局電話を切ってからどこへ行くにも中途半端なのでそのまま待ち合わせの場所へ皓輝は来たのだ。だから足元の吸殻の山は勿論1時間分。だが皓輝は1時間の間、上の空で美桜を待っていたので、そんなところまで気が回っていなかった。
2006-05-08 21:35:00 -
91:
美桜はくすくすと笑いながら、「控え目にしないと早死にするよ〜?」と皓輝の目を覗き込みながら言う。「…おう…」極度に緊張している上に、やってしまった失態で皓輝は上手く言葉を繋ぐことができない。
2006-05-08 21:36:00 -
92:
そんな皓輝を楽しそうに見ながら美桜は、「何食べに行く?皓輝、結構お腹減ってる?」「まぁ…」「どこに行くかもう決めてるの?」「いや、特には…」すると、美桜が弾けるように笑う。
2006-05-08 21:37:00 -
93:
「ちょっと、皓輝、自分から誘っておいて、しかも1時間も時間あったのに何にも考えてないの?」何がそんなにおかしいのかとにかく美桜は目に涙を浮かべるほど笑い転げている。
2006-05-08 21:38:00 -
94:
「んだよ、何がそんなにおかしいんだよ」あまりの笑われっぷりに少し腹を立てながら皓輝が言うと、「だって、今まであれだけ失礼な誘い方しておいて何が食べたいかすら決めてない、なんて人いなかったんだもん!」と笑い続けながら美桜が言う。
2006-05-08 21:39:00 -
95:
それは確かにそうだろう。皓輝は返す言葉もない。「じゃ、皓輝は何が好き?」「…あっさりしたもの」その言葉を聞き更に笑う美桜。「また、えらく範囲が広いね〜。あっさりしたものね。何だろう…」「…寿司…」「お寿司?お寿司が食べたいの?」「いや、今何となく頭に浮かんだから…」
2006-05-08 21:40:00