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銀の鎖
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1:
美桜
初めて書く小説なので、下手ですが読んでもらえれば嬉しいです。更新も少しずつになりますが、気長におつきあい下さいm(__)m
2006-05-07 02:28:00 -
431:
美桜は大丈夫だというがどうも様子がおかしい。だがいくら聞いたところで美桜はきっと大丈夫、としか言わないだろう。そう思いながら、「美桜、今日ミナミまで出てくる元気ある?」と尋ねる。
2006-05-24 00:55:00 -
432:
「…出るには出られるけど、お酒飲む元気はないかな」と一瞬ためらってから美桜は答える。「じゃあ、オープン前でもいいから時間ない?」「…いいよ。何時にどこ?」
2006-05-24 00:56:00 -
433:
美桜の誕生日プレゼントは店に置いてきてしまっていたので、「10:30に店前で大丈夫か?」「OK。じゃあまた後で」それだけ言って電話は切れた。
2006-05-24 00:57:00 -
435:
用意を終え、タクシーに乗りメールのチェックをする。『皓輝、どこで何をしてるの!?』『電話ぐらい出てよ!』と客たちからのメールはそんな内容ばかりだった。皓輝はうんざりし、返事をすることなく携帯を閉じる。
2006-05-24 00:59:00 -
436:
ミナミに着き早足で店に向う。p.m.10:15。約束の時間まで後15分だった。店の鍵を開け照明をつける。3日ぶりの店がなんだか少し懐かしかった。
2006-05-24 01:01:00 -
438:
約束の時間まで皓輝は3日間の売り上げのチェックや仕入れのチェックなどをしながら時間を過ごす。どうやら悠馬たちは皓輝が不在の間でもちゃんと仕事をしてくれていたようだ。
2006-05-24 01:03:00 -
439:
(あいつら、やれば出来るじゃないか…)と日頃の世話のやかされぶりを思い返し、少し腹が立つ。そう思っていると携帯が鳴った。《着信 美桜》
2006-05-24 01:04:00 -
440:
「はい」「今店の下。上がっていけばいい?」「ああ。鍵開けてるから入ってきて」そう言って電話を切り皓輝はふと気付く。(プレゼントってどうやって渡せばいいんだ?)
2006-05-24 01:04:00