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銀の鎖
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1:
美桜
初めて書く小説なので、下手ですが読んでもらえれば嬉しいです。更新も少しずつになりますが、気長におつきあい下さいm(__)m
2006-05-07 02:28:00 -
261:
まさか美桜がこれほどの金を持っているなんて誰も予想していなかった。しかもこんなに冷たい瞳をした美桜を誰も見たことなんてない。冷静にだが確実に美桜は怒っている。
2006-05-11 22:39:00 -
262:
「遊び方も知らないんだったら、大人しくしていなさい。その歳になって人を見下すことでしか優越感を感じることが出来ないなんて可哀想な人だね」
2006-05-11 22:40:00 -
263:
と突き放すように言うと美桜は何事もなかったように、カウンターに向き直り、「悠馬、お酒作って」と悠馬に話しかけた。「あ、ああ、はい」茫然としていた悠馬が我に返り、美桜のグラスを受け取る。
2006-05-11 22:41:00 -
264:
「さっきのちょっと濃かったよ?もう少し薄めでね〜」と本当に何事もなかったかのように振る舞う美桜。清香のことなんてもう目に入っていないようだった。
2006-05-11 22:42:00 -
265:
さすがに清香が少し可哀想になり皓輝は、「清香さん?」と声をかけると、「勝手にすれば!!」と叫び財布の中から何枚かの札を抜き取り皓輝に投げつけ、清香は出て行った。
2006-05-11 22:43:00 -
266:
「ばっかみたい」と美桜が呟く。そして皓輝を振り返り、「ごめんね、皓輝。どうしても我慢できなかった…」と小さくなりながら美桜は謝る。
2006-05-11 22:43:00 -
267:
「本当にごめんなさい…」さっきまでとは別人のようにいつもの美桜がそこにいた。「いや、オレの方こそゴメン。気ぃ悪い思いさせて…」と皓輝も謝りながら、
2006-05-11 22:44:00 -
268:
「それにしても美桜…この金は…」「…親から貰ったお金…」ため息とともに吐き出すように美桜は言う。「ごめん、皓輝。美桜まだ皓輝に言っていないことがあるの…今から話聞いてくれる?」
2006-05-11 22:45:00