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銀の鎖
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1:
美桜
初めて書く小説なので、下手ですが読んでもらえれば嬉しいです。更新も少しずつになりますが、気長におつきあい下さいm(__)m
2006-05-07 02:28:00 -
256:
「私があなたよりたくさん使えば皓輝との時間を譲ってくれるのね?」と静かに美桜は言う。「それであなたは大人しく引き下がってくれるのね?」更に静かに美桜は続ける。
2006-05-11 22:34:00 -
257:
そんな美桜を見て清香は、「出来るものならやってみれば?それができればいくらでも皓輝のこと譲ってあげるわよ!」勝ち誇ったように清香は言う。
2006-05-11 22:35:00 -
258:
それを受け美桜は、「そう。わかった」と言いながら、自分のカバンから何かを取り出し、カウンターの上に投げ出した。清香が息を飲む。…帯のついた札束だった。しかも3つ。
2006-05-11 22:36:00 -
259:
「これで皓輝のこと譲ってくれるのよね?」と美桜が言う。「あなたさっき、自分で言ったよね?たくさん使った方が皓輝とたくさん時間を過ごせるって。だったらこれでいいでしょう。今すぐ私に皓輝をちょうだい」
2006-05-11 22:37:00 -
260:
そして更に冷たい声で言い放つ。「それとも、これ以上のお金をあなたが皓輝に使えるの?だったら私はもっと使うだけ」清香は返す言葉もなく立ち尽くす。それは皓輝も、その場にいた悠馬や陽太も同じだった。
2006-05-11 22:38:00 -
261:
まさか美桜がこれほどの金を持っているなんて誰も予想していなかった。しかもこんなに冷たい瞳をした美桜を誰も見たことなんてない。冷静にだが確実に美桜は怒っている。
2006-05-11 22:39:00 -
262:
「遊び方も知らないんだったら、大人しくしていなさい。その歳になって人を見下すことでしか優越感を感じることが出来ないなんて可哀想な人だね」
2006-05-11 22:40:00 -
263:
と突き放すように言うと美桜は何事もなかったように、カウンターに向き直り、「悠馬、お酒作って」と悠馬に話しかけた。「あ、ああ、はい」茫然としていた悠馬が我に返り、美桜のグラスを受け取る。
2006-05-11 22:41:00 -
264:
「さっきのちょっと濃かったよ?もう少し薄めでね〜」と本当に何事もなかったかのように振る舞う美桜。清香のことなんてもう目に入っていないようだった。
2006-05-11 22:42:00 -
265:
さすがに清香が少し可哀想になり皓輝は、「清香さん?」と声をかけると、「勝手にすれば!!」と叫び財布の中から何枚かの札を抜き取り皓輝に投げつけ、清香は出て行った。
2006-05-11 22:43:00