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天国のあっちゃん

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  • 1:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    25年間生きてきて1番愛した人が天国へ行って1年。気持ちに整理をつける為にあっちゃんとの事を書きます。

    2005-08-21 02:00:00
  • 37:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    あっちゃんの家の玄関には靴がたくさんあった。それから泣き声がいっぱい聞こえた。恐る恐るリビングに入っていくとあっちゃんのおばちゃんが「あゆ、早く来て!あつに話かけて!この子返事せーへんねん。あゆが話かけたら起きるから!」泣いてそうゆった。リビングの奥の仏間にあっちゃんは寝ていた。あゆはあっちゃんに抱きついて話かけた。何回名前を呼んでもあっちゃんは反応せんかった。今にも喋りだしそうなきれいな顔をしていた。でも首にはくっきりロープの跡が残っていた。嘘やん、嘘やって。あっちゃん、嘘ってゆってよ。あゆは初めて涙を流した。そっから気が狂うまで泣いた。死んだあっちゃんを目の前にして信じたくないのと現実がまざって頭おかしくなっていた。あっちゃんの親友のかっちゃんに「あゆ、あつは死んでん。あゆがこんなに泣いてるとあつが悲しむ。やからあつの部屋行って、何であつが自分から死んだんか知ろう」そう言われて支えられてあっちゃんの部屋に行った。テーブルの上にアルバムとノートがおいてあった。アルバムを開いた。あゆと一緒に撮った写真がいっぱい貼ってあった。

    2005-09-11 18:58:00
  • 38:

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    あぼ~ん
  • 39:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    あゆの名前がのってる新聞の切り抜きもあった。幼稚園の頃からの写真がきれいに並べられていた。かっちゃんに「あゆ、気付いてなかったかもしれんけど、あつな、あゆの事ずっと好きやってんで。だから女つくらんかってんで。」そう言われた。「嘘やん。だってこんなあゆの事あっちゃんが好きやったはずないわ」精一杯の声でゆった。ノートを見てみた。1ページ目に《あゆへ》こう書いてあった。手が震えた。ページがなかなかめくられへんかった。確かにあっちゃんの字で書いてある。それは、あゆにむけた遺書やった。

    2005-09-11 19:08:00
  • 40:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    こんな事が書いてあった。『あゆがこれを読んでる時俺はもうこの世にいてない。あゆ、泣くなよ。あゆの事やからめっちゃ泣いてるやろ。頼むから泣くな。俺な、ずっとあゆが好きやってん。別れた事ずっと後悔してきた。あゆに俺はふさわしくないと思って別れたけど忘れられへんかった。お前がぐれた時、俺はきつい事しかゆえんかったけどつらかってん。あんだけ頑張ってた水泳やめたん、信じれんかった。お前の泳いでる姿かっこよかったし好きやったわ。俺、多分あゆが今まで付き合ってきた男の中で1番あゆの事わかってる自信あるわ。あゆが俺の前で強がってたんもわかってた。でも何もしてやれんかった。やから、俺はあゆがこの世に存在してるだけでいいって思うようにしてん。やけど、あゆが病気になって初めてあゆが死ぬ恐怖に襲われてん。俺、あゆが死んだら生きていけんわ。1年に2回しかつるんでなかったけどそれだけが俺、楽しみやってん。あゆが病気になったん、俺のせいやわ。俺が大阪行くの止めたらよかってん。俺があの時別れるって言わへんかったら、あゆはこんな辛い思いしてないねん。あゆ、大阪行ってから本気

    2005-09-11 19:29:00
  • 41:

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    あぼ~ん
  • 42:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    あゆは読んで号泣した。あゆの事ずっと好きでおってくれたのに気付いてあげれんかった事。こんなにも心配してくれてた事。あゆがあっちゃんを殺したんやと思った。あゆがもっと早くあっちゃんの気持ちわかってあげてたらこんな事にならんかった。あっちゃんに好きってゆえてたら今頃ふたりは結婚してたのに。悔しくて悲しくて自分に腹がたって涙がとまらなかった。全部嘘であってほしい。夢であってほしい。現実が受け入れられへんかった。

    2005-09-11 19:34:00
  • 43:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    あっちゃんに謝る事しかできなかった。あっちゃん、ごめんな、ごめんな。お願いやから帰ってきて。起きてよ。あっちゃんがおらんなんか嫌やから。どんなに泣いても叫んでも話かけてもあっちゃんは帰ってこない。でも受け入れたくなかった。

    2005-09-11 19:37:00
  • 44:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    あっちゃんのコンポの中には〔シングルベット〕が入ってた。あゆが好きであっちゃんにいつも歌ってって頼んでた曲。あっちゃんの部屋には思い出がいっぱいつまっていた。

    2005-09-11 19:41:00
  • 45:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    あっちゃんは私をこんなにも想っていてくれた。やのにあゆは…。自分を責めるしかできなかった。責めて責めて責めまくった。お葬式の日。冷たくなったあつあちゃんにたくさんキスをした。あゆのくちびるには今もあっちゃんの感触が残っている。最後のキス。もうあゆは誰ともキスしない。誰も愛さない。あっちゃんへの愛が永遠になった。あっちゃんの棺の中に好きやったビールとタバコとあゆがいつもつけてた指輪を入れた。かわりにあっちゃんがつけてた指輪はあゆのネックにつけた。最期の別れの時、あゆは気を失った。目が覚めた時、あっちゃんが骨になっていた。ショックでたまらなかった。あの時の事は今でも思い出す。あっちゃんの骨をもらっていつも持ち歩いてる。あっちゃんは、ほんまにいなくなった。この世から姿を消した。

    2005-09-11 19:56:00
  • 46:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    あゆはあっちゃんが死んだ日からおかしくなった。気が狂ったように泣いたり、ひきこもったり、吐くほど食べたり。何回もあっちゃんの所に行こうとした。でもいつも死ねない。病気も手術をして助かった。あゆは生きてるんじゃない。ただ生かされてるだけ。あっちゃんがいないのに何もする気がおきない。あっちゃんの存在の大きさを失って初めて知った。あっちゃんがいたからあゆは頑張れた。

    2005-09-11 20:02:00
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