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天国のあっちゃん

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  • 1:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    25年間生きてきて1番愛した人が天国へ行って1年。気持ちに整理をつける為にあっちゃんとの事を書きます。

    2005-08-21 02:00:00
  • 31:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    「なんであゆがこんな病気になったんやろ。医者何やってんねん。わからんって何やねん」あゆはあっちゃんに「悪い事ばっかりしてたからバチあたったんかな」って笑っていった。

    2005-09-11 17:11:00
  • 32:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    あゆはあっちゃんに弱い所を見せたくなかったし弱音も吐かなかった。あっちゃんに心配かけるのも嫌やったし、大阪に来た事で自分が弱くなったのも知られたくなかったから。大阪に来てから辛い事がいっぱいあった。でも周りの人に支えられて乗り越えてきた。だからあっちゃんに会える、お盆とお正月は笑顔であゆの近況を報告した。結婚を考えるくらい大好きな彼氏もいた。でもいつもあっちゃんが心のどこかにいて、ひっかかっていた。ほんまは1番好きなのはあっちゃんやのに結ばれる事がないって諦めていた。だから、あっちゃんにも彼氏の話をした。

    2005-09-11 18:07:00
  • 33:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    あっちゃんに話す事であっちゃんとはもうとっくに終わったんやから今の彼氏とやっていかなあかんっていい聞かせていた。でもいつも心が痛かった。あゆの中であっちゃんは、ほんまに別格。芸能人みたいに手の届かない存在になっていた。あっちゃんは、歌がとにかくうまい。プロみたいにうまい。でもたまにしか歌ってくれへん。お酒飲んで機嫌がいい時だけ。普段クールなあっちゃんやけど、お酒飲むと別人みたいに喋るし笑う。そんなあっちゃんが愛しくてみてるだけで幸せやった。あっちゃんに会う為に仕事やしんどい事が頑張れてたんやと思う。

    2005-09-11 18:13:00
  • 34:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    6月21日。朝早く病室にお母さんが来た。まだ眠いし睡眠薬が効いててボーっとしてあゆは機嫌が悪かった。突然お母さんが泣きだした。あゆは「何泣いてん?つーか今何時やねん、眠たいって」ってゆった。お母さんが「あゆ、落ち着いて聞いてや。あんな、あっちゃんがな、あっちゃんが」そっからお母さんは泣き喚いた。あゆはあっちゃんに何かあったんやと思って「あっちゃん、どうしたん?おかん、泣いてやんとゆえや!あっちゃん、何かあったん?」って怒鳴った。お母さんは泣きながら「あっちゃん、死んだんよ。ほんまやねん、あっちゃん、死んでん。」ってつぶやいた。あゆはわけがわからんかった。冗談やと思った。きのうの夜ここにあっちゃんおったのに死ぬわけないしって思った。「絶対うそやって。何であっちゃんが死ぬねん。もういいって。」お母さんにゆった。お母さんは「信じられへんやろけどほんまやねん。お母さんかて信じたくないわ。でもほんまやねん。」って言った。私は状況が理解できひんかった。頭の中真っ白やった。

    2005-09-11 18:23:00
  • 35:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    絶対に信じられへんくて、あっちゃんの携帯に電話した。電源が入ってない。何回かけてもつながらへん。そしたらあっちゃんの妹から電話がきた。私は震える手でとった。泣いてる。「あゆちん、お兄な、死んでん。ほんま勝手やわ。あいつマジ自己中やわ。」そっからは言葉になってなかった。あっちゃんが死んだ事は頭が理解した。だけど何で死んだんか疑問がわいてきた。お母さんに聞いた。あゆは異常に冷静やった。「あっちゃん何で死んだん?」お母さんは何も言わへん。「あっちゃん、何で死んだんって聞いてるやろが!」 あゆがキレてやっとお母さんは口をひらいた。

    2005-09-11 18:33:00
  • 36:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    あっちゃんは自殺した。部屋で首をつって死んでいた。あゆはそれを聞いて体中が震えて寒気がして倒れそうやった。何でなん?嘘やろ?ありえへん。そればっかり頭によぎる。あゆは病院を抜け出してあっちゃんの家に行った。

    2005-09-11 18:37:00
  • 37:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    あっちゃんの家の玄関には靴がたくさんあった。それから泣き声がいっぱい聞こえた。恐る恐るリビングに入っていくとあっちゃんのおばちゃんが「あゆ、早く来て!あつに話かけて!この子返事せーへんねん。あゆが話かけたら起きるから!」泣いてそうゆった。リビングの奥の仏間にあっちゃんは寝ていた。あゆはあっちゃんに抱きついて話かけた。何回名前を呼んでもあっちゃんは反応せんかった。今にも喋りだしそうなきれいな顔をしていた。でも首にはくっきりロープの跡が残っていた。嘘やん、嘘やって。あっちゃん、嘘ってゆってよ。あゆは初めて涙を流した。そっから気が狂うまで泣いた。死んだあっちゃんを目の前にして信じたくないのと現実がまざって頭おかしくなっていた。あっちゃんの親友のかっちゃんに「あゆ、あつは死んでん。あゆがこんなに泣いてるとあつが悲しむ。やからあつの部屋行って、何であつが自分から死んだんか知ろう」そう言われて支えられてあっちゃんの部屋に行った。テーブルの上にアルバムとノートがおいてあった。アルバムを開いた。あゆと一緒に撮った写真がいっぱい貼ってあった。

    2005-09-11 18:58:00
  • 38:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 39:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    あゆの名前がのってる新聞の切り抜きもあった。幼稚園の頃からの写真がきれいに並べられていた。かっちゃんに「あゆ、気付いてなかったかもしれんけど、あつな、あゆの事ずっと好きやってんで。だから女つくらんかってんで。」そう言われた。「嘘やん。だってこんなあゆの事あっちゃんが好きやったはずないわ」精一杯の声でゆった。ノートを見てみた。1ページ目に《あゆへ》こう書いてあった。手が震えた。ページがなかなかめくられへんかった。確かにあっちゃんの字で書いてある。それは、あゆにむけた遺書やった。

    2005-09-11 19:08:00
  • 40:

    あゆ ◆EcCgOA7Vw6

    こんな事が書いてあった。『あゆがこれを読んでる時俺はもうこの世にいてない。あゆ、泣くなよ。あゆの事やからめっちゃ泣いてるやろ。頼むから泣くな。俺な、ずっとあゆが好きやってん。別れた事ずっと後悔してきた。あゆに俺はふさわしくないと思って別れたけど忘れられへんかった。お前がぐれた時、俺はきつい事しかゆえんかったけどつらかってん。あんだけ頑張ってた水泳やめたん、信じれんかった。お前の泳いでる姿かっこよかったし好きやったわ。俺、多分あゆが今まで付き合ってきた男の中で1番あゆの事わかってる自信あるわ。あゆが俺の前で強がってたんもわかってた。でも何もしてやれんかった。やから、俺はあゆがこの世に存在してるだけでいいって思うようにしてん。やけど、あゆが病気になって初めてあゆが死ぬ恐怖に襲われてん。俺、あゆが死んだら生きていけんわ。1年に2回しかつるんでなかったけどそれだけが俺、楽しみやってん。あゆが病気になったん、俺のせいやわ。俺が大阪行くの止めたらよかってん。俺があの時別れるって言わへんかったら、あゆはこんな辛い思いしてないねん。あゆ、大阪行ってから本気

    2005-09-11 19:29:00
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