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インド映画の亡き大スター、横浜で追悼 銀幕復帰作を上映(カナロコ by 神奈川新聞)

今年2月に54歳で急逝したインドの国民的女優シュリデヴィ・カプールさんの銀幕復帰作「マダム・イン・ニューヨーク」が10月20日から1週間、横浜市中区のシネマジャック&ベティで再上映される。彼女を愛する人々の“リレー”により、インド映画の都ムンバイの姉妹都市・横浜で追悼上映が実現する。
同映画は女性へのリスペクト(敬意)を主題に、インド人の主婦が苦手な英語を米国で克服する顛末(てんまつ)を笑いと涙で描いた。日本でもヒットし、横浜の上映館にも観客が詰め掛けた。
日本では上映権を映画会社ではなく、仕事でインド駐在歴がある大向敦さん(57)=東京都府中市=が脱サラして買い付けた。妻で広報役の貴子さん(53)は「唐突に歌い踊るインド映画のイメージを覆す素晴らしい作品があることを、日本人に紹介したかった」と語る。
主演のシュリデヴィさんは1963年、南インドのタミル・ナードゥ州生まれ。子役時代から人気で、70~90年代にムンバイで約300本の“ボリウッド映画”に出演、「インドの大女優」と評された。結婚で引退したが、2012年に同映画で復帰。日本公開前月の14年5月に来日した。
日本でも同映画で多くのファンを得たが、次の日本公開作が望まれる中、飛び込んできたのは渡航先で急逝したとの報。インドでは国葬が営まれた。「一緒に来日した2人の娘さんの悲しみを察し、胸がふさがる思い」と貴子さん。
夫妻は日本で同映画の追悼上映ができないか模索し、横浜で働く知人が「ムンバイと姉妹都市の横浜で再映の道を探っては」と助言。本紙で人気を博したコラム「シネマパラダイス」でシュリデヴィさんを「原節子を思わせる」と称賛した映画コラムニスト服部宏さん(74)も協力し、かつて同映画を上映したシネマジャック&ベティに思いを届けた。
支配人の梶原俊幸さん(41)が再映を決意し、半年がかりで念願が実現。梶原さんは「一般から再映要望も頂いた。10月に中区の山下公園で開かれるインドの祭り『ディワリ・イン・ヨコハマ』とも連携し、追悼の輪を広げたい」。
横浜での追悼上映に助力した人々に大向さん夫妻は「心から感謝している」とし、「観客を優しい気持ちにさせてくれるこの映画を、1人でも多くの人に見てほしい」と口をそろえた。問い合わせは同館電話045(243)9800。
提供元:Yahooニュース