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平成を駆け抜けた歌姫 安室奈美恵さん(産経新聞)


 歌やダンスだけでなく、ファッションや生き方まで、世代を超えて人々を魅了した歌手、安室奈美恵さん(40)。日本を直撃した景気の変動や世間を揺るがす大事件、巨大な自然災害が連続した激動の「平成時代」とともに、女性のライフスタイルの象徴が表舞台から姿を消す。


 ■「アムラー」ブーム


 安室さんがデビューした平成4年はバブル経済崩壊の翌年。先行きの不透明感が日本を覆っていた。7年には阪神大震災や地下鉄サリン事件が発生、世相はますます暗くなる。安室さんの曲が本格的にヒットし始めたのはこの頃だ。


 細い眉に厚底ブーツなどをまねた「アムラー」と呼ばれる女性たちが街を闊歩(かっぽ)し、社会現象に。世代・トレンド評論家の牛窪恵さん(50)は、「すっかり元気を失った男性を励ますように、女性が文化を作った時代」と分析。「『女らしさ』ではなく『私らしさ』を追求した点が女性に受けた」と読み解く。


 安室さんは9年に突然、結婚・妊娠を発表。「産休」を経て翌年暮れ、NHK紅白歌合戦で華々しく復帰する。7年に改正された育児休業法が、徐々に世間に浸透し始めていた。「結婚や出産で第一線を離れる女性は多いが、安室さんはさらにパワーアップして復帰した。男性に媚(こ)びない意志の強さが感じられた」(牛窪さん)


 男女雇用機会均等法の改正(9年)もあり、社会進出を加速する多くの女性が、新たな生き方を模索していた。安室さんは曲やファッションだけでなく、「生き方」までが女性の指針となっていった。


 ■ライブ活動を重視


 音楽CDの生産枚数は10年をピークに大きく減少。この頃から、商品を所有することに価値を置く「モノ消費」から、体験重視の「コト消費」に流れが移っていく。


 ライブ活動を減らさずに続けていた安室さんは、ここでも時代とリンクした。ライブツアーは12年には13万人、リーマンショック(20年)後の停滞した経済状況が続いていた24年には34万人を動員することに。音楽ジャーナリストの湯浅明さん(70)は、「後の世代が昭和を思い出すときは美空ひばり、平成は安室奈美恵となることは間違いない」と語る。


 一方で、時代に媚びない部分もまた安室さんの魅力だった。多くの芸能人が「フェイスブック」などのSNS(会員制交流サイト)で私生活を含む情報を発信する中、安室さんは一歩距離を置き、プライバシーを大切にした。


 昨年9月に公式ホームページ上で突然、1年後の引退を宣言。大阪市西区の会社員、慶元琴美(けいもとことみ)さん(32)は、「出産も、まだ若い40歳での引退も正しいと思えば実行する。絶対にぶれない人」と強いあこがれを口にする。


 四半世紀にわたり、女性自立のアイコン(記号、偶像)となってきた歌姫。時代の一つ一つの出来事と符合しながら駆け抜けてきた末の引退は、「平成」の幕引きに合わせるかのようだ。

提供元:Yahooニュース
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