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セリーナ・ウィリアムズ、大坂なおみ選手との全米オープン決勝戦で「性差別があった」と主張(ELLEgirl)

9月8日(現地時間)に行われたテニスの全米オープンの女子シングルス決勝戦は、前代未聞の波乱に満ちた試合だった。大坂なおみと戦ったセリーナ・ウィリアムズは、主審から3回の規則違反を宣告され、場内が騒然となる場面も。第2セットの第2ゲームで、カルロス・ラモス主審はセリーナのコーチがスタンドから指導していたとして警告。
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これに対してセリーナは「人生で不正をしたことは一度もない。母親としても正しいことのために戦っている」「勝つために不正はしていない。それだったら負ける方がマシ」と猛抗議。また第5ゲーム終了後、セリーナがラケットを叩きつけた行為にも規則違反として1ポイントのペナルティを科されたため、再び強い口調で抗議した。「あなたは嘘つきだ。いつあなたは私に謝るの? 私に謝るべきよ。謝って。あなたは私から1ポイント奪った。あなたは泥棒よ!」。
この発言が暴言だとして、セリーナは1ゲームのペナルティが科されると、観客から抗議と怒りのブーイングが! セリーナはレフリーをコートに呼んで反論したが、覆ることはなかった。結果、大坂選手はセリーナを破り、初優勝を飾った。異様な空気に包まれたセレモニーで、「大坂選手はとてもいい試合をした。これは彼女にとって初めてのグランドスラム。みんながここに応援しに来ていたのを知っている。この瞬間をベストのものにしましょう。もうブーイングはしないで」と訴えたセリーナ。
ただ試合後の記者会見では、主審の判定が性差別的だと主張した。「私は女性の権利のため、女性の平等のためにここで戦っている。私が泥棒と言ったことで、彼は私から1ゲーム奪った。これは性差別的だと感じる。男子選手が泥棒と言っても、あの主審はその男子選手から1ゲームを奪うことはしない。私にとって非常な驚きだった」。
このセリーナの主張に元テニス選手のビリー・ジーン・キングも同意。「女性が感情的になると『ヒステリーを起こしている』と言われペナルティを課される。男性が同じことをすると『率直にものを言う』と言われ波紋は起きない。セリーナ、ダブルスタンダードを告発してくれてありがとう。同じような声がもっと必要」とツイートした。
また男子選手からも同じ指摘が。元選手のアンディ・ロディックは「もっとひどいことを言ったことがあるけれど、1ゲームのペナルティが科されたことはない」、元選手のジェームズ・ブレークも「もっとひどいことを言ったことがあると認めよう。でもペナルティは課されなかった」と告白。一方で、「テレグラフ」紙などは「性差別の主張は敗北から目をそらせるためのものだ」とセリーナの態度を批判している。
またセリーナは主審から警告されたコーチングはなかったと主張しているけれど、コーチのパトリック・ムラトグルーはスタンドから指導したことを認めている。試合後にコーチは「みんなやっているし、みんな知っている」「ルールがあるのは知っている。でもグランドスラムの決勝で失敗はできない」と発言し、しかし「セリーナが私の方を見ていたとは思わない。だから彼女は私が指導をしていることを知らなかっただろう」と語った。
コーチが指導をしたこと自体は事実なので、主審の判断は正しかったという声も挙がっている。全米オープンの主催者も、主審の判断は最終的なもので見直すことはないと声明を発表。またセリーナの3つの違反に対して、合計1万7,000ドル(約188万円)の罰金を科すことを明らかにした。テニス界やスポーツ界のダブルスタンダードを巡り、どのような議論がこれから起きるのか注目したい。
(text : Yoko Nagasaka)
提供元:Yahooニュース