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原作者・東野圭吾も大絶賛!『人魚の眠る家』新映像と場面写真が一挙解禁(Movie Walker)

ベストセラー作家・東野圭吾のデビュー30周年を記念して書かれた小説「人魚の眠る家」が映画化され、11月16日(金)より公開となる。篠原涼子と西島秀俊が映画初共演で夫婦役に挑む本作より、完成した映画を観た原作者・東野からのコメント入りの映像と場面写真が一挙公開された。
【写真を見る】篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎の名演が滲む場面写真を一挙公開
娘の小学校受験が終わったら離婚すると約束した仮面夫婦の元に、ある日突然「娘がプールで溺れた」と悲報が届く。愛するわが子は意識不明のまま、回復の見込みはないという。深く眠り続ける娘を前に、奇跡を信じる夫婦はある決断を下すのだが、そのことが運命の歯車を狂わせていく。
本作のメガホンを取るのは、『TRICK』(02)、『明日の記憶』(06) などで知られ『天空の蜂』(15)でも東野小説の実写化を務めた堤幸彦監督。東野は数々の傑作を生みだし、『容疑者Xの献身』(08) や『ナミヤ雑貨店の奇蹟(17)』など幾度も実写化されてきた。今回、完成版を観た東野は「間違いなく一級品の娯楽作品」と映画を大絶賛。
「自分の愛する存在が、健やかに眠っているようにしか見えないのに、もう命はありませんと宣告されたらどう感じるか。そしてどうするか。単純そうで複雑なこの問題に向き合うことから、私の執筆作業は始まりました」幕間映像で東野は、「こんな物語を自分が書いていいのか?今も悩み続けています」と明かす。
映像化の話を受けた東野は「この重たいテーマだけは敬遠されるだろうと予想していた」と、驚いたそう。しかし「映画を観て、自分の認識が間違っていたのだと気づきました。映像や役者のプロは違いました。私が密かに自負していた原作の“売り”を、見事に再現してもらっていました」と不安が吹き飛ぶ出来を称賛した。
解禁された映像では、東野のコメントと共に映しだされるせつない場面から、静かに目を覚まさなくなってしまった少女と周囲の人間に巻き起こる波乱の様子が垣間見える。
「原作者が泣いたらかっこ悪いという思いから懸命に涙は堪えましたが、皆さんは遠慮なく泣いてくださって結構です」と東野が太鼓判を押す映画『人形の眠る家』。東野小説の数ある実写作品のなかでも、必見の一本と言えそうだ。
●東野圭吾(原作者)
「自分の愛する存在が、健やかに眠っているようにしか見えないのに、もう命はありませんと宣告されたらどう感じるか。そしてどうするか。単純そうで複雑なこの問題に向き合うことから、私の執筆作業は始まりました。自分は受け入れられるだろうか、自分が受け入れられたとしても、受け入れられないという者たちがいたらどうすればいいのか。物語を進めれば進めるほどに次々と難問が立ちはだかります。今回は、あらすじを立てて肉付けしていく、という書き方はできませんでした。壁に当たるたびに立ち止まり、苦悶しました。書き上げた今も、何らかの答えに到達できたという自信はありません。ただし、エンタテイメント作家としての役割だけは果たせたのではないかと自負しておりました。
この物語を映画化したいという話を聞き、驚きました。拙作が映像化されることは多いのですが、この重たいテーマだけは敬遠されるだろうと予想していたからです。映画を観て、自分の認識が間違っていたのだと気づきました。やはり映像のプロは違いました。プロの役者は違いました。描かれているテーマは重く、ドラマは深く、派手なアクションシーンはありません。しかし間違いなく一級品の娯楽作品になっていました。私が密かに自負していた原作の『売り』を、見事に再現してもらっていました。原作者が泣いたらかっこ悪いという思いから懸命に涙は堪えましたが、皆さんは遠慮なく泣いてくださって結構です」
(Movie Walker・文/編集部)
提供元:Yahooニュース