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中島歩が語る「あんぱん」への思い―視聴者を魅了する次郎役、11年ぶり朝ドラでつかんだ新たな境地(TVガイドWeb)

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現在放送中のNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜午前8:00ほか)は、「アンパンマン」の生みの親・やなせたかしさんと妻・暢をモデルに、主人公・朝田のぶ(今田美桜)が夫・柳井嵩(北村匠海)と共に数々の荒波を乗り越えていく物語。そんな作品の中で、のぶとお見合いをし、夫となる若松次郎を演じているのが中島歩だ。一等機関士として働く実直な青年・次郎は、のぶの心にそっと寄り添う存在。誠実で静かな愛情を体現する姿が、視聴者の心を捉えている。
第61回(6月23日放送)では、戦後5か月を経て入院生活を送る次郎のもとに、のぶが見舞いに訪れる。努めて明るく振る舞っていたのぶだったが、「愛国教育は間違っていた」と涙ながらに教師を辞めたことを打ち明けると、次郎はその思いを静かに受け止める。未来への希望を語りながら、速記で言葉を記す次郎の姿に、のぶは不思議そうなまなざしを向ける──その直後、次郎は喀血(かっけつ)し、物語は新たな局面へと進んでいく。
「心が震えていないと通じない本だった」と語る中島が、「花子とアン」以来、11年ぶりの朝ドラ出演への思いや、若松次郎という役への思い、そして戦時中の物語を演じる意義について語った。過去のトラウマと向き合い、11年の歳月を経て新たな境地に達した中島の、率直な想いに耳を傾けた。
――久しぶりの朝ドラ出演のオファーを受けた時の心境をお聞かせください。
「うれしかったです、すごく。やはり朝ドラって大舞台なので、興奮しました。ただ、役柄を聞いた時は正直、『難しそうだな』と思いましたね。視聴者の方はのぶ(今田)と嵩(北村)の関係をずっと見守ってきているので。そんな中で、いきなり見合いをして結婚までするわけだから、『嫌われちゃったら嫌だな』と思いました」
――「花子とアン」も担当された柳川強監督とはどんなお話をされましたか?
「最初の打ち合わせで、『次郎という役を中島くんはどう思う?』と聞かれたんです。僕としては、『すごくいいことしか言わないから、逆にちょっと表面的に見えてしまって、リアリティーが伝わらないかもしれないな』と思っていて、それを正直に伝えたら、『そうなんだよ』と共感してくださって。『だからこそ“ひと癖ある中島くん”にお願いした』と言われたんです」
――実際の撮影現場では、どのような指導を受けられたのでしょうか?
「初日が見合いのシーンと、レストランで『結婚してください』と伝える場面だったんですが、柳川さんからは動きや表情を抑えるような演出がありました。僕自身は、自然なしぐさや表情が出てもいいのかなと思っていたんですが、『これはやめよう』『ここは目を見て真っすぐ言おう』など、細かく丁寧な指示をいただいて。それが結果的に、次郎の誠実さにつながったのだと思います。柳川さんとは『花子とアン』以降もご一緒する機会があり、僕の舞台を見に来てくださったこともあります。ずっと信頼している方なので、今回またご一緒できて本当にうれしかったです」
――「花子とアン」ではライバル同士だった(※)吉田鋼太郎さんと、今度はご家族という関係での共演となりました。(※中島が演じる宮本龍一は、吉田演じる嘉納伝助の妻・蓮子と駆け落ちする役どころだった)
「まさに『花子とアン』以来だったので、お会いできたのは単純にうれしかったです。ただ、やはりちょっと怖いという感じもありました(笑)。鋼太郎さんは演出家としての顔もある方なので、『認められたい』という思いは少なからずありましたね。今の自分をどう見てもらえるのか…という気持ちは、やはりどこかにありました。『花子とアン』の時は駆け出しで、正直うまくできなかったという思いがありましたし、当時の評判もあまり良くなかった。それを自分では“トラウマ”だとは思っていなかったんですが、今回あらためて朝ドラに参加してみて、『ああ、自分の中でずっと引っかかっていたんだな』と気付かされました。それもあって、今回はすごく丁寧に準備しました」
――実際にお会いした鋼太郎さんの印象は?
「とにかく若々しいなという印象でした(笑)。“釜じい(釜次)”なんて呼ばれていたので、もっと年配な雰囲気なのかと思っていたのですが、エネルギーに満ちあふれていて、『元気だな』と感じました。現場では、鋼太郎さんが演出されている舞台の話や、お互いの近況など、いろいろなお話をさせてもらいました」
提供元:Yahooニュース