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「昔から手放せない…」普通に生きたいと、いつも思っている30代タレントの本音(with online)

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こんにちは、有村藍里です。
「普通に生きたい」
私はいつもそう思っています。
人と笑い合って、活動的で、夜にはぐっすり眠れる。ちょっとしたことには動じず、必要以上に自分を責めることもなく。
【藍里ちゃんの子ども時代の写真を見る】「架純とは好きなものが正反対だった」母に聞いた、子どもの頃の話
そんな毎日が続いていけばいいのにって思うけれど、私にとってそれはまだ少し遠い目標のようです。
調子の良い日には、旅行に出かけたり友だちとたくさん笑い合えたりもします。
そういう時間はたしかにあって、すごく楽しいし、その一瞬一瞬が幸せだなって思える。
でも、いつもそうではなくて少しの期間、家にこもって過ごす時間が続いたあとに久々に外に出ると、耳が詰まったような感覚になってしまうことがあります。
まるで、外の世界にうまく馴染めていないような、自分の輪郭がぼやけてしまったような。そんな海の底にいるかのような不思議な感覚。
きっと、私にとっての“普通”って、すごく繊細なバランスの上に成り立っているんだと思います。
元気なときと、そうじゃないときの落差も大きくて、そのたびに「こんなことで疲れてるなんて情けないな」と自分にがっかりしてしまうこともあります。
そんなふうに自分を責める癖は、昔からずっと変わらず、なかなか手放せません。昔、自分の感情がコントロールできなかった時期がありました。いまだに思い出すと胸が苦しくなります。
ちょっとしたことで涙が止まらなくなったり、抑えきれないほどイライラしたり、母にきつい言葉をぶつけてしまってあとで後悔したり。
「どうしてあんなことを言ってしまったんだろう」
「私はなんてひどい人間なんだろう」
「いつのまにか壊れちゃったのかな」
そんなふうに、何度も自分を責め続けてきました。
でも最近、少しだけこう思えるようになってきました。
あのときの私は、壊れたわけじゃなくて、ただどうにかして生き延びようとしていたんだ、と。
自分でも気づかないうちに、限界を超えていて、泣いたり怒ったりすることで、心の奥に押し込めていたものを、必死に外へ出そうとしていたのかもしれない。
そう思えるようになったら、「逃げていた自分」を責める気持ちも、少しずつ和らいできました。
誰かとの距離をとったこと。
何かから目をそらしたこと。
それはきっと、“壊れないために”必要な行動だったんだと思います。
そのときは、弱いから逃げたと思っていたけれど、本当は、生きるために選んだ行動だったのかもしれない。
その場から離れたからこそ、私はここにいる。
その事実を、自分の中で少しずつ認められるようになってきました。
それでももちろん、今でも不安になることはあります。
「またあの頃みたいに、自分を見失ってしまうんじゃないか」って。
でも同時に、今の私はあのときとは違って、ちゃんと立ち止まったり、誰かに話したりできるようになっている。
揺れたり立ち止まったりしながらでも、自分を見つめる視点を持てるようになったことは、きっと私がこの数年で得たとても大切な力です。
“普通に生きたい”という願いは、きっとこれからも私の中にずっとあると思います。
でも最近は、「人と比べて普通でいたい」のではなくて、「自分が安心していられる状態でいたい」そう思えるようになってきました。
他人と同じじゃなくてもいい。
完璧にこなせなくてもいい。
自分のペースで、安心していられる時間が少しずつ増えていくこと。
それこそが、私にとっての“普通”なんじゃないかなと感じています。
がんばらなくてもいい日。
飾らないままでも、大丈夫な日。
そんな日を少しずつ受け入れていくことで、私もまた、自分のことを前より少し、好きになれている気がします。
今週も最後まで読んでくださってありがとうございます。
有村藍里中学時代に引きこもりで人見知りでネガティブな性格であり、そんな自分を変えたくて、16歳の時に芸能界入り。引きこもりやネガティブな性格から脱却するための努力や逆境を乗り越える姿が、同じような境遇の悩みを抱える女性から多くの支持を得ている。2019年3月、美容整形を受けたことを公表し、その正直に打ち明ける姿と有村が持つ雰囲気により多くのファンから共感を得た。
提供元:Yahooニュース