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大森南朋の「悪人」イメージが一変…同じく「裏の顔」を見せたキャストとは?『あなたを奪ったその日から』第5話考察&感想(映画チャンネル)

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北川景子主演のドラマ『あなたを奪ったその日から』(カンテレ・フジテレビ系)が現在放送中だ。本作は、食品事故で子どもを失った母親が、事故を起こした男の娘を誘拐するサスペンスドラマ。復讐と親子愛の壮大なストーリーだ。今回は、第5話のレビューをお届けする。(文・西本沙織)
【写真】登場人物全員に裏の顔? キャストの貴重な未公開カットはこちら。ドラマ『あなたを奪ったその日から』劇中カット一覧「人の心は万華鏡。どんな人でも見る角度を変えると、ガラリと違う顔が見えてくる」
『あなたを奪ったその日から』第5話は、この言葉にすべてが集約されたような回だった。旭(大森南朋)が立ち上げた「スイッチバック」に入社した紘海(北川景子)は、お客様相談室に配属されることに。旭が隠蔽した“なにか”を突き止めるべく機を狙っていたが、とある誹謗中傷の一件で旭へのイメージがくるりと変わりそうになる。
月に数回、碑文谷店の「お客様の声」に投函される旭への心ないメッセージ。犯人はごく身近な社員で、旭はそのことに気づいていた。しかし、彼は“誰か”を問うことなく、この件を終わらせるのだ。
「子どもがなにを口にするかは親の責任」と放つ旭の無情な顔しか知らなかった紘海は、彼の意外な一面を見て混乱する。だからといって憎む気持ちがなくなるわけではないが、旭の懐の深さが復讐心に水を差しているあたり、紘海は少しばかり旭に近づきすぎたのかもしれない。とはいえ、これも旭の数あるなかの一面にすぎないのだろうけれど…。 違う顔を持っていたのは、娘たちも例外ではない。家に訪ねてきた雪子(原日出子)が紘海の勤めていた保育園の園長だと見抜いた美海(一色香澄)は、“母には聞けないこと”を尋ねる。美海が知りたかったこと、それは“父親”のこと。辻褄を合わせるためなのか、父親は病気で亡くなったことになっていた。
父親と過ごした日々の記憶がなく、写真も見たことがないというのだから、自分のルーツが気になるのは当然のことだろう。でも、それと同時に、美海は母と自分の親子関係が“普通ではない”ことに、うっすらと気づき始めているのかもしれない。
美海が紘海に聞けなかったのは、それがなんだか聞いちゃいけないことのような気がしたから。そしてそこには、聞いてしまえば何かが壊れてしまいそうな予感もあったのだと思う。
だから美海は、紘海の前では父親の話に興味のないフリをしている。紘海が見ていた美海の一面は、彼女の母への思いやりによって作られたものだったのだ。
結城家の長女・梨々子(平祐奈)にも、別の顔がある。家を出ること、結婚を考えている相手がいることを旭に話さなかった梨々子。そのことを咎められたとき、「ママが出てって、萌子があんなことになって、私まで出てったらパパどんなに悲しむだろうって」とすすり泣く。
父親に「因果応報」と強い言葉をぶつけていた頃を思い出すと違和感しかないが、梨々子にも心に秘めたものがあるようだ。彼女の底知れぬ腹のうちは、「自分以外の誰かがどう考えているかなんて簡単にはわからない、家族ですら」と現在進行形で旭を悩ませている。そして、玖村(阿部亮平)もまた、彼女のさまざまな一面に振り回されているひとりだ。
提供元:Yahooニュース