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江原啓之「過去の経験から…」“感情を表に出すのが苦手”と悩む相談者に届けた言葉とは?(TOKYO FM+)

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スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
5月4日(日・祝)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。<リスナーからの相談>
私は感情を表に出すのが苦手で、映画や卒業式、誰かの結婚式などでも泣いたことがありません。ジーンとすることはあるのですが、周囲の目が気になってしまい、もらい泣きすらできません。
ただし、自分自身のことになるとすぐに泣いてしまいます。特に悲しいときやつらいときには、すぐ涙が出ます。こうした自分を振り返ると、「私は誰かに与えるよりも、要求ばかりしている人間なのかも…」と思ってしまいます。
最近ふと気づいたのですが、私の周囲には人情に厚い人が多いのです。今まではマイナスの感情にばかり敏感になっていましたが、これからはもっとプラスの面にも目を向ければ、他人の気持ちにも寄り添えるようになり、感動して涙を流せるようになるのでしょうか。相談者さんは、きっととても優しい方なのだと思います。私は“感情過多”でちょっとしたことに感動しがちなところはあるのですが、結婚式などで泣くことはありません。みんなが感動して泣いていても、「とはいえ、これから大変なこともあるだろうな」と、つい先のことまで見てしまうのです。
その場の雰囲気に流されず、現実を冷静に見てしまうというのは、意地悪なのではなく、むしろ誠実な心の表れだと思います。
(作家トーベ・ヤンソン原作の)「ムーミン」シリーズには、何かにつけて「無駄じゃ、無駄じゃ」と言ってくる「じゃこうねずみ」というキャラクターがいます。このキャラクターも、ただ冷たいだけではなく、自分が多くを見てきたからこそ、そうした悲観的なことを周りに話しているのです。
相談者さんが自分のことで泣けるというのも、きっとこれまでにたくさんの悲しみやつらさを経験されてきたからでしょう。その経験から、「またつらくなるのでは?」と予測してしまう。だからこそ、楽しい場面にも素直に喜びきれず、感情にブレーキをかけてしまうのかもしれません。
私もそういうところがありますよ。結婚式で新郎新婦に「おめでとう!」と言ったとしても、この先にはケンカもするでしょうし、病気もするでしょう。だからあまり楽観的にお祝いを言ってしまうのは、どうなのかな? と思ってしまうわけです。赤ちゃんができた方に対してだって、流産してしまう可能性だってあるわけですから、それを伝えられたときにこちらがあまり喜んでしまうと、かえってそのときの喜びが残酷になってしまうことがあります。
そこまでではないにしろ、私と相談者さんには似たところがある気がします。もしかしたら相談者さんは、過去のぬか喜びや、それが打ち砕かれた経験があるのかもしれませんね。そういう経験もあって、“感情の保険”をかけてしまう性格になったのかもしれません。いずれにしても、あなたは優しい人なんだなと思いますよ。(TOKYO FM「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」2025年5月4日(日・祝)放送より)
提供元:Yahooニュース