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「ベルセルク」×「ディアブロ」コラボ開発陣インタビュー(GAME Watch)

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Activision Blizzard Japanは、プレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC用アクションRPGアクションRPG「ディアブロ IV(Diablo IV)」およびAndroid/iOS/PC用MMOアクションRPG「ディアブロ イモータル」において、マンガ「ベルセルク」とのコラボレーションを実施する。
【画像】「ディアブロ IV」×「ベルセルク」コラボ
「ベルセルク」は、三浦建太郎氏によるダークファンタジーマンガを原作する作品。今回開催されるコラボでは、ガッツ、グリフィス、そして鷹の団の血塗られた物語が「ディアブロ」の世界であるサンクチュアリに訪れるという内容を体験できる。
「ディアブロ IV」と「ディアブロ イモータル」ではそれぞれオリジナルのイベントや報酬が登場。今回、コラボ開始に先駆けて、どのような経緯で本コラボが実現するに至ったのか、さらにはこだわりや見所などを開発陣へのインタビューで伺うことができたので、本稿ではコラボの概要のおさらいも含めお伝えしてきたい。
■ 「ディアブロ」開発陣へのインビュー。ダークファンタジーという共通点を軸に両作品のファンも納得できる仕上がりに
今回は、Blizzardの「ディアブロ IV」リードアーティストのViviane Kosty氏と、「ディアブロ イモータル」のリードアーティストEmil Salim氏からコンテンツ開発の裏話を聞くことができた。本コラボの見どころや、コラボ実現に至った経緯、報酬の選定などについて貴重な回答を得ることができたので紹介していきたい。
――「ディアブロ」と「ベルセルク」は世界観が似ているように思います。今回のコラボのきっかけを教えてください。
Salim氏: チーム内でコラボをするならどこがいいかと考えた時に、一番最初に名前が挙がったのが「ベルセルク」でした。どちらもダークファンタジーで親和性があり、ストーリーについても、「ベルセルク」と「ディアブロ」のベースになっているストーリーには似たところがあります。人間が神と悪魔に挟まれて、その中で苦痛や葛藤を味わうところも似ていますし、人間性と神との対立というところも似ているので、このコラボは起きるべくして起きたと感じています。
Kosty氏: 今出た要素以外に、ファンベースがかぶっているので、双方のファンを喜ばせることができると思ったということがります。それに開発陣の中にも「ベルセルク」のコアなファンがたくさんいて、このコラボが決まった時には開発陣の中でも「おっしゃあ!」と喜んでいる人がたくさんいました。
――海外の人から見て、原作の「ベルセルク」のアートワークはどのようなものに写っているんでしょうか?
Kosty氏: 「ベルセルク」のオリジナルアートワークはもともとリアル路線で、世界観的にも中世の甲冑やクリーチャーなどは「ディアブロ IV」も同じ路線なので、ゲームに落とし込むのは比較的簡単でした。原作のダークな質感をいい感じに3Dに落とし込めたのではないかと思っています。
Salim氏: 先ほどVivianeも言いましたが、開発陣の中に「ベルセルク」の大ファンだという人が結構いて、コラボが実現すると決まった時、早くゲームに入れ込みたい、ゲーム内でどうなっているか見ていたいという意見が上がっていました。三浦建太郎先生がインクで描く絵には独特の味があると思っています。特に、絵から感じ取れるガッツの感情や苦しみをどのようにゲーム内に落とし込むかに気を付けました。「ベルセルク」の原作チームとかなり密に連絡を取りながら作りました。
――同じダークファンタジーということで落とし込みやすかったということですが、逆に難しかったことや、頭を悩ませたことがあれば教えてください。
Salim氏: 両作品のビジュアルやコンセプトはマッチしているところがあるので、全体にはやりやすかったです。敢えて例を上げるとすると、ガッツが原作で身に着けている「狂戦士の鎧」のマントをゲーム内に落とし込むのに、何度もビジュアルテストを繰り返す必要がありました。このマントの質感とアニメーションには非常にこだわって、見え方を工夫しました。原作マンガの雰囲気を3Dに変換するために、何回かやり直しをしつつトライしました。
Kosty氏:開発陣が作品が大好きなので、熱意があってやりやすかったです。例えば「骸骨の騎士」の甲冑は、漫画内のサイズ感に忠実にゲームに落とし込むと、腕が甲冑を突き抜けたりしてしまうことがあったので、サイズ感を極力キープしながらゲームに合うサイズに変更しました。今回のコラボをするに辺り、こういった体験が将来に向けて自分たちのレベルを押し上げるための勉強になりました。
――「ベルセルク」内のアイテムがゲームに入りますが、どのアイテムを入れるか、どういった経緯で決定されましたが?
Kosty氏: どのクラスをどのキャラに当てはめれば自然に見えるかということを重視しました。ガッツについては「狂戦士の甲冑」と傭兵時代のガッツを2つのクラスに割り振りました。傭兵用の装備「もがく者」はローグに。ロークはヒットアンドアウェイで近距離と遠距離を使い分ける戦闘スタイルですが、これが傭兵時代のガッツが色々な武器で戦うスタイルにフィットすると思いました。
もう1つは単純に、バーバリアンに対して「狂戦士の甲冑」を着ているガッツを当てることにしました。バーバリアンは接近戦に特化したビルドになっていますし、ガッツの怒りだったりを戦闘スタイルとして見せられるのはバーバリアンしかいないと思っています。基本的にはゲームに落とし込んだ時にできるだけナチュラルに見えるよう選択しました。
Salim氏: 今回のコラボでは何を選択するのかを考えた時、「ベルセルク」のストーリー部分を「ディアブロ イモータル」の中で再現してみたいと思いました。今回のイベントに関して「生存者の厄災」を実施しようと考えています。漫画の敵キャラクターを登場させたり、ガッツが体験した「蝕」に極力近いものをゲーム内に再現しようと思って作り上げました。
カスタマイゼーションだけではなく、ゲーム内のストーリーも楽しんで欲しいです。もちろんカスタマイゼーションでも原作のアイテムをたくさん出しています。今回のイベントに関しては、ベヘリットのジェムが入ったり、蝕を起こしてみたりと、開発陣がやりたかったことがほぼできているのではないかと思います。
Kosty氏: アーティストとしてこのコラボをやると聞いた時、もともと原作を知ってはいましたが、がっつり読み込んでいるほどではなかったのです。コラボが決まってから漫画を読み直したのですが、開発が終わるころにはガチファンになっていました(笑)。「ディアブロ IV」も「ディアブロ イモータル」に関しても、開発の時間が限られている以上できることは限られています。「ベルセルク」自体も、長大なストーリーです。今回実装する以外にもやりたいことはあったのですが、限られたリソースの中でやるとなった場合に、「ベルセルク」のファンから見てもここを選ぶだろうなという箇所で、「ディアブロ」のファンから見てもこれは合うなと思えるところ。両方のファンにとってしっかり納得がいく内容になっているのではないかと思います。
Salim氏: 実際コラボの作業やコンセプトの話が始まった時に、たくさんありすぎて何を選べばいいのか迷う“コンテンツのビッフェ”状態でした。最終的に「黄金時代篇」の部分を選択しました。ここが「ベルセルク」のコアな部分で、もっともアイコニックな部分にもなりますので、ここにフォーカスした方が原作ファンもゲームのファンも納得がいくのではないかと判断して、今回は「黄金時代篇」にフォーカスしました。
――「ディアブロ イモータル」で、ゾッドとの闘いや「蝕」をモチーフにした「生存者の厄災」がありますが、原作の激しい戦いをどのようにゲーム内に落とし込んだのでしょうか?
Kosty氏: 今回の「生存者の厄災」イベントとゾッドとのボス戦は別々に体験することができます。「生存者の厄災」イベントは「蝕」を再現したらどうなるかということをモチーフにしました。イベントを進めていくうちに「蝕」が発動します。すると敵がどんどん湧いてきます。これは原作でもそうであるところを再現しています。敵の強さもどんどん上がっていきます。プレイヤーも「蝕」が発動している期間中はダメージを受けたりと、追加の要素が入っています。
Salim氏: ゾッドとの闘いは、「黄金時代篇」の前半で非常に印象的なシーンだと思います。おそらく原作ファンの人たちも同じように思っているのではないかと考えました。これをどれだけ忠実にゲーム内で再現できるかが課題でした。主なポイントとしては、原作でゾッドがガッツとグリフィスと戦っている時に、印象的なセリフが登場したと思います。それを極力ゲーム内でも再現しています。バトル中にゾッドがガッツとグリフィスに対して、人間なのにこんなに戦えるのかと思っている場面も再現しています。それにゾッド自体の変化や、ゾッド戦の環境もできるだけ近い形でゲーム内に再現しようと思って作っています。
開発側からのちょっとしたヒントがあります。ゾッド戦は普通に戦ってももちろん問題はありませんが、できればゲーム内で手に入る「紅のベヘリット」を装備した状態で戦いに挑んで欲しいと思います。あまり細かく言うとネタバレになってしまうので、このくらいにしておきます。
――ペットのスキンとして、「ゴーレム」と「魑魅魍魎」を選んだ理由を教えてください。
Kosty氏: 「ベルセルク」の中には色々なキャラクターがいます。その中にはペットにしやすいものもいますが、開発陣の中で一番印象に残るのは「魑魅魍魎」かという話になりました。キャラクターが可愛いかと言われたらそうでもないですが、へんな安心感があるというか、希望が出てくるような印象が強いのです。「ディアブロ IV」の世界もかなりダークで希望がない場所ですが、このキャラクターが入ることでちょっとした安心要素になるのではないかと思ってこのキャラクターにしました。
ファンベースの中でも人気があるキャラクターなので、「ベルセルク」のファンにもサービスしたかったのです。Blizzardの社風としてもファンベースを大事にしているところがありますので、どちらのファンもしっかり尊重するという意味で、「魑魅魍魎」を選びました。
Salim氏: 開発がスタートした時点から「ディアブロ IV」のチームとは密に連絡を取りながらイベントを作り上げました。最初に「ディアブロ IV」チームが「魑魅魍魎」を選んだので、「ディアブロ イモータル」では「ゴーレム」を選びました。原作の「ゴーレム」には色々な形やサイズ、見た目のものがあるので、ペットにしやすいのではないかと思いました。原作サイドに「ゴーレム」をカスタマイズしてもいいのかと尋ねたところ、かなり協力的に承諾をもらいました。そこで今回の「ゴーレム」は葉っぱのカスタマイズが入っていたり、光るように作っています。そういった意味でも一味違う新しい「ゴーレム」が作れたのではないかと思っています。
――原作サイドからコラボするにあたって何か要望がありましたか? 原作サイドとは、どのようなコミュニケーションをとったのでしょうか?
Salim氏: 原作サイドからのリクエストとして一番気を付けて欲しいと言われたのは使える武器に関してです。できるだけ原作の雰囲気を壊さないようにして欲しいという要望があったので、すべてのキャラがすべての武器を使えるようにはなっていません。コミュニケーションはかなり密に取っていて、タイミングによってはほぼ毎日のように連絡を取り合った時期もありました。
Kosty氏: 「ディアブロ IV」に関しても、同じリスクエストがありました。しかし「ディアブロ IV」ではクラスによって使える武器が決まっているので、この点に関してはそこまで苦労しませんでした。例えば「狂戦士の甲冑」はバーバリアンクラスでしか使えないので、そういう縛りを付けることに苦労はありませんでした。
後は先ほども出ましたが、「狂戦士の甲冑のマントは生きているみたいに見えるようにしてください」と言われました。どうしたら生きているように見えるか苦心しました。コミュニケーションに関しても、こちらの出す新しいアイデアについて広い心受け入れていただき、スムーズにコミュニケーションができたと思います。
――最後に、日本のファンに向けてのメッセージをお願いします
Kosty氏: 開発陣にかなりのファンが「こんなにいたんだ」と驚くほど大勢いるので、「ディアブロ IV」開発陣から「ベルセルク」に対するラブレターのようなコラボになっているのではないかと思います。原作に対してできるだけ忠実に再現しすることを心がけました。
Salim氏: 「ディアブロ イモータル」チームはテンション高く、頑張って今回のコラボを実現させました。漫画をゲーム内に再現するというコンセプトがベースなので、漫画の小ネタや要素がゲームの要所要所に散らしてあります。分かりやすいものもあれば見つけにくいものもあるので、探すのを楽しんでいただければと思います。「「ディアブロ イモータル」を通じて「ベルセルク」の世界観を楽しんで欲しいです。
「ディアブロ」ファンで「ベルセルク」を読んだことがない人がいたら、ぜひ漫画を読んでみて欲しいと思います。読んだうえで僕らがどれだけ頑張って今回のコラボを作ったかを改めて感じて欲しいです。三浦先生をリスペクトしまくった内容になっています。
――ありがとうございました!
■ 「ディアブロ IV」では新システム「聖骨箱」を絡めた期間限定イベントが登場。クラス限定コスメが熱い!
「ディアブロ IV」では5月7日から6月4日まで、ゲーム内でエリートモンスターを討伐するとランダムで「ベヘリット」がドロップするようになる。これをベルセルクの聖骨箱に捧げることで、失脚したグリフィスがはめられていた兜や枷が付属する「背中の勲章『鷹の宿命』」や、乗騎の鎧「髑髏の騎士の紋章」、紋様「生贄の烙印」などが手に入る。
「聖骨箱」はシーズン8から導入される新たなバトルパスシステムとなっており、これをさっそく活用した、既存プレーヤーから新規プレーヤーでも楽しめる新しい形式でのイベントが楽しめるというわけだ。
ゲーム内ショップでは、ガッツの着ている「狂戦士の甲冑」や傭兵時代の装備、グリフィスの光の鷹の甲冑や骸骨の騎士の甲冑がコスメティック装備として手に入る。また、グリフィスが乗っていた戦馬「光の鷹の戦馬」や、ペット「魑魅魍魎」がバンドルとして登場する。いずれも再現度が高く、ファンならぜひとも手に入れたくなるアイテムだ。
■ 「ディアブロ イモータル」ではゾッドに挑めるイベントが登場。特別なスキンや装備を手に入れよう
「ディアブロ イモータル」では5月2日から5月30日まで、ゾッドとのボス戦や、期間限定の蝕「生存者の災厄」が開催される。またファミリアの外見として外見のカスタマイズが可能な「ゴーレム」や、「狂戦士の甲冑」、「光の鷹」の甲冑が手に入る。
「ディアブロ イモータル」のコラボでは、「ベルセルク」原作でも印象的な敵キャラであるゾッドが登場するなどゲーム内に原作の世界観を再現することに力を入れており、原作のバトルを再現したイベントが楽しめるのが魅力だ。
(C)2025 Blizzard Entertainment, Inc.
提供元:Yahooニュース