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(文芸時評)文化の拠点とは 小説も書店も「独自性」で輝く 磯崎憲一郎(朝日新聞デジタル)

日本全国で書店数の減少が続いているという。少し前の記事になるが、二〇一七年八月二四日付の本紙朝刊(東京本社発行の最終版)では、「書店ゼロの街 2割超」という見出しを掲げ、全国の二割強に当たる四二〇の自治体・行政区が、地域に書店が一店舗もない「書店ゼロ自治体」になっているとした上で、この事態を「『文化拠点の衰退』と危惧する声も強い」と報じている。
恐らく死ぬまで紙の本を読み続けるであろう世代の一人として、個人的には、成る丈多くの書店に存続して欲しいと願ってはいるがしかし、冷静に、客観的にこの状況を分析してみるならば、かつては少ないながらも海外小説や文庫の古典が並べられていた売り場を、売上ランキング上位の小説とダイエット本と付録付き女性誌に明け渡してしまった結果、街の書店の地位はコンビニとネット通販と情報サイトに取って代わられた、というのが本当の所なのではないか? つまり「文化拠点」が衰退しているのではなく、「文化拠点」である事を自ら放棄した必然として、書店は減少の一途を辿(たど)っているように見えて仕方がない。…… 本文:1,691文字
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提供元:Yahooニュース