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『ホットスポット』“いい話”に絶対にしない絶妙なオチ 誰もが期待した安藤サクラも登場!(リアルサウンド)

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最終章に突入となる『ホットスポット』(日本テレビ系)第8話放送前、バカリズムが「今日は特にリアルタイムで観た方が良いと思います。」とSNSにポストしていた。それを野間口徹が「バカリズムさんもこう仰ってるので是非リアタイを。」と引用リポスト。なるほど、そういうことかと身構えていたつもりだったが、『ホットスポット』はまたしても予想を大きく裏切る展開を見せた。
【写真】優しすぎる高橋(角田晃広)のお母さん役として登場した安藤サクラ
第8話のメインとなっているのは、高橋(角田晃広)の生い立ち。第1話冒頭で、野間口演じる男性・恭介が鼻を啜る息子と温泉に入っている映像が流れており、「治ったか?」と話しかけるそぶりからそれが副作用を治す幼い高橋とその父親ではないかと、多くの視聴者が予想していた。結果的にその通りであり、ホテルの温泉が高橋とその家族にとっての“ホットスポット”だったことが明かされる。
しかし、その母親・弘子を演じるのが、安藤サクラだとは。これだけのバカリズム脚本オールキャスト状態であれば、どこかで出てくるのではと否が応でも期待はしてしまうが、まさかここ! 『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)で言う、あーちん(安藤サクラ)と宮岡(野間口徹)である。
高橋の回想は、小学生低学年(木下瑛太)、小学生高学年(幸田知士)、高校生(寺島弘樹)といった具合にたっぷり描かれるが、小学生低学年の高橋が宇宙人としての能力を無意識に使ってしまい、弘子が学校に呼び出されるシチュエーションは、映画『怪物』を彷彿とさせる。
弘子は優しい母親だ。無意識とはいえ、上級生を吹っ飛ばしてしまった息子の過剰防衛を「ギリギリセーフ」と特別に許し、手を握りながら「今度こういうことがあったら逃げる」と教え込む。これは父の恭介が宇宙人のことを告げる前のこと。落ち込む息子に「お父さんには絶対に内緒」と連れていってくれたのが、当時出来たばかりの喫茶「もんぶらん」だった。
今から50年前の1975年2月23日(富士山の日)に山梨県で起きた甲府事件と高橋家が繋がったり、高橋のズルっぱげ、車に轢かれそうになっている清美(市川実日子)を能力を使って事故から助けたのは母親を救うことができなかったことから(母親は生きてる)、などが次々と高橋の口から明かされていく。
高橋が清美や葉月(鈴木杏)、美波(平岩紙)に話しているのは、母親との思い出の詰まったもんぶらん。宇宙人という事実を隠し、一人孤独に生きてきた高橋だったが、気づけば清美たちがいる。高橋はいつの間にか孤独を感じなくなっていた――。と、いい雰囲気になりかけたその時、高橋の幼なじみ2人がもんぶらんにやって来る。
『11PM』(日本テレビ系)を観ていた秘密を打ち明け、当時と同じあだ名“エロ介”で呼ばれる高橋。さらには、キャバクラ出禁になってることがバレ、清美たちと気まずい空気に。先ほどまでは恋愛には興味がないと言い張っていたはずなのに。見栄っ張りの高橋が露呈してしまっている。けれど、美波も高橋を「エロ介」と呼ぶことで張り詰めていた空気が一気に和らいでいく。かつてファミレスで見せていた美波の吹き出し笑い、清美というか市川実日子そのままのゲラ笑い、葉月の「エロ橋さん」が役を超えた自然体の芝居であることを感じさせる。
いつものジョナサンで清美たちがばったり会うのは、由美(夏帆)と瑞稀(志田未来)。『月曜から夜ふかし』のディレクター・岸本(池松壮亮)と松崎(前田旺志郎)の映像データを、瑞稀が超能力で消したという。高橋=宇宙人、村上(小日向文世)=未来人に続いての、瑞稀=超能力者! 由美が高橋の宇宙人というカミングアウトをすんなり受け入れらていたのは、SFの耐性がついていたからということだろう。
最終回前となる第9話では、ホテルの売却を食い止めるため、富士浅田市の新市長・梅本(菊地凛子)が鍵となる展開になりそうだ。
提供元:Yahooニュース