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梶芽衣子が50分にわたり独演、芝居への情熱や映画人との思い出語り尽くす(映画ナタリー)


「梶芽衣子映画祭」が本日6月16日に東京・新文芸坐で初日を迎え、梶芽衣子が舞台挨拶に登壇した。

【写真】舞台挨拶前、撮影に応じた梶芽衣子。(他6枚)

「野良猫ロック セックス・ハンター」と「女囚さそり 701号怨み節」の上映後に行われたこの舞台挨拶。司会者を立てず、梶が独演会形式で50分にわたってさまざまな話を披露した。


大きな拍手に迎えられ、梶は「わたくしが梶芽衣子でございます」と挨拶。「なかなか映画の仕事が難しい時代になってしまいまして」と憂う梶はデビューから50年以上経つが、今も各所から出演オファーが来るという。「自分が何をやってるのかずっとわからなくて、わかるようになるまでやれるのかしら?と思いながらここまで来ました。今やっと、この仕事はもしかしたら私に一番向いているかもしれない、一番好きな仕事に出会えてよかったなと思えるんです。でも気付いたときに思うように仕事ができないっていうのが皮肉なんですけど……」と苦笑しつつ「映画に関しては私の思いが強くて。なんでもいいというわけにいかないんです」と強い意志をのぞかせた。


デビュー当時は毎日「明日辞めよう、明日辞めよう」と思っていたと明かす梶。同期の渡哲也と帰りが一緒になり、通り過ぎる高級車の埃を浴びながら「あの車に乗れるまで続ける?」と尋ねると、渡は「男子一生の仕事にあらず!」と返答。梶も「私も明日にでもやめる! 撮影所が火事になっちゃえばいいのに!」と言い放ったそうだが、「気が付いたら2人とも50年以上続けているので。わからないものですよね」と笑う。


トークは、かつて日本の映画界にあった五社協定の話にも及んだ。梶は「昔は本当の意味での看板スターがいました。日活の石原裕次郎さん、小林旭さん、東映の高倉健さん……。本当に皆さん素敵で」とうっとりし、「“世界の”って言っていいのは三船(敏郎)さんだけ」と断言。初対面の際、三船が気さくに接してくれたことから「偉そうな“にわか映画俳優”の方には、みっともないからおやめと言ってあげたい(笑)」とチクリと言う場面も。また優れた監督は脚本力もあると持論を展開し、「最近は台本のない映画もあるそうで。リアルな芝居がと言うけれど、勝(新太郎)さんの演技も『仁義なき戦い』も非常にリアルでしょ?」と意見を述べる。さらに梶は「芝居はワンカット目が絶対いい。10回も20回も繰り返したら芝居が死んでしまう」「映画というのは単純明快娯楽作品であるべき。それだけは変わらない。万人がわかる映画が最高だと思うんです」と熱く語っていく。


最後は梶自ら「何か聞きたいことがある方?」と観客から質問を募るコーナーも。増村保造と深作欣二とのエピソードや作品に出演した経緯に関して尋ねられると、梶は「濃いわよー、すごく!」ともったいぶりながら2人との思い出話を披露した。深作と組んだ「仁義なき戦い 広島死闘篇」の現場ではストレスで胃痙攣を起こしたという梶だが、深作本人については「情の塊みたいな人。どこか長谷部(安春)監督にも似ていて温かい。もっといろいろお仕事したかったですね」としんみり。そして「増村監督は本当に怖い」と笑いながらも、自身の演技に落ち込んだ梶に「歌舞伎(を観るん)だな」と一言アドバイスをくれたことで、梶は「おかげで芝居の“間”というものがわかってルンルンになりました。あのとき増村監督が『間だな』とおっしゃっていたら逆に気付けなかったと思う」と感謝した。


梶は多くの映画人との出会いに思いを馳せながら「“本物の映画”を撮った監督たちに会ったのは私たちが最後だと思う」と述べる。「それはすごく財産だと思うし自慢です。誇りに思っています。本当にいろいろな方にお世話になってきたから、今こうやって偉そうな口を利けているんだと思います(笑)」とほほえんだ。


「梶芽衣子映画祭」は本日から6月28日まで開催される。なお梶の自叙伝「真実」および、梶がおよそ43年ぶりに発表したオリジナルフルアルバム「追憶」は現在販売中。

提供元:Yahooニュース
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