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「マッチングしなかっただけ。ネクスト!」面接で選ばれなくても自分自身を変えなくていい、むしろ…【坂口涼太郎エッセイ】(webマガジン mi-mollet)

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日常にこそきらめきを見出す。俳優・坂口涼太郎さんが、日々のあれこれを綴るエッセイ連載です。今回のエッセイは前回に続き、「俳優の名刺」です。いつも個性爆発のお召し物が素敵なお涼さんですが、オーディションは意外にも逆なんだそう。その理由は?
【写真】日常こそが舞台。今日もちゃ舞台で踊る
美容院での怪奇現象により頭部がきのこになり、オーディションに受かるようになるとだんだんわかってくることがあった。
それはオーディションで選ばれるかどうかは自分のどこが悪いかではなく、選ぶ側が求めているキャラクターのイメージと自分が合っているかどうかということがほぼ全てなのだということ。
自分自身を変えて、その役に選ばれるように服装や髪型や受け答えや性格や振る舞いを変えるというのは、素の状態でそのキャラクターにぴったりの人材には全く敵わないし、自分自身を変える必要はなくて、むしろ、そのままの自分でいたほうがその人自身のキャラクターが明確になり、選ぶ側も選びやすいのではないかと思うようになった。課題のお芝居で自分が想像できうる限りの「私はこのお芝居はこう表現したいです」という意見を提示するだけで十分で、それがほとんど全てであり、あとは「私の名前は坂口涼太郎です」ということが伝われば、それでいいのだということがわかった。
私はこれをこう表現いたしますので、もし意見が同じでしたらお声がけください、というスタンスでいればよくて、それがわかってからは私は自分のどこが悪かったかと思う必要がないこともわかったし、選ばれなくても落ち込む必要がないこともわかったし、ただ向こうが求めるものと自分が持っているものが合致しなかっただけだったのだな、ネクスト! と思えるようになった。
実際、そのとき選ばれなくても、その後、違う作品の違うお役でお声がかかったり、選ぶ側が私にとってベストだと思う配役で声をかけてくださることもあった。
提供元:Yahooニュース