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観客の心を掴んだ坂元裕二の”言葉の力”とは? 映画『ファーストキス 1ST KISS』の魅力を徹底解説(映画チャンネル)

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『花束みたいな恋をした』(2021)の坂元裕二が、塚原あゆ子監督との初タッグを組んだ映画『ファーストキス 1ST KISS』が公開中だ。妻がタイムスリップして若き日の夫ともう一度恋をするラブストーリー。今回は、作品の魅力を掘り下げるレビューをお届け。(文・小林久乃)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】 パートナーの存在とは常に人を悩ますポジションにある。ひとりがいい、でも寂しい。結婚しなくちゃ、してみたらうまくいかない、いつの間にか相手が“無”になる。やっぱりパートナーなんていなくても良かった。いなかったら私の人生、どうなっていた? このループが脳内をひたすら回遊しているのが、パートナーとの向き合い方だと思う。現在、私は未婚、単身の身だけど楽しい。でも楽しさと寂しさがニコイチという理論は本当で時折、不安に襲われる。
「もし、今家の中で転倒して、頭を強打して死んだらいつ発見されるのか」
「将来、だんだんできないこと(家事etc)が増えていくのにどうしたら」
とか。こんな妄想がどこか慣性じみてきていたりして。そんな同士がもしいたら、今すぐに観てほしい映画が『ファーストキス 1ST KISS』だ。 映画『ファーストキス 1ST KISS』のあらすじはこうだった。
“硯(高畑)カンナ(松たか子)は突然、電車事故によって夫・硯駈(松村北斗)を亡くす。ふたりの関係は倦怠期、離婚も決めていたような関係だったのに、カンナは喪失感を抱えてしまう。ある日、車を運転していたカンナは15年前、夫と出会った夏に思いがけずタイムトラベルをしてしまう。そうだ、この偶然を使って運命を変えれば夫は死なずに済むかもしれない。そう思いつき、現代と15年前を行き来して、駈とコミュニケーションを取ろうと試みる。40代のカンナと、20代の駈との行方はどうなるのか”
あらすじだけ読めば「ああ、ドラマでも流行っているタイムリープものでしょ」という古典的な作風の印象が漂う。が、その観念は捨てたほうが良さそうだ。なぜかといえば、この映画はすべての年代が当事者意識を持って見ることができるラブストーリーだから。タイプリープは作劇上必要な単なる仕掛けに過ぎず、主眼はそこにはない。そしてとても贅沢が詰まっている作品である。
提供元:Yahooニュース