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「4℃」でマーケティングを学んだ…西陣織の老舗12代目の挑戦(TOKYO FM+)


放送作家の高須光聖が、世の中をもっと面白くするためにゲストと空想し勝手に企画を提案していくTOKYO FMの番組「空想メディア」。5月27日(日)のゲストは、京都の西陣織の老舗「株式会社 細尾」の12代目・細尾真孝さんです。着物に使われていた西陣織のイメージを一新し、ファブリックなど幅広い分野で使える布として新規事業を始めた細尾さん。クリスチャン・ディオール店舗の壁紙や椅子に使われたことをきっかけに、海外への道が大きく拓けます。今回はそんな細尾さんに伺った、家業に戻るまでのお話を紹介します。


高須:ネットで見させていただきましたけど、すごく歴史のある家なんですよね?


細尾:そうですね。会社は元禄元年(1688年)からあります。


高須:京都の西陣織のお店って、大体その頃からあるんですか?


細尾:もっと前からですね。西陣織の歴史は1,200年なので。平安時代からですね。


高須:へえ~。でも西陣織ってどんどん減ってきているんじゃないですか?


細尾:そうですね。着物のマーケット自体はこの30年で10分の1になりました。ピークと比べると9割はなくなってしまいましたね。それでも西陣で機屋さんが200軒ほど、関連も合わせると1,000軒ほどはあると思います。


高須:すごい技術だし、どんどん継承されていかないといけないのにね。細尾さんは12代目ということですけど、最初から継ごうと思っていらっしゃったのですか?


細尾:いや、全然思っていなかったです。最初は家業がすごくコンサバティブ(保守的)に思えたんですね。自分はもっとクリエイティブなことがしたかったので。


高須:まぁ、そう思いますよね(笑)。


細尾:もともと音楽をやっていたんですけど、中学でバンドを始めたのですが、根気がなくて人の曲のコピーだと最後までできなかったんです。そうしているうちに、セックス・ピストルズの「アナーキー・イン・ザ・UK」という曲に出会いまして、「こんな風にギターを鳴らして叫べば音楽になるんだ」と知ったんです。


高須:こういうものも音楽と言えるんだと。


細尾:だったらコピーをチマチマやるよりオリジナルをやったほうがかっこいいなと思って、パンクバンドを始めました。


高須:パンクバンド!? 西陣織のぼんぼんがおかしなことをやり出したで!みたいになってますね(笑)。


細尾:家の奥にあった蔵が完全に防音だったので、ドラムセットを入れて。


高須:プロになろうと思っていたんですか?


細尾:そうですね。大学を出てからも音楽をやっていて、その頃はパンクバンドではなく、エレクトロニカというおしゃれなものを(笑)。


高須:テクノロジー系の(笑)。


細尾:高木正勝くんとかと一緒に、テレビのCMの仕事とか……。


高須:すごいじゃないですか!


細尾:でもそれだけでは生計は成り立たなくて……。それで、音楽とファッションとデザインを合わせたようなファッションブランドをやろうと。友達4人でブランドを立ち上げたんです。上海に進出したりもしたんですけど、もともとモノ作りが好きなので深く入り過ぎちゃうんですよね。原価がかかり過ぎて、売れば売るほど損をする状態になって(笑)。


高須:大変やな(笑)。


細尾:それで2年で閉じちゃったんです。そこから、売れている会社で学ぼうと、ジュエリーを作っている会社(4℃)に就職して、初めて原価率という言葉を知りました(笑)。


高須:遅い遅い(笑)。


「4℃」に就職して3年半が経ちマーケティングにも明るくなった頃、西陣織の海外展開の話を聞き家業に戻った細尾さん。海外基準のサイズやメーカー独自の色などに苦労しつつ新しい織機も開発。客のオーダーに応え続けたことで、今の海外展開に繋がっていったということです。


(TOKYO FM「空想メディア」2018年5月27日(日)放送より)

提供元:Yahooニュース
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