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『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』もこの地で誕生! 水木しげるさんが人生の半分以上を暮らした調布市(夕刊フジ)

【マンガ探偵局がゆく】水木しげるの妖怪たちに会える場所
マンガやアニメの舞台を訪れることをファンたちは「聖地巡礼」と呼ぶ。最近では「コンテンツ・ツーリズム」という言葉も、マンガやアニメを活用した地域振興プロジェクトなどで使われるようになってきた。当探偵局への調査依頼も、そういった内容のものが増えてきたようだ。
「茨城在住の水木しげるファンです。一度くらいは鳥取県境港市の水木しげるロードに行きたいのですが、忙しくてなかなかチャンスがありません。ところが、最近になって東京にも水木さんゆかりの土地があるということを耳にしました。どこにあるんでしょう。鬼太郎やねずみ男には会えますか。調査してください」(一反木綿・36歳)
◇
東京で水木しげるゆかりの土地と言えば、東京都調布市だ。マンガ家としてデビューして間もない1959年から2015年に亡くなるまで56年間を過ごした土地で、人気キャラクターの『ゲゲゲの鬼太郎』や『悪魔くん』もこの土地で誕生している。
駅北側の天神通り商店街には鬼太郎と目玉おやじ、ねずみ男、ねこ娘、ぬり壁など妖怪たちのモニュメントが並び、「東の水木しげるロード」と呼ぶ人もいる。
商店街を抜けたところにある布多(ふだ)天神社は、『ゲゲゲの鬼太郎』の前身『墓場鬼太郎』シリーズで、鬼太郎が裏手の土地に住み着き「怪奇事件専門解決」の看板を掲げている、と紹介されている場所。多摩地区では有数の古社で、合格祈願や商売繁盛のパワースポットとしても知られている。
調布駅前からバスに乗ると、NHKの朝ドラ『ゲゲゲの女房』(2008年)のロケ地にもなった深大寺に行くことができる。原作は、夫人・武良布枝さん。ドラマの中では、結婚したばかりのふたりが足を運び、水木が幸せを運ぶ馬のわら人形を新妻にプレゼントする、印象的なシーンの舞台になっていた。
境内には甘味処の「鬼太郎茶屋」があり、鬼太郎や妖怪たちをモチーフにしたソフトクリームやお団子を食べることができる。水木キャラクターのグッズが並ぶ売店のほか、店の前の木には鬼太郎の家もあって、外国からの観光客も多数やってくる人気スポットだ。
また、市内には「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターがボディーに描かれたコミュニティーバス(3路線)も走っている。出かけてみてはどうだろう。
■中野晴行(なかの・はるゆき) 1954年生まれ。フリーライター。京都精華大学マンガ学部客員教授。和歌山大卒業後、銀行勤務を経て編集プロダクションを設立。1993年に『手塚治虫と路地裏のマンガたち』(筑摩書房)で単行本デビュー。『謎のマンガ家・酒井七馬伝』(同)で日本漫画家協会特別賞を受賞。著書多数。
提供元:Yahooニュース