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放送での「バカ」の使い方、機転の利かし方…小倉智昭さんは“先生”のような存在だった(城下尊之/芸能ジャーナリスト)(日刊ゲンダイDIGITAL)

【城下尊之 芸能界ぶっちゃけトーク】

 小倉智昭さんが亡くなられた。以前から闘病生活を明らかにしていたので、ある程度、覚悟はしていたものの、とうとうその時がきたのかと落胆している。直前まで仕事を続けていたので、まだ、なんとか乗り越えてくれるのではないかと期待していたからだ。

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 小倉さんについて、非常に多数のタレントや関係者から、その思い出などが語られている。多くの人たちに影響を与えてきた小倉さんの人柄がわかると思う。

 実は僕も若い頃、30年以上前に2年半ほど司会者とリポーターという立場で一緒に仕事をしたことがある。小倉さんの代表的番組「とくダネ!」の司会をする前、日本テレビ系で初のワイドショー司会番組だった。

 スタートしてすぐ、僕は関東圏の山あいに近い住宅街の民家に「毎日のように子連れのイノシシが餌を食べにくる」という生中継のリポートに出かけたことがあった。VTRでその餌を食べるシーンなどを流しながらイノシシ親子を待っていたが、ついぞ姿を見せなかった。

 僕がカメラに向かって「残念ですが、時間内にイノシシは来ないか……」と言うと、間髪を入れず小倉さんが「ダメだよ。中継を出しているんだから、何がなんでも連れてこなくちゃ」とむちゃを言い出し、中継の緊張もあって僕が絶句したところでCMになった。

 中継から局に戻ると、夜になるのに小倉さんがスタッフルームで待っていた。

「城下クン、ごめんよ。ちょっとした冗談だったんで、笑ってりゃよかったんだよ。真面目に捉え過ぎだ」

 こう言って笑いながら帰っていった。

 待つといえば、今から7年前もそうだった。僕が本を出版した時、ちょうどフジテレビの仕事があったので「とくダネ!」の生放送中にマネジャーに「小倉さんのことを書いた部分がありますので」と言って本を手渡した。

 僕が仕事を終えて戻ってみると、小倉さんは生放送終了から3時間以上も経っているのに待っていてくれて、声をかけてくれた。

 そして若い頃の僕にさまざまなことを教えてくれた。放送では「バカ」という言葉は使えないが、誰もがダメだと思える人物には「バカもバカ、大バカヤローだ」と言えば通用するのだという。

 また、出演者の卒業写真を使う企画で、女性リポーターがうっかり写真を忘れてきたことがあった。すると小倉さんは「若い頃の写真は戦災で焼けたんだろう」と、彼女のミスを笑いに変えてやっていた。そういった「機転の利かし方もあるよ」と教えてくれたのだ。

「小倉のことは嫌いだという人たちが、ある程度いるくらいがちょうどいい。じゃないと目立たない」

 そんな強がりも言う小倉さんは僕にとっては“先生”のような存在だった。合掌。

(城下尊之/芸能ジャーナリスト)

提供元:Yahooニュース
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