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松本人志裁判に「介入」を試みた"女性誌元編集長"の素性 大手芸能プロと太いパイプを持つ「バリキャリ」(日刊ゲンダイDIGITAL)

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「週刊文春」と係争中のお笑いコンビ、ダウンタウン松本人志(60)の代理人を務める田代政弘弁護士が7月11日、東京都内で取材に応じた。同日発売の文春で報じられた、松本による"恐怖の一夜"を告発したA子さんが尾行されていたり、A子さんが相談しているという知人男性X氏などに言及した。
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田代弁護士氏によると、A子さんとみられる女性が6月5日と同23日に男性と密会するとの情報が匿名の投書であったため、松本も了承のうえで調査会社に依頼したとしている。田代弁護士の公式HPではこの匿名の投書も公開している。
そしてその両日には「いずれも文春がピンポイントで現場にいた」と話し、「女性も協力し、松本側に付きまとわれているという証拠を作りたかったのではと推測される」と"逆にハメられた"と言わんばかりの主張をした。
X氏は元検察官で田代弁護士の先輩にあたるといい、面識もあるようだ。
文春は記事で田代弁護士がX氏に対し「A子さんを説得して証人として出廷しないようにしてほしい」などと求めたと報じたが、田代弁護士は事実無根と否定している。
さらにX氏が協力してくれないとわかると、田代弁護士はX氏とA子さんが不倫関係にあるという記事が出るかもしれないと、脅してきたと同誌は報じた。その後、実際に大手女性週刊誌の元編集長という女性がX氏のところにやってきて、“不倫”の文字が躍る見出しの記事のコピーを見せて「『性加害報道の記事は一部誤っていた』と言って欲しい」と迫ったという。和解するならA子さんに1億円でも払うと持ち掛けたが、X氏は不倫などしていないので「報じるなら勝手にしろ」と一蹴したという。田代弁護士はこれらの内容を否定している。同様に元編集長も周囲に否定しているようだ。
■懇意にしている事務所のスキャンダルをもみ消すことも
それにしても、この元編集長とは一体どんな人物なのか。よく知る人物に取材した。
「元編集長で現在も編集部にいる女性です。一部大手芸能事務所と関係が深く、スキャンダルを掴んでも懇意にしている事務所のタレントだと忖度して書かないということも。特にある事務所と仲が良く、そこのタレントのスキャンダルはやりたがらなかったといいます。今回X氏に見せた記事も"脅し"のツールとして使っただけで、自分の週刊誌に掲載する気はなかったようです。要するに大手事務所に忖度しかしないなら、真実など何も書けないということです。こういう人が編集部にいることで、過去に特大スクープを潰されたこともあったと聞いています」(出版関係者)
例えば、週刊誌がスキャンダルを掴んだ際、現場にいた人物が本人かどうか、もしくは内容が事実かどうかを事務所に質問し確認する。その時に事務所はどうにかしようと考え、この元編集長のように懇意にしている人物に"泣き"を入れて、記事を縮小したりボツにしたりするというのだ。
今回文春が報じた、元編集長と田代弁護士がつながっているという証拠はない。田代弁護士は否定しているため、元編集長が己の意思のみで勝手に一人で動いたということなのだろうか。だとすれば1億円の和解金は誰の財布から出るのだろうか。
裁判の結果がどうであれ、あるいはどんな事情があったにせよ、係争中の女性の尾行などを依頼していたとすればイメージは良くない。松本が復帰したとしても以前と同じように純粋な気持ちでファンは見てくれるだろうか。
◇ ◇ ◇
今回の裁判の台風の目・証言者A子さんは、果たしてこのまま裁判で証言するのか?●関連記事【注目】松本人志裁判にA子さんいよいよ出廷か…執拗な尾行と知人弁護士との不倫疑惑に怒り…では、裁判に関連する場外乱闘について詳報している。
提供元:Yahooニュース

