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注目の春ドラマ3選!“胸キュン”と“抱腹絶倒”が同時にくる作品とは?(TOKYO FM+)

高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。4月30日(月)の生放送では、イラストレーターでコラムニストの吉田潮さんに、現在放送中の「春ドラマ」の中からおすすめを伺いました。
吉田潮さんは今期の傾向として「フジテレビがすごくがんばっている」と分析し、「新しいチャレンジをしていて、とても興味深いです」と話します。一方で日本テレビとTBSは既視感のあるドラマが多いらしく「守りに入っちゃった感じ」とやや辛口。
そんな吉田潮さんが推す1本目はラブコメディ「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)です。これは田中圭さん演じる主人公が、吉田鋼太郎さん演じる上司と、林遣都さん演じる後輩からアプローチを受ける「BLモノ」。吉田潮さんは「第2話で胸キュンを久々に感じた」「田中さんに鋼太郎さんが靴を履かせてもらうシーンがあるんです。シンデレラのよう」と述べます。また、「最近はあまりラブストーリーがウケない時代において、こういう切り口で持ってきたかと」「胸キュンと抱腹絶倒が同時にくる」と絶賛しました。
2本目は「シグナル 長期未解決事件捜査班」(関西テレビ/フジテレビ系)。坂口健太郎さん演じる2018年の刑事と、北村一輝さん演じる1997年の刑事がトランシーバーでつながり、過去と未来の視点から未解決の連続殺人事件を解決に導くというストーリーです。吉田潮さんは「ファンタジーかと思っていたら意外に骨太な作り」「ヘンなツッコミどころもなく、時間軸の使い分けも映像をよく観ると分かる」と、こちらも褒め称えました。
3本目のおすすめは、「ヘッドハンター」(テレビ東京系)です。江口洋介さんが主演するこの硬派ドラマは、企業に勤める人に転職をすすめる「ヘッドハンティング」がテーマ。吉田潮さんによると、企業もののドラマは“土下座・下克上”といった紋切り型で描きがちで、荒唐無稽な傾向があったそうです。しかしこのドラマは、リアリティを追求しつつ、サラリーマンにとって切実な問題を取り上げた秀逸な仕上がりだとか。小池栄子さんや杉本哲太さんなど、豪華共演陣も魅力です。
吉田潮さんは「30~50代の『この会社にいていいのか』と疑問を持つ人にグッとくる内容。人間模様や心模様をすごく丁寧に描いている。1話完結なので、今から観ても間に合うと思います」と話していました。
その他、あまりドラマを観ない人へのおすすめとして、1話完結型の「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ系)、ユースケ・サンタマリアさんの怪演が注目の“不倫モノ”「あなたには帰る家がある」(TBS系)などが話題にあがりました。
「豊作」と吉田潮さんも太鼓判を押す春ドラマ。チェックしてみてはいかがでしょうか?
(TOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」2018年4月30日(月)放送より)
提供元:Yahooニュース