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「ヘアドネーション」のためのウィッグをつくるのに31センチの髪の毛が必要な理由(ニッポン放送)

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)にNPO法人「JHD&C(ジャーダック)」代表理事の渡辺貴一が出演。ヘアドネーションの活動をする経緯について語った。黒木)毎日さまざまなジャンルのプロフェッショナルにお話を伺う「あさナビ」、今週のゲストはNPO法人「JHD&C」代表理事の渡辺貴一さんです。

渡辺)よろしくお願いします。

黒木)皆さん、「ヘアドネーション」という言葉はご存知でしょうか。ヘアドネーションは寄付された髪の毛からつくったウィッグを、何かの事情で髪に悩みを抱える子どもたちに提供する活動のことです。この活動に取り組まれているのが、渡辺さんが代表理事を務めるNPO法人「Japan Hair Donation & Charity」、通称「JHD&C(ジャーダック)」という団体です。このヘアドネーションの活動についてお話を伺いたいと思います。改めまして、ヘアドネーションとはどういう活動なのか教えていただけますか?

渡辺)一言で言うと、ヘアが髪の毛、ドネーションが寄付ということですので、髪の毛を寄付するのがヘアドネーションということです。それだけでは髪の毛の寄付なので、ヘアドネーションという手段があって、ウィッグをつくってプレゼントをしている、簡単に言うとそういう活動です。

黒木)もともと日本初のカラーリストでいらして、ニューヨークに行かれ、日本に戻って来て、これを立ち上げられたのが2009年だそうですが、2009年当時、ヘアドネーションの日本での認知度はそれほどでもなかったというお話ですけれども。

渡辺)ゼロですね。誰も知らなかったと思います。

黒木)美容師として、「切った髪の毛がもったいないよね」という、「髪の毛に対して何を恩返しできるのだろう」というところから設立されたそうですが。

渡辺)NPOをやっていると、どうしても「心やさしくて、いい人たち」というように、一方的に切り取られてしまって、そういうイメージがついてしまうところがあると思います。正直に言うと、いまでもそうなのですが、現役の美容師をやっていて、お店も経営していて、パートナーと2人で、私が独立したのが2008年だったのです。そのとき、日本にはコンビニが5万軒くらいあるのですが、美容室はその5倍ほど、25万軒くらいあるのです。「JHD&C」を立ち上げる1年前に独立したのですが、新しく独立して美容室を立ち上げようというときに、25万軒もあるのに、まったく同じものがもう1店舗できるというのは、同じものが1つ増えるだけなので、「何かやりたいよね」という話がありました。ヘアドネーションが最初からあったのではなくて、美容師として何か新しいことに取り組みたいという気持ちから、「何か他の美容室がやっていないことをやってみたい」ということが先にありました。アメリカでの経験があったので、当時はアメリカではヘアドネーションの団体がありましたが、日本では誰もやっていないし、ヘアドネーションという言葉すら知られていなかったので、「これは美容師らしいし、やってみよう」と、「美容師らしかろう」という感じでした。

黒木)私もヘアドネーションをやろうと思って、髪の毛をいま伸ばしているのですが、31センチないとウィッグをつくれない。折り返すからなのですね。

渡辺)いろいろな髪の毛の使い方がありますので、あくまでもジャーダックが、ということで限定的なお話なのですが、本当は30.48センチなのです。

黒木)12インチということですね。

渡辺)そうなのです。12インチがウィッグをつくる最低限の長さなので、12インチをセンチメートルに直したのが30.48センチ、約31センチとずっと言い続けている状況です。

提供元:Yahooニュース
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