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カンヌ最高賞に輝いたショーン・ベイカー監督、次作もセックス産業で働く人々がテーマ(映画.com)

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「タンジェリン」「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」のショーン・ベイカー監督が次作について語った。
ベイカー監督は、性的マイノリティやセックスワーカーなど社会的に弱い立場に置かれた人々に寄り添った視点の秀作で知られる。第77回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、パルムドールに輝いた新作「Anora」も、ニューヨークとラスベガスを舞台にしたあるセックスワーカーのドラマとなっている。
カンヌで米Deadlineのインタビューに応じたベイカー監督は、「現代におけるセックスワークが何を意味するのか、資本主義社会でどんな役割を担っているのか掘り下げることは重要だ。仕事であり、生活の糧であり、尊重されるべきキャリアだ」と語り、次作も性産業に従事する人を題材にした作品になると明かした。また、「セックスワーカーの世界には数え切れないほどの物語がある。こうした映画にひとつの意図があるとすれば、それは人間の物語を伝えることであり、この仕事につきまとう汚名をそそぐ助けにもなる」と語っている。
提供元:Yahooニュース

