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高橋一生がまさかの“おんぶ”を披露…!? 実写『岸辺露伴は動かない』驚きの方法で表現されたスタンドたち(ふたまん+)

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荒木飛呂彦さんの大人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』が実写化され、ドラマ・映画ともにその完成度の高さがファンをうならせている。
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小林靖子さんが脚本を手掛けた、この『岸辺露伴』シリーズ。とくに“スタンド能力”をあえてCGを使わず表現したその手法は、実に斬新な試みとして視聴者に大きな衝撃を与えた。新たな設定をもとに描かれた、“スタンド描写”の数々を見ていこう。 ドラマ版『岸辺露伴は動かない』には、スピンオフ元である『ジョジョの奇妙な冒険』に登場したエピソードも数多く組み込まれている。なかでも、あまりにも意外な方法で“スタンド”を表現してみせたのが、ドラマ版第5話「背中の正面」だ。
露伴宅をリゾート開発会社の営業担当者・乙雅三が訪ねてくるのだが、頑なに“背中”を見せまいとする彼に露伴は徐々に興味を惹かれていき、その背中を見てしまったことで思いもよらぬ“怪異”に苦しまされることとなる。
乙は原作『ジョジョ』のなかでは、背中を見たものに憑りつくスタンド「チープ・トリック」の本体として登場したが、前述のとおりドラマ版ではCGなどを使わず、あまりにも意外な形でこの怪異を表現した。
その表現方法だが、なんとドラマ版で乙を演じた俳優・市川猿之助さん自身が、露伴を演じた高橋一生さんの背中に覆いかぶさる形で再現されているのだ。
要は、怪異が乙の姿を借りて露伴に憑りついているという具合に設定が変わっており、市川さんを終始“おんぶ”したまま物語が進行していく姿はどこかシュールでもある。
しかし、背中に張り付いたままひきつった笑みを浮かべ、優しく、怪しく語り掛ける乙の姿は、まさに怪異そのもの。背中を見られたらアウトというルールも原作通りで、露伴は彼を引きはがすため、背中を見られないよう命がけで街を奔走することとなる。
意表を突いたスタンドの表現方法もさることながら、さまざまな“伝説”を巧妙にミックスさせ再構築されたシナリオや、思わず原作ファンをニヤリとさせるその解決方法についても見事と言わざるをえない。
提供元:Yahooニュース

