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パティシエ長谷川理恵、本格始動「中途半端なことはやりたくない」(サンケイスポーツ)

野菜ソムリエの資格を持つモデルでタレント、長谷川理恵(44)が23日、健康志向の洋菓子を作るパティシエとして本格始動した。
この日、東京・広尾の洋菓子店「アルノー・ラエール広尾本店」で会見。米粉や豆乳など植物性素材で作ったムースやクッキーなど3種類のスイーツ(通称・ヴィーガンスイーツ)の販売を始めた。同店での販売は約1カ月続ける予定という。
「やるからには中途半端なことはやりたくない」と決意も新た。きっかけは2012年に結婚した日本人カフェオーナーとの間の長男(5)が当初、乳製品と卵のアレルギーに悩まされていたことだった。
最近こそ少しずつ食べられるようになったが、昨年4月に鎌倉市内の洋菓子店でヴィーガンスイーツのショートケーキを息子がペロリと食べたため、オーナーの菓子職人に弟子入り。レシピを教わり、自分なりにアレンジして昨年10月から自分でもヴィーガンスイーツ作りに取り組み始めた。
パリにまで修業に行き、その過程で仏の洋菓子の巨匠、アルノー・ラエール氏と知り合い、今回、日本でも経営する彼の店で特別に自作を販売させてもらうことになった。パティシエには特に資格は入らず、今後は国内の各種お菓子イベントなどにも本格的に参入する予定という。
「甘みも食感も普通のスイーツと変わりませんし、主人も『おいしい』と言ってくれる。乳製品アレルギーのある方だけでなく、糖質制限やダイエットをしている方にもオススメです」と長谷川。得意のマラソンについては「年齢を重ねても続けられるスポーツ。また、挑戦したい」と笑顔で話していた。
提供元:Yahooニュース