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あの頃のゲーム、僕らのGOTY――第5世代の3強が揃った1996年の個人ベストゲームは?(IGN JAPAN)

IGN JAPANスタッフの個人的GOTYを1年ごとに挙げていく連載「あの頃のゲーム、僕らのGOTY」の第14回、1996年編。今週はダニエル、今井、歐陽、千葉、クラベ、野口の6名が当時を振り返る。
1996年はちょっとやばい年である。いや、実にやばい年だ。N64が6月に発売するとゲーム機第5世代の3強がついに揃った。マリオの初となる3D作品『スーパーマリオ64』は大きな話題を呼んだが、ソニーもセガも黙っていなかった。『クラッシュ・バンディクー』と『ナイツ NiGHTS into Dreams...』も老若男女のゲーマーが楽しめる作品として、初代PSとサターンの「マスコットタイトル」とも言える存在だったのだ。
サバイバルホラーの元祖と言われる『バイオハザード』、リズムアクションゲームの基礎を築いた『パラッパラッパー』、強い女性を主人公にした3Dアクションアドベンチャーゲーム『トゥームレイダー』。3Dゲームの黎明期といえる時代、初代PSを中心に革新的なゲームが次から次へと誕生した。
サターンは国内では大健闘し、セガを代表するフランチャイズに成長した『サクラ大戦』、格闘横スクロールにRPG要素を加えた『ガーディアンヒーローズ』、ADVゲームの傑作『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』の移植などを通して、サターンは、PSやN64とはまた違ったイメージをもつようになった。
64ビット機を出して間もなく、CDフォーマットの代わりにカセットを選んだN64はなかなかサードパーティがつかず、任天堂は自社タイトルの『マリオカート64』や『パイロットウイングス64』で辛うじて応戦し、SFCでは『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』や『スーパーマリオRPG』といったRPG作品が人気を博した。
しかし、時代が激しく進む中、1996年はやはり、あのモノクロゲーム抜きには語れない。1996年2月27日、『ポケットモンスター赤・緑』という名の社会現象が日本全土を巻き込み、ゲーム市場最も強力なフランチャイズのひとつが誕生したのだった。
千葉芳樹『バイオハザード』
「あの頃のゲーム、僕らのGOTY」画像・動画ギャラリー
『ダービースタリオン96』や『ガングリフォン』に夢中になっていた1996年といえば、『バイオハザード』を外すわけにはいかないだろう。いやらしさと驚かしを兼ね備えた固定カメラ、ラジコン操作と呼ばれる独特の操作、インクリボンによるセーブ回数制限などが相まって生まれる恐怖は当時大きな衝撃を持って受け入れられた。
また、細かなシステムを挙げるまでもなく、外国人を主人公に据えて全編英語ボイス(日本語字幕)で進展する洋画的な雰囲気、ゾンビや巨大蛇、人を襲う植物といった数々のモンスターたちと繰り広げるサバイバルと「映画的なゲーム」を感じさせるには十分すぎるほどの魅力を備えていたのも人気の理由だろう。発売前よりも発売後話題になった印象が強いのも、このようにゲームファン以外への訴求が強かったのが原因かと思う。
有名なゾンビ振り返りシーンに始まり、直後にある素っ頓狂なゾンビ撃退シーン、わかっていてもビックリしてしまうケルベロス突入シーン、そしてオープニングの実写パートと名(迷)シーンが目白押しだが、あの手この手(「かゆうま」で知られる日記も含む)で恐怖を演出しようとした試みはシリーズの今にも受け継がれている。
今井晋『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』
この年にはアーケードの『バトルガレッガ』や『レイストーム』、同人ゲームの『ALLTYNEX』などシューティングゲームの重要な作品が輩出されているが、シミュレーションRPGにも目を向けたいという理由で本作を選びたい 。 もちろん、『ファイアーエムブレム』自体は1990年からシリーズが始まり、その基本的な体裁は整っていたと言える 。 しかしながら『聖戦の系譜』を今回取り上げるのは、「剣>斧>槍>剣」という3すくみや結婚システムのようなその後のシリーズに大きく影響を与える要素が登場したこと、親子二代に渡る壮大なストーリーを描いたことなどに起因する 。 前者に関しては昨今のシリーズ作品にも採用されているため、その重要性は理解できるだろうし、今ではシリーズのアイデンティティのひとつと言える 。 後者に関してはシリーズの中でも突出した部分であり、親世代の仇を子世代で果たすというダイナミックなシナリオ構成はビデオゲームに残るものだと思える 。
提供元:Yahooニュース