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吉永小百合「ちゃんとした母の味がするご飯を握りたかった」地元の味にこだわり作ったおにぎり150個(夕刊フジ)

【私だけが知っている女優・吉永小百合】リアリティー
もともと吉永小百合(73)は映画やテレビドラマの主演が決まると、ロケハンから参加したり、単身でヒロインのゆかりの地を訪ねて役作りをしたりする熱心な女優だ。
映画「動乱」(1980年)で高倉健と共演して以降、さらにリアリティーを求めるようになっていく。健さんは大ヒット映画「南極物語」(83年)でもそうだったが、ロケ現場の気温や風土に合わせて体調を整える。
健さんは寒中ロケでは休憩時間でも暖をとらず、環境に対応した芝居にこだわる。そして、合間に腕立て伏せや腹筋をして体をいじめる。彼のストイックな姿勢はすべて俳優業のためだ。小百合も現在公開中の映画「北の桜守」で、事前に舞台となったサハリン(旧樺太)や網走に足を踏み入れている。
「江蓮てつ(主人公)が生まれ育った土地を見て、風を受けて本当によかった。想像以上に空は青く、きれいで、そこで生きた人たちの思いが伝わってくるようでした」。これは彼女の舞台あいさつでの言葉だ。
北海道のおにぎりは三角ではなく丸い形だと聞くと、地元の主婦に習って懸命に握った。その数150個。稽古台になって食べさせられた共演者は満腹状態になったという。小百合は「ちゃんとした母の味がするご飯を握りたかった」と頑固を笑顔で包んで話す。
小百合自身、水泳(クロール)や腹筋、そして25キロのバーベルを持ち上げるというから、健さんの与えた影響は大きい。北シリーズの前作「北のカナリアたち」(2012年)は、彼女が尊敬する高峰秀子の「二十四の瞳」(1954年)をオマージュした「十二の瞳」ともいえる名作だが、ここでも夫を救うシーンで小百合自らが海に飛び込み、上手なクロールを披露している。
出演映画120本目という節目を迎えたが「1本1本を大事に思ってやってきました。元気だし、次に向かって歩きたいだけ。俳優というより、私ってアスリートみたい」といって、くすっとまた笑う。
「北の桜守」で、てつの息子の嫁役で共演した篠原涼子は「吉永さん、毛穴がないんですよ」と目を丸くして小百合の衰えない皮膚と美貌に驚いた。同感である。(フリーライター・中野信行)
■吉永小百合(よしなが・さゆり) 本名・岡田小百合。1945年3月13日生まれ、渋谷区出身。59年に映画「朝を呼ぶ口笛」でデビューし、公開中の「北の桜守」で映画出演120本目を記録。62年の映画「キューポラのある街」でブルーリボン主演女優賞を最年少(17歳)で受賞。20万枚のヒット曲となった「寒い朝」など歌手としても活躍。73年に15歳年上のフジテレビのディレクター岡田太郎氏(元共同テレビ会長)と結婚。2006年、紫綬褒章を受章。団塊の世代を中心とした熱烈なファンは「サユリスト」と呼称されている。
提供元:Yahooニュース