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愛され続けたイ・ソンギュンさんの光と影(2)捜査情報はダダ漏れだった(児玉愛子)(日刊ゲンダイDIGITAL)
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【亜細亜エンタメ最前線リポート】#2
イ・ソンギュンさんの違法薬物使用疑惑が報じられてから自殺するまでの2カ月間、彼を取り巻く状況は異例中の異例だったといえる。麻薬使用疑惑が浮上した渦中の俳優がイ・ソンギュンさんであると一斉に報じられてから最後の取り調べを受けるまで、捜査情報はダダ漏れだった。
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イ・ソンギュンさんの取り調べは公開召喚調査となり、警察は事前にマスコミに日時を伝えていた。そのためイ・ソンギュンさんは出頭するたびマスコミに取り囲まれ、容赦ない言葉を浴びせられた。事務所側は召喚の日時を非公開にしてほしいと要請したが、却下された。
■風俗店への出入り、大麻の使用が報じられ…
同情論が高まることはなかった。風俗店に出入りし、その女性室長Aの自宅で大麻を使用していたと報じられたことで、世論は一気に悪化していたからだ。数年前まで姦通罪があった韓国では、いまだ既婚の男性芸能人の女遊びには寛容でない。イ・ソンギュンさんの主演映画をよく見に行っていたというファンの女性も「出てくる情報にいちいち呆れる」と嘆き、妻で女優のチョン・ヘジンに同情の声が集まっていた。あの頃、韓国人女性たちはよく「奥さんがかわいそう」と口にしていた。特に女性たちの嫌悪感をあおったことは間違いない。
麻薬使用についてAらに脅迫されたイ・ソンギュンさんは3億5000万ウオン(約3900万円)もの大金を奪い取られ、Aらを告訴している。それでも同情よりも失望の声のほうがはるかに多く、「自業自得」ともいわれた。
容疑はすべてAの供述に基づくものだったが、捜査過程でAの供述は二転三転している。複数回行われたイ・ソンギュンさんの体毛等の鑑定結果もすべて陰性だった。Aが供述していた時期に彼が麻薬を使用した事実はなく、彼女の供述が信憑性に欠けるものだったことは明らかだ。
同時期にやはり麻薬使用疑惑が浮上したK-POPグループBIGBANGのG-DRAGONも同様だ。Aの供述によりG-DRAGONもまた取り調べを受けたが、やはり鑑定結果はすべて陰性。Aの供述がデタラメだったことが明らかになり、G-DRAGONは嫌疑なしで捜査が終了している。
だが、警察がイ・ソンギュンさんに対して捜査の手をゆるめることはなく、むしろ反対だったと言っていい。その後のイ・ソンギュンさんへの3回目の取り調べは19時間にも及んでいる。しかも、そこではイメージを回復しがたい情報まで飛び出した。イ・ソンギュンさんが死を選んだのはその直後だ。 =つづく
(児玉愛子/韓国コラムニスト)
提供元:Yahooニュース