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ついに完結! 笑って泣いた「義母と娘のブルース」はいつか復活して欲しい名シリーズ(碓井広義)(日刊ゲンダイDIGITAL)

【テレビ 見るべきものは!!】

 正月2日に「義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル」(TBS系)が放送された。18年に連ドラとして登場し、20年と22年のスペシャルを経て、ついに完結である。

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 主人公は、かつて業界トップの金属会社の部長だった亜希子(綾瀬はるか)。ライバル会社の良一(竹野内豊)と結婚し、8歳の娘の義母となった。

 病気で余命わずかだった良一と亜希子が到達した夫婦像は「二人三脚」ではなく「リレー」。娘というバトンを引き受けて走るリレーだった。このドラマは成長した娘・みゆき(上白石萌歌)が語る、「義母」と「家族」をめぐる物語だ。

 足かけ7年の放送だったが、亜希子のキャラクターが常に際立っていた。家でも外でもビジネスウーマンの姿勢を崩さない。奇妙なほど事務的で丁寧な話し方。何事にも戦略的に取り組むバイタリティー。それでいて、どこか抜けているから目が離せない。

 笑わせたり泣かせたりの展開を通じて、夫婦や親子について考えさせてくれた。

 脚本は「大奥」(NHK)などの森下佳子。今回も印象的な場面とセリフが並んだ。みゆきの結婚式で亜希子が言う。「13年間、あなたそのものが私の奇跡でした」。また、亜希子の健康を心配するみゆきは「子どもに死ぬ背中を見せるのは親のミッションだよ!」。

 いつか復活して欲しい名シリーズだった。

(碓井広義/メディア文化評論家)

提供元:Yahooニュース
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