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主役は視聴者「探偵!ナイトスクープ」は大阪生まれ大阪育ちの“ソウル番組”(スポーツ報知)


 大阪・ABCテレビの人気バラエティー「探偵!ナイトスクープ」の放送30周年記念スペシャルの収録取材に向かう途中、友人の結婚式に出席するように着飾った人々を見た。「ああ、会場近くにホテルがあるもんな」と納得したものの、人数があまりに多すぎる。「なんだこれは?」と思ったら、彼らの目的地は私と同じだった。


 1988年3月にスタートした同番組は、今年で30周年を迎える。観覧の案内状には「『30周年記念スペシャル』の祭典を盛り上げるにふさわしい『盛装』でお越し下さい。『盛装』とはタキシード・イブニングドレス・着物・スーツ・民族衣装などの服装です。最高におしゃれして、ご参加ください!」と、ドレスコードがあった。会場はタキシードやドレス、羽織はかまにチマチョゴリと実に華やか。こんなアホらしい案内状にきっちり乗っかるなんて、さすが皆さん、この番組の趣旨をよく分かっている。


 視聴者から寄せられた日常にある悩みや疑問の依頼を、探偵たちが大まじめに調査する。そこから生まれる笑いと涙、時にはあっと驚くような事実。大阪生まれ大阪育ちの私にとっては、“ソウルフード”ならぬ“ソウル番組”のようなもの。社会人になってからは欠かさず見ることはできなくなったが、今でもやっぱりバカバカしくておもしろくて、時々ホロッとさせられる。最高視聴率32・3%、占拠率53・4%(1998年4月24日)というのも納得だ。


 初代局長の上岡龍太郎さん(75)を引き継ぎ、2001年1月から2代目局長を務めている西田敏行(70)は言う。「日本中にいろんなバラエティー番組があるけれど、これだけすばらしい番組はない。『人間ってアホやなあ、おもしろいなあ、すばらしいなあ、すてきやなあ、そういうのがすべて詰まっている」。同番組にほれ込み局長に就任して以降、番組のイメージも少しずつ変えていった。


 「先代の上岡局長は、大人でちょっと乾いた笑いを目指されていた感じがします。言ってみればバスター・キートンのようなね。僕が局長になってからは泣きもぐっと増えて、ウェットな、チャップリンのようなイメージになりましたよね」と、世界的な喜劇俳優2人の名を挙げてたとえた。就任後しばらくして、上岡さんと一緒にゴルフした際には「西田さんらしい『探偵!ナイトスクープ』になってきたんじゃないですか」と声をかけられたという。


 収録では、号泣に備えてハンカチが欠かせない。何度か忘れた時には、秘書だった松尾依里佳(34)や最高顧問のキダ・タロー(87)が手渡すこともあったそうだ。ある時、助っ人探偵として出演した南海キャンディーズ・しずちゃん(39)の楽屋が手違いで用意されていなかったことを知った西田は激怒。「トイレで着替えられていたということを聞いたので『それは違う』と。『それならみんなで一つの所に集まろうや』と言いましたね」と明かした。現役探偵として最長キャリアを誇る石田靖(52)は「西田イズムみたいなものが浸透してきているのかな」とうなずいた。


 特番では、番組ファンというビートたけし(71)と黒柳徹子(84)がイチオシの名作ネタVTRも紹介している。在阪局制作の深夜番組では考えられない豪華ゲストがお気に入りのネタを熱く語る姿に、30周年スペシャルに出演した2代目秘書の岡部まり(58)は「そういえば、今思い出しましたけど、以前『徹子の部屋』に出演させていただいた時も9割方はこのネタがいかにすばらしいかという話でした。もう何十回と見ていらっしゃるそうで、ずっとこの話で盛り上がった。私の話はほとんどしてもらえなかったんですよ」と懐かしそうに当時を振り返っていた。


 今どきのバラエティー番組では主流となった、ワイプで出演者を映すこともなく、盛り上げるためのCMまたぎもせずに一つのネタを完結させる。なによりも、主役は視聴者であるという意識を作り手たちが徹底してきたことが、視聴者に愛された最大の理由だろう。特番の詳細はお楽しみだが、これまでに寄せられた約5000件もの依頼から選ばれた傑作ベスト10VTRは感涙ものだった。関西地区では3月30日、4月6日(後11時17分)に放送される。


(記者コラム 河井 真理)

提供元:Yahooニュース
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