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キラキラOL→メンタル崩壊→今では小説家、さらに実写映画化 “残高10万円だった”元アイドルがぶっちゃけるリアル【大木亜希子インタビュー】(ねとらぼ)

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作家・大木亜希子さんの小説が原作の映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」(以下、つんドル)が11月3日に公開されました。
【画像】アイドル卒業直後の大木さん&作家になった現在の姿
アイドルグループ「SDN48」元メンバーの大木さんが自身の体験を元に執筆した私小説(祥伝社文庫)が、穐山茉由監督の手によって実写映画化。「乃木坂46」元メンバーで俳優の深川麻衣さんが主演を務め、俳優の井浦新さんらが共演します。
アイドルからOLに転身し、仕事も恋活もパワフルにこなす華やかな“港区女子”生活をしていたアラサーの主人公が、メンタル不調がきっかけで退職。貯金は残り10万円と人生が“詰んだ”状況に。
さらに赤の他人のおっさん・ササポンと謎の共同生活を送ることになり……という、まさに「事実は小説よりも奇なり」な主人公の半生と心境の変化を描いたストーリーです。
映画化での裏話や、そもそもなぜ奇妙な共同生活が成り立っていたのかという疑問、さらに作家へキャリアチェンジした自分自身をどう捉えているのかなど、さまざまな質問を原作者の大木さんにぶつけてみました。
――映画化、おめでとうございます。まず大木さん自身が作品を鑑賞され、深川さんが演じた安希子や、井浦さんが演じたササポンを見た感想について教えてください。
大木 まず「つんドル」の主人公・安希子はとてもシニカルな性格です。無理して着飾って合コンに行ったり、男性に甘えたりする姿も描かれているので、鑑賞者から嫌われてしまう可能性をはらんでいるキャラクターでもあります。でも、そのような精神状況になってしまう女性の弱さや繊細さを深川さんが多面的に表現してくださったので、結果的に多くの方に共感してもらえるような役柄になったなと感じています。
また、井浦さん演じるササポンは、リアルなササポンと不思議なぐらい似ていました。もちろん見た目は違うんですけど、私を包み込んでくれるような優しい雰囲気や、悟り切った神様のようでありながらも神様すぎない部分が全く同じでした。
――大木さんが上梓した原作小説は、メンタルを病んで会社を辞めたことをきっかけに、56歳のおっさん・ササポンとの奇妙な同居生活をスタート。その中での出来事や気付きなどをつづったノンフィクションノベルとなっています。原作者として、製作スタッフに何か相談をしたり、要望したりすることはあったのでしょうか?
大木 穐山茉由監督への大きな要望は特にありませんでした。過去作品「月極オトコトモダチ」を拝見し、“女性の心の叫びを描く”というテーマが自分と似ているな、と感じられたので、基本的には監督にお任せしました。
ただ、私が小説に込めた思いや、惨めでつらい経験を作品にどう昇華していきたいのかを伝えるために監督と1対1の“秘密の会議”をしました。私自身の半生を題材に映画として描いていただくことは自分にとっても大きな挑戦で、覚悟が必要だったので。
――大木さんが2019年にWebメディアに寄稿したエッセイが大バズりし、それが小説となり、現在の映画化へと至っている訳ですが……。そもそも、縁もゆかりもない男性であるササポンとの同居生活が長続きした理由は、ズバリ何だったと思いますか?
大木 ササポンさんが、程よい距離感を持って私に接してくれたから、ですね。同居生活について“遠い親戚の女の子を預かっているような感じ”と劇中のササポンが表現していたのですが、この言葉がピッタリな温度感で……。それが長続きした理由だと思います。
――“1つ屋根の下に男女が住む”となると、うたぐった見方をする人も少なくないでしょうね。
大木 文庫本の解説で、臨床心理士の東畑開人先生がなぜ恋愛関係にならなかったのか分析してくださって。その解説から、お伝えしていいですか?「元アイドルも赤の他人のおっさんも脆弱(ぜいじゃく)だった。そして、お互いが脆弱であることを知っていた」と仰っていました。恋愛や結婚で傷ついた過去がまだ癒えていない2人だったからこそ、恋愛関係にならず距離感を保てたのだと思います。
――作中ではアイドルから会社員に転身して多忙なセカンドキャリアをスタートさせながら、プライベートでは必死に恋活して男性に積極的なアプローチを取るなど、人生への焦りにも見える姿が描かれていました。一方、現在の大木さんは作家として歩みを進めている訳ですが、これまでの心境の変化について教えてください。
大木 私自身、10代の早い時期から芸能活動をしていたこともあり、普通の女性が25歳までに経験しているようなことを経験せずに生きてきてしまいました。そして、アイドルを卒業して、仕事も恋愛も頑張りすぎた結果、心のバランスを崩し、人生を詰んでしまった過去をこの作品では描いています。
小説を上梓して以降は、作家としての道が開けたと感じています。かつての自分だったらとても想像ができないような大きな世界に導かれている気がするんですよね。
ただ、自分の能力の全てをかけないと淘汰(とうた)されてしまうだろう、とも感じています。だから、「映画化、すごいね!」と声をいただくことはうれしい反面、読んでくださる方々が、この作品に出会えてよかったと思ってもらえるような作品を作り続けていかなければという気持ちでいっぱいです。
――マインドの変化に自覚的、ということですね。では、かつての自分と比べて心の中に新たに生まれたもの、なくなったものは何ですか?
大木 (少し考え込む)……生まれたものは、「私は、文章の世界で生きていくんだ」という気概。なくなったものは見栄や、虚栄心ですね。
――昔は見栄、虚栄心があったと思いますか?
大木 はい。恥ずかしながら、当時は虚栄心の塊だったと思います(笑)。
――最後に、映画で印象的だったシーンについて教えてください。
大木 たくさんあるんですけど、夜道で安希子が、結婚のタイミングや職業などバラバラで、人生のステータスが全く違う同年代の親友2人と一緒に、真冬の橋の上から「幸せになりたい~!」と叫ぶシーンですね。あのときに、安希子が精神的に救われたのはササポンによる力だけではなくて、友人らの存在も大きかったのだと再認識しました。安希子が(アイドルも会社員も辞めてしまって)“何者でもない存在”になっても、1人ではないと実感できるシーンは、心に迫るものがあります。お気に入りのシーンです。
提供元:Yahooニュース

