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恥ずかしさで吐きそうに…美容師の妙な態度の原因が判明 ハライチ岩井がぞっとして冷や汗がでた出来事(Book Bang)

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お笑い芸人・ハライチの岩井勇気による連載エッセイがパワーアップして再始動! 「人生には事件なんて起きないほうがいい」と思っていたはずが……独自の視点で日常に潜むちょっとした違和感を綴ります。今回のテーマは「美容室」です。
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1年ほど前から家の近くの美容室に通っている。歩いて行ける距離にあることと、価格帯で割と適当に選んだのだが、通い続けることとなった。そもそも美容室の良し悪しが僕にはわからず、引っ越しと共に店を変えているだけだ。
ある日、数日前にインターネットで予約した行きつけの美容室に歩いて向かっていた。5階建ての、フロアごとに1軒ずつ店の入っている建物で、その5階に美容室がある。
建物に着くとエレベーターで上がる。5階でエレベーターのドアが開くと、降りてすぐ店舗といった作りなのだが、その日は少しだけ違和感を覚えた。
いつもなら5階に着いてエレベーターのドアが開くと担当の美容師が待ち構えており「こんにちは。お待ちしてました」という挨拶と共に席に案内される。しかしその日はドアの先には誰もいなかった。
店に入り、受付まで進むが店員はいない。しかし4、5人程の少数の店員でやっている店なのでこういう日もあるか、と納得し「すいませーん」と店の奥にギリギリ届くくらいの大きさで声を発する。
すると僕を担当している40代半ばの男性美容師が奥から「こんにちはー」と歩いてきた。だが次の瞬間、その美容師との間に流れる空気に不思議なものを感じたのだ。「こんにちはー」という挨拶の後、どちらが喋り出すのかというような、1秒に満たない程の間(ま)があった。美容師がすぐに「どうぞー」と僕を席に案内したのだが、僕はその1秒に満たない間(ま)に妙な気持ち悪さを覚えていた。
その後、席に座った僕に美容師は「今日はどうなさいますか?」と尋ねた。その質問にも僕はどこか拭えない違和感を抱いた。「いつも通りの髪型でお願いします」と言うと「わかりました。よろしくお願いします」と髪を切り始めた。
店にはいつもより客が入っている様子で、他の店員も忙しなく動いている。そんな中、僕を担当している美容師も、僕より前に店に来ていた客が髪を染めている途中だったらしく、たまにそちらの様子を見に行きながら僕の髪を切っていた。
この店にこれ程の客が入っていることが過去になかった訳ではないのだが、僕は多少忙しそうな美容師を見て、気遣うつもりで「今日大変そうですねー」と声をかけた。すると美容師も少し微笑みながら「嬉しいことです」と答えた。
そのまま美容師は僕ともう1人の客に対応しながら散髪し、僕の髪を切り終えたタイミングでもう1人の客のほうは会計だったようで、僕のシャンプーをアシスタントの店員に任せ、会計と見送りをしに行った。
このアシスタントの女性店員は店に入って1年足らずで、一度シャンプーをしてもらったこともあるのだが、あまり上手とは言えず、たまに爪が頭皮に当たるのが痛い。しかし、それくらいのことでシャンプーを他の店員に代わってもらったりしたら、行きつけの美容室との摩擦を生むことになりかねないと思い、髪を洗ってもらっている間は気にしないよう自分に言い聞かせていた。
シャンプーが終わり、アシスタントに髪を乾かしてもらうと「失礼しましたー」と担当の美容師が戻ってきた。そして仕上がった髪型を最終確認して、小さく「よしっ」と呟き、散髪が終わった。その美容師の発した「よしっ」に、僕は仕上げの確認が済んだこと以外の意味が含まれているように感じられた。
小さな違和感が次第に積み重なって行くが、僕は店に来た時からのこの妙な気持ちを解決できないままレジに案内され、会計を済ませて美容師に見送られながら店を出たのだった。
提供元:Yahooニュース

