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奇想天外だけど共感できる! 異色の恋愛映画『ビッグ・シック』の魅力(ぴあ映画生活)


パキスタン出身のコメディアン、クメイル・ナンジアニと、脚本家のエミリー・V・ゴードンに起こった実話を描いた映画『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』が公開されている。異なる文化を背景に育ったふたりが恋に落ち、紆余曲折を経る中で経験した奇想天外なドラマをふたりはいかに脚本化し、映画化したのか? ナンジアニとゴードンに話を聞いた。

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本作はふたりに起こった実話を自ら脚本化し、ナンジアニが“クメイル・ナンジアニ本人”を演じて映画化した異色のラブ・ストーリー。劇中のクメイルは親の反対を押し切ってコメディアンを目指す若者で、アメリカ人のエミリーと恋に落ちるも、クメイルが同郷の女性との結婚を望む母親の言われるがままにお見合いをしていたことがバレて破局。その数日後にエミリーが原因不明の病気で昏睡状態になったとの連絡が入る。病院にかけつけたクメイルが出会ったのは、眠り続けるエミリーと、初めて出会った彼女の両親。目を覚まさない“元”恋人のために彼は病院に通い、次第に彼女の両親とも心を通わせ、別れたはずのエミリーへの想いにも変化が訪れる。


通常であれば、この種の出来事が実写化される際は“難病もの”としてシリアスに描かれるか、異文化の壁を超える劇的な恋愛ドラマとして感動を煽る展開が盛り込まれていたりする。しかし、ナンジアニとゴードンは、本作に“コメディ”の要素をたっぷりと盛り込んだ。「僕は社会的な問題や人種差別の問題、どんな問題であっても、そういうものに取り組む最良の方法は、コメディでやることだと思うんだ。そうでないと、何か教訓を与えようとしているように感じられるし、自分のことをあまりにもシリアスで重要に取りすぎているように感じられる。コメディは、そういう社会的な主張とかを世間に示すための素晴らしい方法だと思う」(ナンジアニ)。「「私たちはふたりとも、ストレスの多い状況にいる時にジョークを飛ばす傾向がある家族から来ているの。それはただ、私がそういうふうに物事に対処するように育てられたということよ」(ゴードン)


しかし、このカップルの場合、片方が眠っているため、クメイルは愛する相手にジョークを飛ばすこともできず、眠る娘を前にハラハラしている彼女の両親と向き合うことで、彼女への想いを確認することになる。ゴードンはこの設定こそが本作の「すごく重要な部分」だと力説する。「彼は彼女の両親を通して、エミリーに求愛しているのよ。それはこの映画の一部なの」。結果として映画はまずクメイルとエミリーの物語が描かれ、ある時から急にクメイルと“両親を通じた”エミリーの物語になる。「ある意味でストーリーをリセットしているんだ。彼女が一旦眠ったら、ストーリーを再び始めるんだ。そのバランスをとるのは難しかったよ。観客にもエミリーがいないことをさみしく思ってもらいたいけど、あまりにも長すぎるのもダメだ。そのバランスは編集をしながら何度も試しながらとっていったよ」(ナンジアニ)


原因がわからない以上、エミリーがいつ目を覚ますのか、そもそも目を覚ますことがあるのか、クメイルも両親もまったくわからない。そこで彼らが戦う最大の敵は“悪い想像”だ。「なぜポジティブに行動出来たのか? なぜ僕たちがすべての困難なことに打ち勝つことができたのか? その理由は、それだけの価値があったからだと思う。ある時点で“この人は、戦うだけの価値がある。この人は、これらすべての困難に打ち勝つ値打ちがある”と思わないといけないんだ」(ナンジアニ)


パキスタンで生まれた男性とアメリカで生まれた女性が恋に落ちるも、片方が原因不明の眠りに落ちてしまう。この設定は事実にしてもあまりにも奇想天外だ。しかしふたりは、ここで描かれているドラマは“どんなカップルにも起こるえる話”だという。「(エミリーの父を演じた)レイ・ロマノが“クメイルの母親が映画の中で言うたくさんのセリフは、僕の母親が言うようなことだったよ”って言っていたの。違うバックグラウンドを持ったカップルだったり、家族が誰と結婚するかについて干渉する文化をもっていたりすると、同じことが起こるよって」(ゴードン)。「突然の病気といったことでさえ、どんなカップルにでも起きうることだよ。そして、僕たちが映画を観た人たちと話をしたとき、彼らが共感することのひとつは、とても愛している人が病気になったときに持つ、どうすることも出来ないという感情なんだ。それは誰にでも起きうることだ。誰もが病院にいたり、愛する人が大丈夫かどうかを待っているという経験がある。そして、それをどうすることも出来ないんだ。だから、それは実際のところ、誰もが理解出来るとても普遍的なストーリーだと思うよ」


奇想天外で、予測不可能な展開で、しかし誰もが共感できる物語を描いた本作は、アメリカでわずか5館で公開されると、瞬く間に話題を集め、最終的には2600スクリーンで公開されるほどのヒットを記録している。


『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』

公開中

提供元:Yahooニュース
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