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「ペンディングトレイン」には決着をつけなくてはならない「課題」が結構ある(碓井広義)(日刊ゲンダイDIGITAL)

【テレビ 見るべきものは!!】

 今期ドラマの多くがゴール間近となった。連ドラの最終回は作品全体の評価につながる勝負どころだ。今週最終回を迎える「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」(TBS系)も例外ではない。いや、それどころか「最も注目すべき最終回」と言っていいかもしれない。なぜなら、決着をつけなくてはならない「課題」が結構あるからだ。

視聴者の不満は遅いテンポと既視感…TBS系ドラマ「ペンディングトレイン」が苦戦のワケ

 2023年春、美容師の直哉(山田裕貴)や消防士の優斗(赤楚衛二)ら普通の人々が乗った電車が30年後の未来にタイムワープしてしまう。深い森の中での集団サバイバルが続いていたが、先週、ようやく過去の世界に戻ることができた。

 しかし、そこは3年先の26年5月だった。この年、小惑星による大災害が起きることを知る彼らを、周囲は好奇と疑いの目で見るばかり。生還の喜びも無力感と絶望感へと変わってしまう。

 さあ、この状態での最終回だ。まずは世界を荒廃させる小惑星衝突問題。映画「アルマゲドン」のような展開は無理だとしても、地球規模のパニックをどう回避するのか。

 また、これまで果敢に運命を切り開いてきた直哉と優斗だが、先週いきなり心が折れてしまった。2人と紗枝(上白石萌歌)との関係も含め、見る側が納得のいく大団円は用意されているのか。

 物語におけるペンディング(保留)事項を一気に処理すると同時に、後味の良さも残してほしい。

(碓井広義/メディア文化評論家)

提供元:Yahooニュース
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