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今、支持されるドラマとは?高視聴率ドラマから考える(All About)

万人受けしない、視聴しにくい時間に放映されるなど、面白いドラマが高視聴率につながらないケースはよくあります。しかし、つまらない・面白くないドラマが高視聴率をキープし続けることもなさそうです。では、視聴率の高いドラマが、私たちの観たいドラマなのでしょうか。
近年の高視聴率だった人気ドラマを中心に「私たちが観たいドラマはどんなものか?」を考えてみました。
かつて、憧れの海外の風景や流行りの服、おしゃれなインテリアを映し、トレンド情報のツールとしてチカラを発揮したドラマ。今もチェックすることはあっても、それを目的に最終回まで見続けることはありません。また、イケメン俳優が主演でも、つまらなければ最終回まで観ないでしょう。私たちが観たいのは、あくまで物語なのです。
性別や年齢に関係なく生き方が多様化している現在、登場人物たちがいかに生きるか、追い込まれた状況でどんな選択や判断をするのか、そこが興味深いところ。徹底的に描いてほしいところです。
『ドクターX~外科医・大門未知子~』(2017年の第5シリーズの平均視聴率20.7%、以下平均視聴率) で、ぶれない生き方を貫いた大門未知子(米倉涼子)、『半沢直樹』(2013年/29.1%)で組織に対し力強く奮い立った半沢直樹(堺雅人)、『HERO』(2014年の第2期/21.0%)で自由にやわらかく事件に臨んだ久利生公平(木村拓哉)、登場人物の生き方や考え方に心が動いたドラマは確かに人気がありました。
どんなに実力のある俳優が演じても、物語がまったく面白くなければ視聴者は離れます。どんなに物語が面白くても、時代考証があやふやだったり、セットや服装に違和感があったり、興醒め要素が散乱しても視聴者は離れます。
大ヒットした『陸王』(2017年/16.0%)は、原作の面白さ×脚本のエネルギー×演出のこだわり×俳優たちの情熱、すべての要素が結集した大作。陸上部のユニフォームやマラソン大会の運営まで、徹底的にこだわり、すべての要素に情熱が注ぎ込まれることでリアリティを帯び、壮大な物語はエンターテインメントとなるものです。
最近は脚本への注目も顕著。『東京ラブストーリー』(1991年/22.9%)や『最高の離婚』(2013年/11.8%)など坂元裕二作品に根付く言葉の魂や、『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年/14.5%)や『アンナチュラル』(放映中)を書いた野木亜希子の洗練された言葉のはこびには、積み上げてきた感性が生きています。雰囲気だけの脚本に視聴者は胸を熱くしません。ここにも高視聴率の理由が見えてきます。
提供元:Yahooニュース