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長谷川理恵、出産後の苦労を語る「ボロボロで、ふと涙が…」(TOKYO FM+)

ミュージシャン、デザイナー、作家、俳優、職人など、異なるフィールドを舞台に活躍する“ふたり”が語らう「三井ホーム presents キュレーターズ~マイスタイル×ユアスタイル~」。今回は、モデル・ヴィーガンスイーツパティシエの長谷川理恵さんと、ホリスティックビューティーコンサルタントのCHICO SHIGETAさんの、子育てについての対談をお届けします。
長谷川さんは、1993年からファッション誌のモデルとして活躍。いまでは身近となったランニングですが、そのブームの火付け役としても知られています。一方、オーガニックコスメブランド「SHIGETA」を主宰し、世界で活躍するセレブリティーを顧客に持つCHICO SHIGETAさん。長谷川さんは5歳の男の子、CHICOさんは生後半年の双子の母親として、仕事と育児を両立されています
◆安心して子育てできる社会の仕組み
長谷川:(CHICOさんはパリを拠点にされていますが)フランスと日本で出産準備や出産後で、何か違う点がある?
CHICO:日本の出産準備とか知らないからわからないけど、うちは双子だから、「×2ってどんな生活?」と思って、かなりプレッシャーで。双子を出産したお友達がいたからいろいろ聞いたら、“1にオーガナイズ、2にオーガナイズ、3にオーガナイズ”と言われ、オーガナイズというのは日々どんな動線で暮らすのかということ。例えば、子ども部屋とキッチンとの距離で、どこでどのようにミルクを準備して、お風呂はどういう風に入れてここでこうして……という、動線を全部チェックするみたいな。そういう育児の専門家がいて、家に来てもらいアドバイスをもらいました。産まれたては3時間ごとに授乳するけど、時間の短縮のために母乳をあげるときはふたり同時にあげるのね。それでも1時間半くらいかかるんだよね。もたもたしているとあっという間に時間がたって、また1時間半後には授乳が始まる。そう考えると、寝られないの。フランスだと育児の専門家みたいな人とか、元看護婦や助産婦さんが夜に来てくれるシッターサービスがあって、夜10時から朝6時までいてくれる。
長谷川:それ一般的なの?
CHICO:使っている人はそんなにいない。うちも双子ではなかったら使っていないかもしれないけれど、どうしても寝たいときとかに来てもらって。安心だよね、スペシャリストだから。ずっと子ども部屋に一緒にいてくれるから、わたしは夜、早く寝て身体を回復して、母乳がいつも出るようにする。それに集中することができる。最初はみんな、自分でできるか体験してから預けたほうがいいと、どのお母さんもそう思うと思うの。でもいろんな双子の家族とお話しする機会があって、絶対それはやらないほうがいいと言われて。病院を出たあとすぐの期間が一番忙しいから、そのときに絶対に来てもらってくださいと言われて。
長谷川:聞いておいてよかったね。
CHICO:そうなの、そのおかげで体力が回復した。
長谷川:それはありがたいね。
CHICO:いっぱい助けを借りていいんだというカルチャーが、フランスにはあるのかな。
長谷川:そこよね。
CHICO:あと産休をとってもすぐカムバックする社会だから、女性が仕事をすることがすごく大切だという認識があり、赤ちゃんのことをみんな好きなんだよね。赤ちゃんフレンドリーで、あなたが赤ちゃんを産んだら次はうちの番みたいな。“みんな順番なのが社会だよね”みたいなのがあると思う。あとはシッターサービスも充実している。公認のシッターさんではないけれど、近所で小さな子がいるママが3~4人集まって、そこにシッターさんに来てもらったり。
長谷川:シェアリング。
CHICO:そうそう! 子どもたちを家に集めて、みてもらう。保育園に入れなくてもそういうことをやってくれる人がいたり、社会の仕組みがちゃんとできているの。だから子どもが増えると思う。ウエルカムされている感じ。
長谷川:安心していられるよね。
◆母親が必要としていること
一方、日本で子育てされている長谷川さん。母親となった誰もが共感する悩みを打ちあけてくれました。
CHICO:理恵ちゃんは子育てで大変だったことある?
長谷川:産んだ後のことを教えてもらわなかったの。お産は大変、陣痛は苦しいよとかは聞いていて覚悟していたけど。赤ちゃんが生まれた後の大変さだよね。寝られないよとは聞いていたけど、ここまで寝られないのかとか、母乳でおっぱいが痛いとか、そういう情報がなかったからボロボロ。ホルモンバランスも崩れていたから、赤ちゃんはかわいいし、すごくハッピーなんだけど、ふと涙が出たりとか……。自分でメンタルの部分もケアしないといけないわけ。まだうちは母が1ヵ月住み込みで来て手伝ってくれたからよかったけれど、地方から出てきて、たったひとりで育てているママたちは、さぞかし精神的にも辛いだろなぁと思って。
CHICO:そうだよね。
長谷川:追い詰められちゃうよね。
CHICO:わたしも、ハッピーで楽しくて。でも、やっぱり情緒不安定なんだよね。
長谷川:でも、それは仕方ないと言われた。ホルモンのバランスだから。
CHICO:そういう時期があったり、これでいいのかなという不安あるよね。仕事であれば、がんばって解決法ができたかもしれないけど、新しい命に対するものはないから。わたしも定期検診のとき、たくさん質問を準備して小児科の先生にぶつけていたけど、先生に「マダム」と肩を叩かれ、「赤ちゃんはとにかくお母さんのおっぱいを飲んで、抱っこしてもらって、成長カーブが標準の中に入っていれば、何も心配はありません」と言われたの。全然、腑に落ちなかったけど、先生から「赤ちゃんと会話をもってください」と言われて。喋れない子とどうやって会話するんだよと思ったけど、先生が抱っこしたり、うつぶせにしたりしているときに話しかけると、子どもたちが目をキラキラさせながら反応していて。これを会話と呼ぶのねと、やり方がわかったからそれを家でやってみたら、泣く理由が全部わかったの。そこで肩の荷が下りて、気が楽になった。
長谷川:会話ね。
CHICO:彼女たちの言いたいことやメッセージははっきりしていて。自分が不安だとそのメッセージはキャッチできない。
長谷川:普通は泣かれたら、お母さんは「おしり? ミルク? どうしよう」となってしまうよね。でも、常に会話していたらわかるんだね。
CHICO:それがキーかな。安心した。お母さんは信頼している人に「いいんだよ!」と言ってもらえると、もっと安心するところがあると思うんだよね。
(TOKYO FM「キュレーターズ~マイスタイル×ユアスタイル~」より)
提供元:Yahooニュース