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【「エッフェル塔 創造者の愛」評論】小説よりも現実離れしたエッフェル搭建設の秘話が物語る、信じることの力(映画.com)

 あまりに有名なパリのランドマーク、エッフェル塔。その創造の影に叶わぬ恋があったというロマネスクな物語を、エッフェル塔建設の苦労とともに描いた、壮大な作品だ。なにしろ1889年という時代に、鉄骨の300メートルもある前代未聞の建造物を作り上げたのだから、設計者のギュスターヴ・エッフェルは、才能はもとより狂気と紙一重の情熱を持っていたに違いなく、さらには人を動かすカリスマ性も備えていたということになる。本作はそんな彼の人となりを、悲恋という要素を絡め、映像的な醍醐味たっぷりに描く。

【動画】「エッフェル塔 創造者の愛」本編映像

 1860年、ボルドーに完成したサン=ジャン橋の建設に携わった技師ギュスターヴは、建設中に地元の資産家の娘アドリエンヌと知り合い、恋に落ちる。だが身分の相違から彼女の両親に引き裂かれることに。その後1889年に開催されるパリ万博のためのモニュメントを政府から依頼されたギュスターヴは、あるパーティで旧友の妻を紹介されるが、それはアドリエンヌその人だった。恋の再燃とともに、ギュスターヴは憑かれたようにエッフェル塔の建設に身を投じるが、次々と障害が立ちはだかる。

 まるでハーレクイン・ロマンスのようで、物語を捏造したのでは?と思う方もいるだろうか。しかし、監督の言によればアドリエンヌは実在の女性であり、ボルドー時代にギュスターヴとの結婚を両親から破棄されたことも史実として残っているという。その後ふたりの恋が再燃したかどうかはわからないが、ギュスターヴの息子がアドリエンヌの姪と結婚していることから、ふたりが再開した可能性は多いにある、ということも記しておこう。

 加えてエッフェル塔の形がアドリアンヌの頭文字でもある、Aを連想させるという事実。ここまでくると、リアルとフィクションの境界などどうでもよくなり、エッフェル塔と大恋愛という、いかにもフランスらしい世界に浸りたい気分になる。実際、本作はとてもエモーショナルな娯楽作に仕上がっている。

 ギュスターヴに扮したエネルギッシュなロマン・デュリスが物語を牽引するものの、驚くのはアドリエンヌ役のエマ・マッキー(「セックス・エデュケーション」「ナイル殺人事件」)の存在感だ。はっきりとした顔立ちに浮かぶ意志の強さ、その目ヂカラで、情熱を秘めた女性を鮮やかに体現する。彼女の魅力が、映画全体に現代的なテイストをもたらしていると言ってもいい。

 事実は小説より奇なりとはよく言うが、本作はロマンティックなだけではない、信念を貫くことで、不可能はときに可能になるのだということを思い出させてくれる。

(佐藤久理子)

提供元:Yahooニュース
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