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BS松竹東急「À Table!~歴史のレシピをつくって食べる~」のクオリティーがケタ違いのワケ(日刊ゲンダイDIGITAL)

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こんなおしゃれでおいしそうなドラマが放送されていることに、お気づきだろうか。「À Table!(ア・ターブル)~歴史のレシピを作ってたべる~」。ほら、初めて聞いたでしょ。
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BS松竹東急の月曜午後10時30分(日曜午後5時30分再放送)の番組だが、開局1年足らずのテレビ局だから、そもそもまだチャンネルを合わせたこともないかもしれない。BS260ch、視聴無料。
ドラマは、東京・吉祥寺から徒歩20分ほどのところに住む、結婚15年の藤田ジュン(市川実日子)とヨシヲ(中島歩)の穏やかでちょっと退屈な日々のお話である。ジュンは大学の文学部担当の事務員、実家が漬物屋のヨシヲは勤め先も漬物メーカーで、管理部門を任されている。
この仲のいい夫婦の軽妙なやりとりだけでも十分楽しめる。それ以上にドラマの見どころは、歴史上の人物たちの食事を2人が再現して食べてみるという「遊び」だ。
マリー・アントワネットの「ヒラメの元祖ホワイトソースがけ」はまだしも、シーザーの「プルス」、ソクラテスの「クランべー」、アレキサンダー大王の「ガルムソース」などは、聞いたこともなく、何の料理かもわからない。ジュンが勤める大学の西洋史の教授が、その人物の解説とともにレシピのメモをくれるのだ。
その通りに作ってみると、はたしてそれはリゾットだったり、サラダだったり、魚醤だったりして、「ああ、このころからもうあったんだね。歴史はつながってる!」(ジュン)という感動。料理を作って食べるだけでなく、知的好奇心を刺激される楽しさ。だから「遊び」──。これから、クレオパトラやベートーベンの食事も登場する。
このドラマのもう一つの魅力は映像の美しさである。2人が食材を買い出しにいく途中に、晩秋の善福寺公園があって、印象派の風景画のような淡い色彩と静かさで描かれる。紅葉した木々と午後の日差しにキラキラ光る池に、思わず「きれい!」と声を上げてしまうはず。
泣きわめいたり怒鳴ったりのドラマが多い昨今、こんなすてきな番組を、失礼ながら、マイナーなテレビ局が制作できるのには何かあるのか。
「松竹がバックですから、ドラマ作りの名人や気鋭の若手が活躍してるんです。このドラマも、『名建築で昼食を』やギャラクシー奨励賞を受賞した『ちょこっと京都に住んでみた。』(テレビ大阪制作)のチームですよ。ジャニーズ系を並べるだけのとはレベルが違います」(テレビ情報誌編集デスク)
とにかく市川実日子が魅力的。料理を作りながらヨシヲと交わす会話や表情も、すべてアドリブなんじゃないかと思えるほど自然で、「おいしい」と感嘆するときもわざとらしさがない。今どきのアラフォー女性の迷いや自信をさらりと演じていて、彼女の起用がこのドラマを成功させたといっていい。
ただ、ひとつ気になるのは、料理・食べ物好きの夫婦なのに、キッチンの冷蔵庫が小さすぎる! ヨシヲの実家から送られてきた漬物も保存しなければならないのに、あれでは不便だ。手だれのスタッフも見落としたか。
(コラムニスト・海原かみな)
提供元:Yahooニュース

