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【下】阿川佐和子!実は「専業主婦希望」だった過去と仕事観(ハルメク365)

映画「エゴイスト」に主人公の母親役を演じている阿川佐和子さん。俳優だけでなく作家、エッセイストとして活躍するキャリアの原点や、将来展望を伺いました。――阿川さんは作家、キャスター、インタビュアー、そして俳優など、さまざまな分野で活動していますが、キャリアの築き方について教えてください。

阿川佐和子さん(以下、阿川佐和子)
私はもともと専業主婦志望だったんです。私の学生時代は、女性が仕事で活躍するという場が少なく、母も専業主婦だったので、私も早く相手を見つけて結婚して、主婦になるんだと思っていました。

我が家には専制君主のような父(編集部注:作家の阿川弘之氏)がいて、いつもイライラしていたから、早くこの家を出たいと思っていましたね。

優しい旦那さんのもと、家事はすべてやるけど、経済的にはおんぶに抱っこで(笑)。織物を勉強していたので、内職できれば幸せだわ~と思っていたんです。だから就職試験も受けなかったし、そもそもどんな会社があるかも知らなかったくらいです。



――テレビに出演するようになったのは20代後半からですか?

阿川佐和子
そうですね。お見合いをたくさんしましたが、全然ご縁がなくて。友達はどんどん結婚していくので、私にもそのうち……と思っていたけど、全然ない(笑)。そんな20代後半になった頃、テレビ局から「試しに出てみませんか」と声がかかったんです。

その後「情報デスクToday」(TBS)にレギュラー出演することになり、これが6年続きました。でも何の役にも立っていなくて怒られることも多かったですよ。

実は、その頃もまだ専業主婦の夢は捨てていませんでした。だから怒られると「この仕事は本業じゃないもん、いつかは専業主婦になるんだもん」と思っていました(笑)。――専業主婦にこだわりつつ、テレビ出演が続きますが、やり続けたのは好奇心ですか?

阿川佐和子
私、断るのが苦手なタイプで、振り返ってみると、私のキャリアは「◯○してみませんか?」と誘われることから始まっているんです。

文章を書く仕事も父親が作家だから「あなたも書いてみませんか?」と言われたことがきっかけです。でもテレビに出ることも文章を書く仕事も、どこか好奇心が働いて「ちょっとやってみたい、その世界を覗いてみたい」という気持ちはありました。

週刊文春の「阿川佐和子のこの人に会いたい」の連載も、声をかけられたとき、当時の編集長がカッコ良かったから「NO」とは言えなかったんです(笑)。

でもインタビューは得意ではなかったので、とにかく取材対象について調べて準備万全にして、周囲の人に支えてもらいながらやっています。引き受けた仕事は一生懸命にしっかり取り組む。そういう生真面目さはあるかな。

提供元:Yahooニュース
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