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石原さとみの“転身”お見事「アンナチュラル」 18年の社会派冬ドラマ(夕刊フジ)

【トレンドウオッチャー木村和久の世間亭事情】
2018年の冬ドラマの、陣容が見えてきたので、社会派を中心に紹介してみます。もちろん、全部を見てないので、気になった作品を、オヤジテイストで選びました。
なんといっても保守安定路線で盤石だったのが「99・9-刑事専門弁護士-」のシーズンII(TBS系、日曜午後9時)というドラマで、去年話題をさらった「陸王」の後番組です。2016年のシーズンIの好調を受け継ぎ、松本潤と香川照之のコンビは健在。刑事事件は、99・9%有罪になる定説をひっくり返し、無罪を勝ち取るドラマです。
初回は殺人犯に仕立てられた、可哀そうなおじさんが登場。なんとか助けたいですが、元裁判官の女性が横やりを入れて、強引に有罪にしようとしてきます。
もし我々、視聴者が冤罪に陥ったら、どうやって助けてもらうのか? いつ自分の身に降り注いでも、おかしくない問題を扱っており、オヤジとしては、とても感情移入できました。
続いて石原さとみ主演の「アンナチュラル」(TBS系金曜午後10時)で、これは不自然な死を、法医解剖医の三澄ミコトが解いていく、医療系サスペンス。アメリカのドラマシリーズにありがちな設定ですが、謎解きは面白く、そつがないです。石原は、映画「シン・ゴジラ」あたりから、米国の外交官など、インテリキャリア系の役を好んできました。いつまでも、生花店やカフェのお姉ちゃん役を、やってられませんからね。脇に固められて、石原は順風満帆に見えます。この2作品がTBSとは、ドラマのTBS、見事復活してますね。
ほか一風変わったサスペンスとして、「トドメの接吻(キス)」(日テレ系日曜午後10時半)も観ましたが、ちょっと難解でした。一回死んだら7日前に逆戻りして生き返るという「タイムリープ」の手法を取っています。これはトム・クルーズ主演の映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(2014年)など、多数の映画でやっており、既視感は否めません。
ホストのエイト(山崎賢人)が謎の女性にキスをされて、毒を盛られて死ぬが、7日前に戻って生き返る。アイデアは面白いですが、ホストクラブや乗馬倶楽部などが舞台で、浮世離れをしています。若い女性に向けてのドラマでしょうか。
■木村和久(きむら・かずひさ) コラムニスト、デイトレーダー、夕刊フジ「株-1グランプリ」月間優勝2回。日本文藝家協会会員。ゴルフ雑誌等に連載多数。
提供元:Yahooニュース