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『告白』「Nのために」『母性』まで…映画とドラマで改めて没入したい湊かなえワールド!(MOVIE WALKER PRESS)

2008年に刊行された「告白」でセンセーショナルなデビューを果たして以来、現代を代表するベストセラー作家としての道を歩んできた湊かなえ。彼女が「これが書けたら、作家を辞めてもいい」との覚悟で執筆し、累計発行部数120万部を突破したヒューマンミステリー「母性」が、単行本刊行から10年の時を経て、実写映画となって公開中だ。

【写真を見る】湊かなえの衝撃のデビュー作を映画化して大ヒットを記録した『告白』。松たか子の演技に背筋が凍る!

湊かなえと言えば、ミステリー界屈指のヒットメイカーであり、映画化、ドラマ化、コミック化など、生み出す作品の映像化が相次ぐ作家としても知られている。今回はこれまで映像化されてきた映画やドラマを振り返りながら、湊かなえワールドの魅力を改めて探っていきたい。

■“イヤミスの女王”湊かなえ作品 読後感のインパクトは絶大
2007年に「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞した湊かなえは、翌年、同作を含む6章から成る最初の単行本「告白」を刊行。デビュー作にもかかわらず、週刊文春ミステリーベスト10で国内部門第1位に選出され、09年には第6回本屋大賞を受賞した。12年、単行本「望郷」の収録作「海の星」で第65回日本推理作家協会賞短編部門、16年「ユートピア」で第29回山本周五郎賞を受賞するなど、数々の文学賞を受賞している。

また、普遍的なテーマで読者の心を揺さぶる湊作品は、海外での評価も高く、「告白」の英訳は14年にアメリカで出版され、同年の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのミステリーベスト10にランクイン、15年には全米図書館協会アレックス賞を受賞。18年には「贖罪」が、米ミステリー界で最も権威のある賞で“ミステリー界のアカデミー賞”とも称されるエドガー賞の最優秀ペーパーバック・オリジナル賞の候補となった。

ミステリー小説では、いまやすっかりおなじみとなった“イヤミス”というワードがある。これは読んだ後に、胸がザワザワして、イヤな気分になる、後味の悪いミステリーのことを指す。このワードは書評家の霜月蒼が2007年1月号「本の雑誌」のコラムで用いたのが初出だとされているが、奇しくも同年に湊かなえが「聖職者」で小説推理新人賞を受賞。そして、2008年の衝撃作「告白」が大ベストセラーになったことで、“イヤミス”という言葉が一気に広まった。いわば、湊かなえは“イヤミス”という言葉を一般的に普及させた立役者といえる。翌年、立て続けに刊行した「少女」、「贖罪」の読後感のインパクトも絶大で、湊かなえは“イヤミスの女王”と称されるようになっていった。

湊かなえ原作の映像化作品は映画、ドラマを含めて、とにかく多い。もはや映像化されていない作品のほうが少ないのではと思うほどである。“イヤミスの女王”という称号などには飽き足らず、精力的な創作活動を続けながら、作風をどんどん広げてきた湊だが、やはり緊迫した物語展開と強烈な印象を残すキャラクター描写は圧倒的で、そのどれもがクリエイターに「映像化したい!」と思わせる傑作ばかりだ。

■教え子に娘を奪われた中学教師の復讐を描く『告白』
湊かなえ原作の映像化作品は、総じて完成度が高いことが特徴である。そのスタートをきった記念すべき作品が、大ヒット映画『告白』(10)だ。教え子に娘を殺された中学校教師が事件の真相に迫り、復讐を果たすまでを描く物語。『嫌われ松子の一生』(06)の中島哲也が監督と脚本を担当し、主人公の女性教師・森口役を松たか子が怪演(ちなみに森口の娘役は芦田愛菜)。本作は第34回日本アカデミー賞で4冠を達成し、興行収入38.5億円を記録した。教師と生徒の関係性を描いた作品でありながら、事件の背後にはさまざまな母と子の関係が大きな影響を及ぼしていたことも明らかになっていく。中島監督がこだわったという、結論を観客にゆだねるエンディングも記憶に残る。

■娘を殺された母親が、事件の真相に臨む『贖罪』
WOWOWの連続ドラマWで映像化された「贖罪」(12)の監督・脚本は『スパイの妻』(20)の黒沢清。小学生の娘を殺された母親と、事件を目撃した4人の同級生が、15年の歳月の後、引き起こす悲劇を描く。原作は「告白」と同じく章ごとに主人公が変わる独白形式で、ドラマは原作の章立てに沿った全5話で構成。各エピソードを5人の女性それぞれの視点から描き、微妙な差異を際立たせているのがポイントだ。娘殺害の真実に臨む母・麻子役を小泉今日子、償いの思いに囚われたまま大人になった4人の同級生を蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴が演じている。劇場での上映や、再編集版が、第69回ヴェネチア国際映画祭をはじめ、数々の国際映画祭で上映されたことも、テレビドラマとしては異例だった。


■吉永小百合主演で映画化されたヒューマンドラマ『北のカナリアたち』
「往復書簡」所収の1編「二十年後の宿題」を原案に、『闇の子供たち』(08)の阪本順治が監督、吉永小百合が主演した映画が『北のカナリアたち』(12)。20年前に夫を水死事故で失った女教師と、彼女の6人の教え子たちの過去と現在という要素を小説から抽出し、原作とはまた少し違った趣向を凝らした感動のヒューマンドラマに仕上がっている。映画ならではのスケール感の大きさを感じさせる本作は、12年の報知映画賞や日刊スポーツ映画大賞などのほか、第36回日本アカデミー賞でも数多くの部門の賞を受賞した。


■“母親”に焦点を当てた連続ドラマ「夜行観覧車」
湊かなえにとって、初めて地上波で連続ドラマ化された作品がTBS金曜ドラマの「夜行観覧車」(13)だ。高級住宅街で起こった殺人事件を機に、物語は過去と現在を行き来しつつ、事件の真相に迫っていく。殺人、いじめ、家庭内暴力など、現代社会の抱えるさまざまな問題を描いている点は他の湊作品と同様だが、本作ではストレートに“母親”にスポットを当てている。脚本を担当したのは、清水友佳子と、『おおかみこどもの雨と雪』(12)や『八日目の蝉』(11)など、母親の愛情を描くことに定評がある奥寺佐渡子。ドラマ版で強調されていた鈴木京香と石田ゆり子が演じる2人の母親同士の友情も共感を呼んだ。

■美人OL殺人事件をめぐる証言に浮かび上がる真実とは?『白ゆき姫殺人事件』
『ゴールデンスランバー』(09)の中村義洋監督が映画化した『白ゆき姫殺人事件』(14)は、原作のストーリーに忠実、さらにSNSやマスコミの野放図さを生々しく映像化することで、よりエンタメ性の強い作品となった。美人OL殺人事件をめぐり、関係者たちの証言によって、不審な容疑者・城野美姫の存在が浮かび上がっていく。テレビ局のワイドショー番組のディレクター・赤星役を演じた綾野剛は、本作で第88回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞を受賞。容疑者・美姫役の井上真央は、第38回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した。語り手の虚言と真実が入り混じり、ひとつの出来事が幾通りもの様相を見せるという、湊かなえ版「藪の中」の醍醐味を楽しめる1作だ。


■15年間を描く純愛ミステリー「Nのために」
脚本の奥寺佐渡子をはじめ、ドラマ「夜行観覧車」のスタッフが再結集して制作された「Nのために」(14)。高級マンションで起こった殺人事件の現場に居合わせた4人の男女。そのうちの1人が逮捕されるが、事件から10年の時を経て、元警察官が改めて事件の真相を追い始める。湊作品は章ごとに語り手が次々と変わったり、時系列が錯綜したりするものが多いのだが、このドラマ版では時系列を再編成し、15年間という時間軸を過去から順番に描き直すという構成を採用。榮倉奈々演じる希美と、窪田正孝演じる成瀬の高校生時代を丁寧に描いたことで、みずみずしく切ない青春ドラマとしての魅力も高まった。ちなみに本作で共演した榮倉奈々と賀来賢人が、1年の交際を経て、2016年に結婚するきっかけとなった作品でもある。
■過ちを冒した女性たちの複雑な心理を描き出す「ポイズンドーター・ホーリーマザー」
全6話の連続ドラマ「ポイズンドーター・ホーリーマザー」(19)は、2016年に刊行された短編ミステリー小説集を映像化したもの。母と娘の関係を軸にしながら、さまざまな苦悩を抱える女性の複雑な心理と、彼女たちが冒してしまう過ちを描く。各話の主人公を演じるのは、寺島しのぶ、足立梨花、清原果耶、中村ゆり、倉科カナ、伊藤歩の6人。特に表題作となる1話と2話は、同じ出来事であっても、人によって受け取り方や印象がまるっきり変わってしまうという、湊作品ではおなじみの残酷な現実が鮮やかに映しだされる。

■“母性”とは?最新作では真正面からテーマを突きつける

そして、現在公開中の新作『母性』は、タイトルどおり、一般的に女性にもともと備わっていると思われている“母性”とは一体何なのか?という問いを真正面から突き付けてくる問題作だ。無償の愛を与えてくれる母のもとで育ち、その娘であることに何よりも幸福を感じていたルミ子。一方、そんなルミ子のもとで、良き娘であろうと苦しみながら、母の愛をひたむきに求め続ける清佳。それぞれにとって最愛の母、そして祖母の悲劇的な事件を境に、2人の運命は大きく変わっていく――。

監督は『ヴァイブレータ』(03)、『余命1ヶ月の花嫁』(09)の廣木隆一。脚本は『ナラタージュ』(17)の堀泉杏が担当した。庇護される娘から、結婚し、子供を産んだことで、母、長男の嫁へと大きな変化に迫られる主人公・ルミ子を演じたのは戸田恵梨香。湊かなえ原作の映像化作品への出演はドラマ「花の鎖」(13)や「リバース」(17)に続き3度目となる。ルミ子の娘・清佳役には永野芽郁。多感な思春期の高校生から、社会人となった後の2つの時代の清佳を見事に演じ分け、母との関係に苦しむ娘の揺れ動く感情を体現している。

これまで映像化されてきた作品を見ても分かるように、“母と子”、特に同性同士である“母と娘”は、湊がデビュー当時からずっと書き続けている大事なテーマのひとつ。また、過去と現在が交錯し、章ごとに語り手が入れ替わるという手法も、湊作品の大きな特徴だ。本作でも、ある未解決事件が起きた現在の事象と、母と娘が回想する2つの事象を行き来しながら物語が進んでいく。母親と娘の2つの視点。はじめのうちは、それぞれの見え方、感じ方の違いが明確だったはずなのに、いつしかどちらの視点のものなのかが曖昧になっていき、最終的な判断は観客にゆだねられるという演出が心憎い。

どんな真実も多面的であり、私たち人間もまた「この人はこういう人」だと一言で言い切ることができない多面体な存在であること。それを教えてくれる湊かなえ作品には、年を重ねたり、環境が変わったりした後に読むと、新たな解釈が得られる懐の深さがある。物語に自分の経験や価値観を重ね合わせつつ、登場人物たちがこの後、どのような人生を送るのかに思いを馳せずにはいられない湊作品の魅力を、じっくりと味わってみてほしい。

文/石塚圭子

提供元:Yahooニュース
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