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平野綾、声優界の姫からミュージカルで存在感「新しいキンキン声を復活、引き出し増やさなくては」(夕刊フジ)

「とにかく、いつでも何でも勉強したいんです」
愛らしい顔立ちと澄んだ美しい声で「声優界の姫」として大ブレーク。その一方でミュージカル界にも進出し、世界初演のミュージカル「レディ・ベス」でヒロインを好演するなど、次々に話題作に出演して大きな存在感を示している。
取材中、訴えるように「何でも勉強…」を何度も繰り返した。
「子供のころから舞台やディズニー作品が大好きで、ミュージカルをやりたい」と10歳の時、自分の意思で児童劇団に入団。子役時代のCMやアイドル活動を経て、声優としての人気が高まり、テレビアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のハルヒ役で大きく知名度を上げた。
「人生が変わりましたね。ちょうど大学に入ったばかりだったんですが、2週間でやめたんです。コンサートや海外でのお仕事も増えて、急に世界が広がりました」
そんな声優としての絶頂期に、ミュージカルへ挑み、初舞台の「嵐が丘」から、大ヒット作「レ・ミゼラブル」のエポニーヌ役、そして「レディ・ベス」で主演と活躍が続いている。
「もともとミュージカルをやりたかったので、いいタイミングでお話をいただいて。でも、私は圧倒的に経験値が足りない。がむしゃらに必死でやったけれど、悔しさが残りました」
そこで昨年春から約半年間、一切仕事を休んで、単身でニューヨークに留学した。
「語学学校に通いながら、ボイストレーニングなどしていました。実は私、父の仕事の関係で子供のころに1年ほどニューヨークに住んでいたことがあるんです。だから、いつか留学したいと思っていたのと、ちゃんと舞台をやりたいという意思を伝えるためにミュージカルの基礎を勉強したかった」
留学の成果はどうだったのか。
「私は自分に自信がなかった。ニューヨークで誰も知らない中で生活し、いろんな国の方とも会話できた。生きていく力が身について、それが自信につながりました」。しっかりと成長が実感できたようだ。
今年最初に挑戦するミュージカルは、ウディ・アレン脚本のコメディー「ブロードウェイと銃弾」。アカデミー賞助演女優賞などを受賞した1994年公開の映画をアレン自らがミュージカル化し、スーザン・ストローマンの振付で2014年にブロードウェーで上演。1920~30年代の禁酒法時代を背景に、陽気な笑いとソング&ダンスがたっぷりのスタイリッシュな作品に仕上げた。
日本初上演の今回は、劇作家役の浦井健治とギャングのボディーガード役の城田優のダブル主演で、演出は福田雄一。平野はマフィアのボスの愛人オリーブ役で、キンキン声でろくにセリフも言えない大根女優という設定。それなのに、出資者のボスがオリーブをブロードウェーの舞台の主演女優にごり押しすることから、てんやわんやの大騒動に…という展開になる。
「ガラッと変わって、前作の女王役とは真逆。この作品は普通の人が出てこなくて、ちょっとダメな人間ばかりなんだけれど、その中でも一番トラブルを起こす元凶になっているのがオリーブ。高い声は若いころのアニメでやったけれど、ここ数年は封じてきたんです。だから新しいキンキン声を復活して、声の引き出しを増やさなくては。ウディのコメディーを福田さんがどう料理するのかも楽しみ。思いっきり弾けます」。また新しい挑戦がうれしそうだ。
このあとも人気ミュージカル「モーツァルト!」のコンスタンツェ役での再演も決まっている。
30歳になったが、「結婚願望は一切ない」ときっぱり。
「やりたいことが多くて。ミュージカルを中心に、声優のお仕事も続いていて、今のペースがちょうどいいぐらい。そろそろストレートプレーもやりたいですね。次々にお仕事をいただいてありがたいですが、ちょっとでも時間ができたら、アメリカやイギリスに勉強に行きたいんです。もっともっとステップアップしたい」
貪欲に女優業に突っ走っている。(ペン・平松澄子 カメラ・須谷友郁)
■平野綾(ひらの・あや) 女優、声優。1987年10月8日、名古屋市生まれ。30歳。98年に子役として活動を始め、テレビアニメの声優としてさまざまな声のキャラクターを演じ分けて人気者に。代表作は「涼宮ハルヒの憂鬱」のハルヒ、「NANA」の芹澤レイラ、「DEATH NOTE」の弥海砂など。ミュージカルは2011年の「嵐が丘」を皮切りに「レ・ミゼラブル」「レディ・ベス」「モンティ・パイソンのスパマロット」「マーダー・バラッド」など。
ミュージカル「ブロードウェイと銃弾」はほかに、前田美波里、ブラザートム、保坂知寿らが出演。公演は2月7~28日=東京・日生劇場、3月5~20日=大阪・梅田芸術劇場メインホール、3月24日~4月1日=福岡・博多座。
提供元:Yahooニュース